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足腰に負担がかかる屋根

11月は、例年に比べ、雨の多い1ケ月となりました。近畿や中国地方では、観測史上最多の雨量になったそうです。例年、この時期は天気が安定し、仕事がはかどる時期なんですが…。

そういったわけで、今日お邪魔した現場も、本来ならば先月のうちに作業するべき現場でしたが、今月にずれ込んでしまいました。

作業内容は、増築工事に伴い、新設部分と取り合う箇所の瓦撤去作業です。

屋根は、このような切妻屋根です。
espanica01
瓦は、当社も日頃お付き合いがある丸栄陶業(株)さんのエスパニカでした。色調は、素焼とアンダルシア(製造休止色)濃淡の3色混ぜ葺きという仕様でした。このタイプは、S瓦として以前から広く使われている洋瓦です。ただ、以前と比べお客様の趣向に変化があり、混ぜて葺くタイプの色調が主流になっているそうです。最近のカタログを見ていると、以前と色調がガラリと変わっていることに驚かされます。
また、以前の記事に対して親方にコメントを付けてもらいましたが、谷が深い形状で雨仕舞が良いなどの理由で、根強いS瓦ファンも多いようです。

さて、作業の方ですが、先ほどの画像を見ても分かるように、勾配がきつい屋根です。矩勾配になっていまして、角度で表わすと45度となります。日頃屋根の仕事をしている我々でも、気持がいいものではありません。

作業箇所は、ここです。画像は、すでに瓦の撤去が終わった状態です。
espanica02 aspanica03
よくあることなのですが、大工さんの作業が考慮された足場です。(我々は、人間扱いされてない?w) 以後の作業もありますので、足場の修正を依頼した後、瓦の撤去です。ラッキーなことに葺き終い部分でしたので、ケラバ瓦を外すと、桟瓦を外すのは比較的簡単です。工具などを挟み、瓦を浮かせた状態にして、釘を引き抜きます。葺き終い部分なので、瓦が簡単に浮くというわけです。これが、葺き始め部分だと、もう少し手間取っていたことでしょう。

大工さんが、増築部分の土台敷きをされており、明日から建て方を行われます。増築部分は、屋根勾配が1.5寸勾配ということで、瓦棒葺きとなるそうです。我々は、取り合う箇所の瓦を納めて任務完了となります。

ところで、こちらの施主様はりんご園を営んでおられます。
apple01 apple02
アップルパイなど加工食品の製造をされているそうです。

現場を離れ、途中でドコドコカーを見物して帰りました。(特定の方向けの文章ですw)
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tag : エスパニカ 増築

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急勾配&緩勾配

急勾配は、身の危険を感じますね。
先日、逆に3寸勾配を施工したのですが、屈み過ぎて腰を痛めてしまいました。
3日間寝込んで、今も療養中です。
4~5寸勾配が良いですね・・・。

Re: 急勾配&緩勾配

いつもありがとうございます。腰は大切ですから、お大事になさって下さい。

確かに、緩勾配のときは、余計に前かがみになりますので、負担がかかりますね。
他では、腹が出ている職人さんだと、急勾配で軒先の施工がキツイといっておりました(笑)

おっしゃる通り、屋根勾配は4~5寸がちょうどいいですね。あとのメンテナンスも考えると、余計にそう思います。
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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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