昨日の記事
大型掃除機の続きです。
土を撤去したお次は、
杉皮の撤去に移ります。
杉皮を撤去すると、下地の
竹が見えて来ました。
竹も、大変きれいな状態で、その耐久性に改めて驚かされました。
竹を撤去すると、ようやく
垂木が見えて来ました。

今時のキチンと寸法の揃った物と異なり、不揃いな
垂木でした。見た感じ、腐っているような箇所が目立っておらず、幸いでした。
屋根の裏には、ホコリが多く落ちますので、この後の掃除も大仕事です。

さて、こちらの現場では、瓦撤去作業とは別に、もうひとつのチームがあります。それは、大工さんです。傷んでいるところを
補修し、野地板を張っていただく事をお願いしています。屋根の
補修中に、新たに傷んでいるところが見つかりまして、急遽そちらの
補修をしていただきました。

屋根が大きい為、
屋根裏を立ったまま移動できます。日頃は、這いつくばるように移動するのが常なのです…。また、
屋根裏を見たことで、
合掌造りである事を知りました。
棟にも、凹凸が目立ちましたので、棟木の通りも修正していただきました。


ここで、活躍されたのが、
山田建築の
嘉木さんでありました。

応援ありがとうございます!
補修が終わると、野地板をはり、下葺き材の施工へと進みます。

このような類の工事では、工法や内容などで、
見積り金額が大きく異なってくるものです。また、工事中に、新たな
補修を要する箇所が出てきたりと、
見積る側にとっても、大変難しい仕事となります。様々な事を想定して
見積りを行うと、高額になってしまい、受注機会を逃してしまうと溜息をつかれる元請け様も少なくありません。お客様側にとっても、比較検討で安い
見積りの方に行かれる訳ですが、最終的には追加の連続で、逆に高く付いたというお話を聞く事も多々あります。相
見積りは、出す側も受け取る側も、難しいものです。
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