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袖丸

今日は、朝の時点で雨天でしたので、作業中止の判断をいたしました。そこで、現在進行中の準備作業として、袖丸(そでまる)の合端(あいば)作業の模様をご紹介いたします。

そもそも、袖丸は平瓦に段差がある場合に使われる瓦でして、素丸の片側に垂れが付いている瓦のことです。昨日も、少し袖地について触れていますが、再度ご覧いただきます。

棟の際辺りから段が付き始めます。
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そして、なだらかなカーブを描き、中段で段差が最も大きくなります。
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そして、破風尻(はふじり)辺りで元の高さに戻ります。
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それでは、実際の合端作業の話です。ちなみに、合端とは瓦の接合部分を切断や研磨などで隙間無く合わせたり、ねじれの修正や寸法切りなどを行う作業のことで、尚且つ次に葺く瓦の納まりをも考慮される場合に、こう呼ばれます。余談ですが、合端で検索したところ、予想に反して、石材関係の記事が多く見られました。

まず、選別作業を行います。今回、垂れの長さが3寸と5寸の物を準備しました。瓦には左右の区別がありますので計4種類の袖丸瓦、およそ600枚の選別を行いました。結果のバラツキを抑える為、一名で作業を行いました。この選別次第で仕上がりが左右されますので、かなりプレッシャーのかかる作業と言えます。この作業で、一枚一枚の瓦のクセと、全体的な瓦の出来上がりの傾向を把握して、配列が決められていきます。

作業台の上に瓦を並べまして、コンパスを使いケガキをします。
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そして、無駄な部分を落とします。再度、微調整をして、次の瓦へと移ります。
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一定の枚数に達すると、段差を出す基準となる素丸の下端の墨出しです。
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予めこのような一覧表を作っておきます。これは、屋根の位置と、袖丸瓦の順序と、素丸の下端(したば)を基準とした段差の寸法が記入されています。○○分などと書かれていますが、決して時間ではございません。
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この表に基づいて、瓦に段差の寸法取りをしていきます。
sodemaru05

印と印を線で結びます。
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目視でチェックし、綺麗なラインになるように修正します。
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赤の線が修正後のラインです。
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作業を終えた瓦は、位置や順序を間違えないように、ナンバーを入れます。
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