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片棟の屋根

雪の影響で工事がストップしていた葺き替え工事ですが、随分形が見えて来ました。
fukikae77
降棟は完了し、大棟も残りあとわずかです。隅棟と両妻の壁熨斗を積めば工事は完了です。

さて、昨日の記事で雪下ろしをした現場ですが、地葺きが終わり仕上げ工程です。

ケラバ瓦を付けて、棟を納めるという流れになります。

こういった屋根の場合、木製の破風板の外側に化粧材であるサイディングを貼るという納まりが一般的だと思います。

ウチのお取引先ですと、軒天の施工後にサイディングというパターンが圧倒的です。総二階ですと、影響は少ないのですが、一部下屋があると板金屋さんや外壁屋さんと取り合い、工程の調整が難しい場合が出て来ます。また、程度に差はありますが、サイディングが仕上がるまで、木製の破風板は雨晒し・日晒しの状態となります。

そう言った事を解消するために、以下のような事を実際にされてある工事店さんも多い事と思います。

ケラバについては、サイディングの厚み+数ミリの寸法の木材などを増し打ちして、ケラバ瓦を納めます。
keraba01 keraba02
ケラバ瓦とサイディングの重なり寸法も考慮済みです。

但し、片棟の場合はもう少し工夫が必要になります。

片棟部は、更に厚みのある木材を取り付けます。
katamune01
使用した木材の寸法は、30×105ミリという通常間柱として使われる材料です。

片棟の瓦は、このように納まります。
katamune02
垂れの部分が、少し内側に入り込む形状になっておりますので、その分も加味してケラバより厚みのある材料を使用しました。また、どちらの製品でもそうだと思いますが、出来上がりの形状にやや難がありまして、図面で書いたように形状が整った瓦は皆無ですので、そういった所も考慮する必要があります。ちなみに、この役物は急勾配用の棟瓦と兼用になっており、値段も相当に高くなります。通常使われる三角冠の5倍位の値段になります。見た目はいいのですが、価格的に落とし穴がありますので、注意が必要です。

こういった木材の厚みは、使用するサイディングの仕様で異なってきますので、事前の確認が必要となります。
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tag : 葺き替え 片流れ ケラバ

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