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現場調査25

これは、以前現場調査を行い、既に補修工事を終えた現場についての記事です。

当初、棟や壁取り合いの面戸しっくいが外れているので、補修をして欲しいという事でした。その調査に際し、屋根全体を点検してほしいという工務店様のご要望でした。

現場に到着し、屋根を見上げると、確かにところどころ棟土が見えているところがあります。全体的には、劣化は少なそうです。
research
破風尻の水切り熨斗が壊れているのは、ご愛嬌です…。

さて、実際屋根に登ってみます。

まず、谷が全部で4箇所ありますが、カラー鉄板の谷樋が錆びています。
research
これは、放置しておくと、最終的に穴が開き、雨漏りします。

棟に関しては、隅棟を中心に台土がもろくなっており、地震でも起きれば間違いなく壊れる状態でした。
research
台熨斗を触ってみると、グラグラしていました…。壁付きの水切り熨斗も、全滅でした。

棟と水切り熨斗に関しては、一旦解体し積み直すのが望ましいようです。谷樋は、新しくステンレス製の物と交換する必要があります。

一旦屋根に上ると、色々なところが見えて来ます。
research
大棟の鬼瓦ですが、三つ組の物が据え付けられていまして、この足のパーツがグラグラしています。(矢印箇所) 銅線で組んであり、時期に切れてしまう事が予見できそうな状態です。このような箇所が、他にもあります。

工務店様からは、“悪い所”は直す見積りをする旨のご指示でした。拙者は、忠実に見積りました。

ところが、予算が無いので、そんなに高額な費用はかけられないという事でした…。確かに、もう少し金額を足せば、瓦が全部新しくなるような金額でしたが…。しかし、落下した瓦が、人に直撃すると、人命を奪いかねません。

最終的には、谷樋を交換し、漆喰が外れているところのみ、漆喰を詰め込むという内容になってしまいました。鬼瓦の足については、工務店様サイドで、コーキングで処置なさいました…。

予算が限られており、我々としては納得のいかない工事でしたが、見積りに際しては、画像などを添え、かなり説明を加えて来た上でのご決断ですので、やむを得ません。
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tag : 補修

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