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現場調査5

今日は、日頃お取引のある建設会社様のご依頼で、現場調査に出かけました。内容的には、谷部の瓦の留め付け状況が悪く、それを復旧して欲しいとの事でした。

現場に着くや否や、

『わお!』

なかなか立派な旧家でした。お見せ出来ませんが、なかなか広くて立派な玄関です。正直、我が家の居間より広かったです・・・。

まずは、家主様からお困りごとをリサーチです。

お話しを伺っている最中も、時々上を見上げていました。

なんと立派な小屋組みでしょう。
snap08
三脚持参だと、もっといい画が撮れたのでしょうけど・・・。

そして、屋根の上に上ります。ちなみに、30年ほど前に葺き替え工事をされた屋根でした。

主に伺っていたのは、母屋の谷部と離れの隅棟の補修でした。

まずは、谷部です。谷樋は、すでにステンレス製に交換済みでした。現時点で、雨漏りは無いとの事です。
tyousa01
このような谷が、計3箇所ありまして、谷際の瓦がずれているというお話でした。見たところ、大きくズレが生じている様子は無いようです。むしろ、通りが悪く谷樋との重なりが不足しているようですので、谷際の瓦を切り直して入れ替えた方がよさそうです。

次に、離れの状況です。
tyousa02
軒瓦は、駒付一文字軒瓦で葺いてあり、板金部分はステンレス製に葺き替え済みでした。この葺き替えは、家主様が板金屋さんに直接依頼されたようで、当の板金屋さんも瓦屋さんに依頼することなく、隅棟を無理やりこじ上げて板金を差し込まれたようです。その結果、隅棟の先端部分が壊れていました。また、一文字軒瓦も、キチンと納まっておらず、通りが悪い状態でした。
状態を見たところ、全体的に棟の熨斗瓦がグラグラしていて、壊れる手前でしたので、棟の葺き直しをした方がよさそうです。

ご要望のあった箇所でも、目に付いたところがありました。
tyousa03
ここは、母屋と離れの間にある渡り廊下です。棟から草が生えています。棟の台土が常に湿った状態であることの証拠です。言葉で説明し難いのですが、適切な控え寸法が確保されず、面戸のしっくいと、二段目の熨斗瓦がほぼ同面の為、雨水等の切れが悪く棟内部へと入り込んだようです。こちらも、状態が悪いため葺きなおした方がよさそうです。

その他では、破損した瓦が数枚あったので、交換で対処したいと思います。

現場調査の際に、裏にある庭を拝見させていただきました。なかなか立派な庭です。
snap09
普段、まじまじと見ることがないのですが、地面を覆う苔が印象的でした。ポツポツ見えているのが、苔の花です。
snap07
季節毎に紅葉などで表情を変え、大変風情のある庭です。

ひと通り調査を終え、家主様とのお話です。このお宅結構な築年数なんだろうなとは思っていましたが、まさか200年とは・・・。今時の家、どんなに頑張っても、200年は無理ですね。
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