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住宅葺き替え工事5 その2

先週着工した葺き替え工事は、先日完了しました。

色々な状況を考慮しまして、石州の和瓦を使いました。

瓦棒と取り合う箇所がありましたが、このように駒付一文字軒瓦を使って納めました。
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合端が不要で、このような納めの時に重宝します。

当初、コストを抑える目的で、陶器の平板瓦やコロニアルが候補に挙がったのですが、先ほどの瓦棒の取り合いの他、野地が平坦でないところがあり、2者は適さないと判断しました。
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起り(むくり)屋根のようですが、軒先がお辞儀しているだけです。

また、こちらの屋根は切妻形状なのですが、隅出しをしますと、平行四辺形状の屋根であることが判明しました。葺き替えでは良くあることなのですが、倒れ方の程度に問題がありました。およそ60mmにもなります・・・。数mmであれば、微調整も可能でしょうが、かなりしんどい数字です。苦肉の策で、両端に丸を流しました。
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コストを追求したため、棟は熨斗積みではなく、七寸丸仕様とさせていただいています。

全体的な割付ですが、本屋根の軒先からさらに葺き下ろした縋る(すがる)屋根がありまして、これがややこしくしてしまいました。屋根下地で調整することが出来ないため、通常の桟瓦より小幅な通称〝調整瓦〟を使用しました。当初の予想より枚数を多く使いましたので、予算の面で、ヒヤヒヤしました(笑) 通常の桟瓦に比べると、値段が高いのです。

新築の場合ですと、棟上げ前に瓦に合わせて屋根の寸法を決める作業を行いますが、葺き替えの場合は逆になります。もともとの屋根の寸法に瓦の方で歩み寄らねばなりません。中には、屋根下地を調整するケースもありますが、殆どの場合は瓦で合わせるケースが多いと思います。

このように、同一形状の屋根を葺く場合、新築に比べ葺き替えの方が、材料・手間共に余計に掛かります。たまに、新築と同列の単価を言ってこられる乱暴な話しがあります・・・汗。どうか、こういった事情をご理解の上、商談の際はお手柔らかにお願いいたします・・・。
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tag : 葺き替え 駒付一文字軒瓦

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