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大棟鬼

今日は、晴れたり雨が降ったりと変な天気でした。

現場の方はといいますと、大屋根の東側で袖丸と刀根丸が仕上がりました。また、南東の隅棟では隅面戸、降棟では衾(ふすま)瓦の施工が行われました。なお、その模様の画像は、全体の構成上省略させて頂きます。

さて、本日のトピックスです。社寺の瓦葺工事にとって、大棟の鬼瓦を据えるということは、大きな節目と言えると思います。それでは、その模様をご紹介いたします。

以前、ご紹介してましたように、鬼瓦の合端(あいば)作業は終えています。まずは、鬼瓦を並べてみて、ボルトを通してみます。ボルトは、二種類を用意しています。これは、パーツ同士をつなぐ長さ150mmの物です。
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これは、胴体と一体につなぐ為の長さ1500mmのボルトを通したところです。
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通りが悪いところは、穴を広げる加工をします。一通り加工を終えまして、屋根に荷揚げします。今回、鬼瓦は屋根の上で組みました。本当なら、組み上げて、クレーンで荷揚げというのが理想だったのでしょうが・・・。

これは、鬼瓦を引っ張る銅線を、棟の鉄骨下地に取り付けている様子です。
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今回、鬼瓦の足は二つのパーツに分かれていますので、それをボルトでつなぎます。ご覧の通り、4本のボルトを使っています。長いボルトが、足の先から胴体まで貫通させている1500mmのボルトです。
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この平らなところが、鬼の股の部分が乗るところです。拝み合わせの部分は、こだわりの細工が見えます。
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組んだ足を、据付けようと持ち上げたところです。かなり重たいです。
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刀根丸の上に乗せ、足元の銅線を仮に締めました。ですが、まだ足から手を離すわけには行きません。その後、もう一方の足も乗りました。
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胴体が乗るように、幅を確認します。この間も、足は支えられたままです。
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幅や傾きを修正した後に、胴体が乗ります。まだ、足は支えられたままです。
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銅線で引っ張られ、長いボルトが締められると一安心です。ようやく手が離せます。胴体の内部はこのような状態です。
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16時に鬼瓦を荷揚げしまして、据付が出来たときは、日没間近でした。頭は、明日乗ります。


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No title

こんばんわ 又、投稿しちゃいました。鬼を留めてるボルトはやっぱり鉄の方が強いんですか?

ジャイコさんへ

ようこそ、いらっしゃいました。
ご質問の件ですが、ボルトは基本的にステンレスの12ミリ径のものを使用しています。もちろん、ナット・ワッシャー・座金の他、降棟に使用した鎖もステンレス製です。鉄ですと、サビという問題があります。従いまして、屋根材を留め付ける材料は、基本的にステンレス製になっています。
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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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