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現場調査36

今日は、日中雨が降ったため、気温が上がらず、比較的すごしやすい日となりました。本来ならば、本日二件の瓦撤去作業を予定していましたが、明日へ順延となりました。梅雨明け以来、猛暑の日々でしたが、職人さん達にとっては恵みの雨となったことでしょう。

さて、拙者は工務店様のご依頼で、朝から雨漏りの調査に行きました。梅雨末期の大雨が降った時に雨漏りしたようです。まずは、室内から、雨漏り位置の確認です。雨漏り箇所は、合計で3箇所あり、天井にシミが残っていました。

そして、屋根の上での調査です。瓦は、和型の“シルバー”と呼ばれる色調です。本来ならば、雨の中では非常に滑りやすい色調の一つなんですが、屋根勾配が緩かったため、登ってみました。

一箇所目です。雨漏り箇所付近にはがあります。
棟の納めが良好とは言えず、納め直した方が良さそうです。
amamori
際の桟瓦の下に、土やモルタル等を敷きこむと、雨漏りの原因となりますので、これはNGです。

また、樋自体にも、問題があります。水返しとして15mm程度折り返してあるだけで、立ち上がりが設けられていません。かつ、その水返しもつぶれてしまい、水返しとして機能していません。
amamori
は、合計で4本ありまして、全て樋の交換を提案させていただきたいと思います。

残りの二箇所ですが、いずれも平部からの漏水でした。
amamori
家主様のお話では、先日の大雨以外は雨漏りしていなかったとのことでしたが、部分的に桟木が腐っているところがあり、以前から雨水が侵入していた事を物語っています。瓦の画像で、重なり部に入り込んだ雨水の跡がありますが、勾配が緩い事や重なり部に溜まったゴミを背景として、瓦の水返し手前まで雨水が到達しています。福岡管区気象台の気象速報値を見ましたが、今日の雨量は、最大でも2mm/h程度の雨しか観測されていません。それを考えると、先日の80mm/hにも及ぶ大雨だと、雨漏りしても不思議ではありませんね。対処としては、下葺き材と桟木を強化し、葺き直す方法が選択されるものと思われます。

最近の瓦では、4寸以下の屋根勾配でも葺けるように高性能化されているものが多くあります。それは、水返しの高さを高くしたり、水下の形状を工夫したりなどして、雨仕舞性能を高めている物であります。最近の“ゲリラ豪雨”と呼ばれる猛烈な雨が増えている中、雨漏り対策として、下葺き材とともに高性能な瓦の選択は非常に有効なものと考えます。
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tag : 雨漏り 補修

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