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現場調査42

昨日、お取引先のご依頼で、葺き替え工事見積りの為の現場調査に出動しました。
research
木造の平屋建てで、切妻棟違いの屋根です。セメントの通称S型が葺かれた屋根で、建物全体も、結構年季が入った建物でした。

これが、実測に基づいた屋根伏図です。
cad
大棟は、3本あります。棟違いになっている他は、複雑な箇所は無く、仕事をしやすそうな屋根です。

実測が終わると、屋根の上での調査です。

の上を歩くと、微妙な感覚が足に伝わりました。をめくってみますと、やはり…。横桟木もベニヤ製で、ボロボロの状態でした。
research
野地板には、厚さ4ミリのベニヤ板が使われており、耐力は全くありません。このように、垂木位置には、跡が付き、垂木間のベニヤ板は沈んでいる状態でした。の上を歩いている時でも、垂木の位置が足で感じ取れる状態です。今回は、厚みが4ミリと極度に薄い物が使用されていますが、通常使われる12ミリの合板の場合でも、このような状況は、数多く見て来ました。拙者が、合板に不安を感じる理由が、ここにあります。

今回は、既存のセメントを撤去し、新しくカラーベストで葺くご計画なのですが、この場合に注意しなければならない事があります。

まずは、屋根下地の工事が必須になるという事です。

これが、現況です。
cad

カラーベストを葺く時は、このように屋根下地を作り直す必要が出て来ます。
cad
野地板に関しても、増張や張替等を行う事が、葺き替え工事を行う上での前提となっております。

次に、壁取り合いの面です。
research
カラーベストでは、屋根材の厚みが異なります。その為、通常の壁取り合いの施工を行っても、既存の雨押えとの間に大きな隙間が生じてしまう為、別途何らかの処置を必要とします。また、こちらでは丸で囲んだ部分の雨仕舞が不十分ですので、ここの処置も必要です。

カラーベストの施工単価自体は、瓦に比べ安価なのですが、今回のような葺き替え工事の場合、屋根下地の改修など割と大きめの付帯工事が別途必要になってきます。タイプが大きく異なる屋根材への葺き替えの場合は、こう言った事も考慮の上、ご検討下さい。
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tag : 葺き替え カラーベスト 屋根下地 野地板 付帯工事

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