スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

屋根材の弱点

先日の記事現場調査14の件ですが、昨日補修工事を行いました。

記事に書いていましたように、屋根勾配がきつい上に総二階であるため、二名体制で作業にあたりました。また、本来ならば、危険な作業条件ですので、足場の設置を求めるところではありますが、足場設置費用が補修工事費用を上回ってしまうケースが多く、現実的には足場を設置していただけない事も少なくありません。今回は、軒先の補修が含まれていたため、作業床を兼ねて材料を仮置きするためのステージを設置していただきました。

まずは、棟包及び木材の撤去です。

撤去した棟包ですが、この通り重ね代が不足しています。
hosyu06
白く見えている部分が重ね代です。塗装工事が行われたようで、塗装が乗っていない部分だけ、白く見えているというわけです。棟包の数量的にギリギリだったのか、施工不良なのかは不明です。

また、これが棟包を固定するための木材です。幅90ミリ・厚さ15ミリの物が使用されていました。ちなみに、今では厚さは18ミリが使われています。
hosyu05
棟を施工する際には、本体を棟際まで葺き、棟芯に沿うように木材を取り付けます。そして、棟包を被せ画像の方向から釘で固定します。

その際の釘ですが、このような物です。
hosyu09
参考までに、ステンレス製の径2.2ミリ・長さ38ミリのカラーネイルを使用しています。

一見、この釘止めは簡単なようですが、以外とそうではありません。
hosyu07 hosyu08
元々厚みのない木材に打ち込む訳ですから、木材に対して真っ直ぐ入らなかったり、割れが生じたりし、十分な保持力が発揮できません。年数が経過したこの手の屋根材の建物を見ると、釘が効いておらず、飛び出ているケースが目立ちます。そればかりか、木材自体が腐ってしまっている事も珍しくありません。切妻屋根の両サイドにあたるケラバにおいても、同様の厚みの木材を使用し、釘止めの方向も同じです。

こういったことを背景として、台風で被害が出る際には、棟とケラバの比率が多いように思います。瓦に比べ、こういった工法を採る屋根材の弱点であります。元々価格帯が異なる屋根材ですので、単純比較するのも、酷な話しではありますが・・・。

今回は、拙者も作業に携わっており、細かく撮る余裕がありませんでした(笑) そんな中、ご近所の屋根で、目に付いたところが、あちこちにありました。
hosyu10 hosyu11

皆様のお住まいは、大丈夫ですか?
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

himomaru

Author:himomaru
瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

このブログはリンクフリーです。

画像をクリックしていただくと、大きいサイズで見ることが出来ます。

FC2カウンター
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブログランキングに参加してます
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。