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チョンボ

今日は、お取引先のご依頼により、雨漏り調査に出動しました。建物を見た時、立派な造りで、瓦も古そうにないので、どうして雨漏りするのだろうと疑問を持ちました。

早速、屋根に登ります。
research
こちらでは、平成3年の台風17号・19号が大きな被害をもたらした訳ですが、こちらのお宅でも、当時被害に遭われたようで、補修の痕跡がありました。しかし、外観で見た感じ、雨漏りがするような状態には見えませんでした。

他に目を移すと、『ん?』と思わせる状態の箇所がありました。
sugaru sugaru
登りが合っておらず、取り合い箇所をコーキング処置した状態です。屋根に網が見えますが、これは、家主様が瓦の飛散防止として、被せてあるようです。このように、網を掛けてある屋根を見る事は珍しくありませんが、実際に大型台風が襲来した際には、何の役にも立たないような気がします…。逆に、屋根に登った時に、足を引っ掛けてしまい、とても危険です。

軒先部分を見ますと、『ありゃま…』
sugaru
屋根は寄棟形状で、一本の隅木を短くしている為、二箇所にすがる部分が出来ていました。ところが、この登り割付が出来ていない為、これを境に登りが合っていなかったのです…。

ちなみに、取り合い箇所の瓦を外してみました。
research
どう見ても、新築工事の屋根仕舞の時点で、割付が出来ていなかった様子です。

考える原因は、
 1.瓦屋さんから大工さんに対して、正しい割付が伝わっていなかった。
 2.かなり適当な大工さんだった。
だと思われます。責任の所在は不明ですが、かなり大チョンボです。
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tag : 雨漏り すがる 登り 割付 調査

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雨漏り

この縋るの取り合い部分からだけですか?
隅棟は、熨斗勾配が緩く全体に水廻ってそうですけど?

Re: 雨漏り

>さすらいの絵描き様

アドバイスありがとうございます。
この件ですが、リフォーム工事中に天井のシミにお気づきになられたようです。普段は、あまり使っておられない部屋のようで、このシミが台風時の物か、それ以後の物か区別がついていません。

下地の状態を見ましたが、漏水の痕跡が不明瞭で、拙者も正直この取り合いだけとは断定していない状態です。平部もかなり甘い葺き上がりとなっていますので、該当の屋根は平部も含め葺き直しを考えています。
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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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