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ヒビと貫入

今日は、建設会社様のご依頼により、とあるお宅へ補修に伺いました。

昨日、雨樋工事の際に、板金屋さんがに割れやズレがあることに気づかれ、今日拙者が出動したという訳です。日頃、この板金屋さんとは親しくさせていただいている関係で、予め状態を教えていただき、それに応じた構えが出来ました。連携がとれるので、協力業者の顔ぶれが変わらないという事は、非常に強みになります。

早速、屋根に登ります。屋根材は、以前の記事でも書いたことがあるフレンチ瓦でした。

話に聞いていたように、このようなの割れが数枚ありました。
french09
応急的に、シリコンで接着されていたようです。家主様の方で、スペアをお持ちでしたので、交換すれば解決です。

屋根全体を一通り点検してみると、さらに問題が見つかりました。ヒビが見つかりました。
french13 french12

ヒビは、の裏まで通っている状態です。
french10
見難いので、矢印を付けました。このヒビから、雨水が浸入します。これも、交換しなければなりません。これを、放置しておくと、冒頭の画像のような割れに発展します。

合計で、10数枚を交換する作業となりました。思ったよりは、症状が軽い屋根でした。

ところで、貫入(かんにゅう)という言葉をご存知ですか?陶芸に興味をお持ちの方なら、お判りになることと思います。貫入をキーワードに、ググってみますと、下記のような記述を多く見ることになります。

瓦を焼いた後、冷却をします。その際の収縮の度合いが、瓦本体の素地と釉薬で異なり、この差が大きい時にヒビのような状態で固まります。これを貫入といいます。この貫入は、釉薬表面層に発生する物で、瓦の生地にまで達するものではない為、製品の欠陥ではありません。先程の割れやヒビは、他に原因があるという事になります。

実際には、このような状態です。
french11
茶碗や湯呑といった他の陶磁器製品でも、見られた事があるのではないでしょうか?

ある瓦メーカーの営業さんから聞きましたが、施主様が、この貫入を問題視されクレームを言って来られるケースがあり、もともと欠陥ではないため、対応に苦慮されるそうです。こういったケースが多い為か、最近では各社のカタログやホームページに、貫入に関する記載を多く見るようになりました。

ここでは、丸栄陶業株式会社さんのホームページの記載を引用させていただきます。

粘土瓦製品の特性についてのお願い/ご注意

ヒビと貫入の違いを、ご理解ください。
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tag : ヒビ 貫入

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blog開設の件

himomaru様
コメントありがとうございました。
日々建築との闘い報告ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

Re: blog開設の件

ryo様
コメントありがとうございます。
こちらこそ、宜しくお願いいたします。
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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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