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大規模社寺物件 その12

今日は、雨のため現場作業はストップしています。

さて、大きな社寺建築工事の模様に入りたいと思います。

現場は、着工後10ヶ月目に入りました。

前月、袖丸の選別並びに合端作業後、垂れの寸法切りが行われていました。

当月に入り、袖丸の施工です。
sodemaru33

納まり状況です。
sodemaru34 sodemaru35
なお、一箇所あたり袖丸は4筋の仕様となっており、垂れの長さ別に、1尺・7寸・5寸の3種類が使われています。数量としては、大屋根全体で掛瓦が212枚、袖丸の1尺と7寸がそれぞれ200本ずつ、5寸が400本とのことです。

下旬に入りますと、棟の施工に向けて、熨斗瓦の選別です。

まず、作業所に熨斗を運び込みます。
senbetsu16
サイズがあまりにも大きいので、運び込むだけでも重労働だったことでしょう・・・。

そして、選別作業です。
senbetsu15
作業に従事してある職人さんと対比してみると、熨斗がいかに大きいかわかると思います。
熨斗の選別方法については、のし選別でも触れておりますので、ご覧ください。

そして、同じ頃に、大棟鬼瓦の合端作業に入りました。
omune_oni21 omune_oni16
画像は、顔の部分を合端している様子です。こちらで使われた鬼瓦は、阿形と呼ばれるタイプで、屋根形状により2組の大棟鬼瓦が使用されます。

足の部分も、パーツを仮に並べるところから始まります。
omune_oni15 omune_oni17
ちなみに、片足だけで100個超のパーツ数になるそうです・・・。パーツを確認しながらの作業となります。

そして、足の合端作業に入ります。
omune_oni18

出荷時点でのパーツの状態です。
omune_oni19 omune_oni20
もともとの鬼瓦のサイズが巨大で、しかも大量のパーツに分かれていますので、それを合端し一つの鬼瓦として組み上げていくのは、相当に難易度の高い作業だったと思われます。

続きは、後日とさせていただきます。
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comment

Secret

No title

はじめまして、ブロブ村大工職人つながりで辿り着きました。
工事当時、門外不出の画像がアップされていたので、
本堂の鬼瓦制作に関わった一人として(大鬼足部分)、
造るのも大変でしたが、施工側のご苦労も、
並大抵では無かっただろうと、
興味津々、見させてもらっています。
工事初期、第1工区には数回足を運びましたが、
異次元の世界だったような記憶があります。
懐かしい・・・
また、寄ります。

Re: No title

ご来訪ありがとうございます。
よもや、実際に鬼瓦の製作に携わった方に、ご覧いただくとは思ってもみませんでした。
拙者は、施工には関わっていない身分ですが、親方のおかげで、画像を通じてこの工事に触れることができました。
今後も、折を見て、この工事を書いていきますので、よろしくお願いいたします。

PS 一足早く、親方のブログで、据え付け後の大棟鬼瓦の画像が掲載されていますので、ご覧下さい。

ブログURL http://kawarakiyo.blog68.fc2.com/
記事URL  http://kawarakiyo.blog68.fc2.com/blog-entry-11.html

No title

親方さんのブログ、
早速、拝見させていただきました。
合せ、組み付けに大変なご苦労だったと思います。
全体の、
鬼瓦制作総監修は、三州の梶川亮治さん。
10尺の胴(鬼面部)は、ご本人の作です。
納期などの関係で、
足は三軒の工房で手分けして造りました。

Re: No title

コメントありがとうございます。
据え付けられた鬼もそうなのですが、合端中の模様をみまして、ひたすら唖然としておりました。
設計段階より、大変なご苦労をなさったことだと思います。
製造から施工まで含めて、歴史的な仕事ですね。
プロフィール

himomaru

Author:himomaru
瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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