スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

再葺き替え

今日は、お取引先のご依頼により、葺き替え工事の見積りの為の調査に出動しました。
research
元請け様によると、築年数がおよそ5~60年という話でした。屋根は、玄関と大屋根が入母屋造りで、玄関のみ箕甲でした。既存の瓦は、一部シルバーの陶器瓦葺きで、残りはセメント瓦葺きで、今回セメント瓦葺き部分のみの葺き替えをご希望でした。

いつもの通り、建物の寸法をとり、一階部分の平面図を起こします。その後、二階を作図します。その後、棟や谷等を書き込んでいきます。そして、軒の出や屋根勾配を確認し、作図は完了です。今日も残暑がきつく、作図していた方眼紙に、汗が滴り落ちます…。

そして、屋根下地などの状態や、問題のある箇所をチェックしていきます。こちらでは、瓦棒葺きの屋根があり、サビが目立ちます。画像を添えて、元請け様に報告しなければなりません。
research

また、雨にも問題がありました。一部は、金具がサビてしまい、軒が欠落している箇所がありました。この他、二階の軒からの雨水が下屋に垂れ流し状態になっており、その部分は雨漏りを予想しましたが、的中です。
research
research
漏水痕が残っていました。このように、瓦に破損などが無い場合でも、他の要因により雨漏りが起きる事があります。

元請け様のご指示では、セメント瓦葺き部分のみという話でしたが、シルバーの陶器瓦葺き部分も、決して良好とは言えない状態でした。平部では、割れや表面の剥離が見受けられました。この他では、降棟が目につきました。
research research
降棟の台土から草が生えている他、降棟自体にもズレが生じていました。この状態も、報告したいと思います。

最後に、屋根下地をチェックしました。所々、瓦を外し垂木と垂木の間の部分を踏んでみて、強度をチェックです。下葺き材が破れている箇所を見てみると、ベニヤ板が見られました。これは、軒裏部分の画像ですが、野地板の間からベニヤ板が見えます。
research
これは、元々土葺きであった屋根を葺き替えた事を意味します。土葺きの場合、野地板をピッタリ詰めて張りませんので、腐食などが無くても、隙間が大きい為、そのままの状態では新しい瓦を葺く事が出来ません。こちらでは、既存の野地板が丈夫であったため、4ミリ程度のベニヤ板を重ね張りしたものと思われます。今回、葺き替えをご決断されると、再び葺き替え工事を行うという事になります。
スポンサーサイト

tag : 葺き替え 補修 セメント瓦 シルバー 雨漏り 調査

comment

Secret

プロフィール

himomaru

Author:himomaru
瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

このブログはリンクフリーです。

画像をクリックしていただくと、大きいサイズで見ることが出来ます。

FC2カウンター
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブログランキングに参加してます
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。