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現場調査44

ここ最近、ブログの更新が出来ない状態が続いていました。その間にも、多くの方に来ていただきまして、ありがとうございます。FC2を利用されているブロガーさんへの訪問もキッチリ行いたいと思いますので、今しばらくご容赦下さいませ。

さて、今日は、お取引先のご依頼で、メンテナンスに出動しました。事前に、写メをいただいて、ある程度予測をした上で出動することが出来ました。

問題の箇所は、ココです。
research
非防災の平板瓦で、棟の面戸しっくいが剥離している状態です。お取引先のご依頼は、数箇所にこのような状態があるので、補修して欲しいという内容でした。

ところが、このような棟の納まりでは、コテが棟土上部の方まで入らない為、一旦棟瓦を取り外し、しっくいを塗る事になります。

事前の写メを見た段階では、もしかして棟金具が入ってないのではとも考えましたが、その心配には及びませんでした。
research
ただ、全体的に見渡してみると、あちこちに剥離が見受けられました。棟土の状態も悪く、この上からしっくいを塗ったとしても、良い結果は得られそうにない状態でした。

そこで、一旦棟瓦を外し、棟土を除去した後に、なんばんで仕上げる方法をご提案させていただく事にしました。その際、一箇所谷がありまして、銅板が使用されていました。数年内に、穴開きが起りそうな状態でしたので、ここの谷樋の交換も合わせてご提案させていただきます。一回で終わらせれば、結果的に費用が安く抑えられます。
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tag : 補修

日本一小さい鳥居

昨日は、九州新幹線の縦断ウェーブの記事を書きました。今日になり、アクセス解析を見ましたところ、この縦断ウェーブ関連のキーワードでお越しになった方が多かった事に、驚いてしまいました(笑) ニュースなどで見ても、各地このイベントで盛り上がったようですね。

さて、拙者は先週の18~19日と、お取引先の旅行に行ってました。

最初の観光は、熊本県宇土市にある粟嶋神社でした。
awashima

こちらで有名なのは、日本一小さい鳥居です。
awashima
由来等については、バス乗車中寝てしまい、説明を聞き損ないましたので、省略させていただきます(汗)

なかなか手強い鳥居でした。
awashima
(画像の男性は、拙者ではありません。)

冬場と言う事で、上着を着ていましたが、何とか小さな鳥居をくぐる事が出来ました。拙者の一行の中には、くぐる事が出来ず断念した方も…(笑) 健康のためにも、体型維持に努めたいものです(笑)

こちらでは、これらの鳥居の他に、受験生向けの合格鳥居もありました。

tag : 粟嶋神社 日本一小さい鳥居

祝!九州縦断ウェーブ

今日は、来月3月12日の九州新幹線全線開通に向け、大規模なイベントが開催されました。内容は、新幹線にCM撮影用のカメラを載せ、鹿児島中央駅から博多駅間を走行すると言うものです。そして、駅や沿線で祝賀ウェーブや手を振る人々を車内から撮影し、開業時のCM映像として使用するという企画です。

予定の時間が近付くにつれ、あちこちで多くの人々を見かけました。
wave wave
wave wave
旗等それぞれ目立つ工夫をされて、お越しの方を多く見かけました。

拙者は、新鳥栖駅付近でスタンバイです。

予定の時刻になり、列車が発車しました。駅舎は直接見えない場所でしたが、人々の動きで発車を察知することが出来ました(笑)
wave wave

列車は、滑るように静かに走り出しました。
wave wave
一両目〝祝!九州〟
二両目〝CM撮影中!〟
三両目〝手を振ってください!〟
wave
そして、最後尾には〝ありがとう!〟のラッピングです。

次の停車駅は、終点の博多駅です。

tag : 九州新幹線 九州縦断ウェーブ

話は、予想外の方向に

お取引先のご依頼により、屋根の調査に出動しました。

家主様からのお話では、リフォーム訪販業者さんから、瓦が割れているという指摘があったと言う事でした。平部なら、その場で交換出来るかも知れないので、楽勝気分で現場に向かいました。

平屋建てのシンプルな寄でした。瓦は、石州の和瓦で銀黒が葺いてありました。
research
当日は、厚い雲に覆われ、光線状態が悪かったため、最初は他の産地の瓦と見間違えました。

というのも、全面コーキングによる接着が施されており、美しい光沢は完全に失われていました…。
research
瓦を汚してしまうため、コーキングによる瓦止めには、良い感情は持てません。

さて、肝心の調査ですが、家主様からお話をうかがうと、瓦の割れではなく面戸しっくいの剥離が問題である事が分かりました。

ここからは、面戸しっくい塗り直しを前提とした見方になる訳ですが、自体に大きな問題が見つかりました。
research research
チリが取れておらず、台のしの継ぎ目から入った雨水は、の内部へと導かれます。この状態では、面戸しっくいの塗り直しは出来ません。また、のし自体も勾配が取れておらず、水切れが非常に悪い状態となっています。

家主様に聞いたところ、やはり雨漏りが発生したようです。この箇所は、のし勾配が取れていないばかりか、逆勾配になっていました…。
research
別の業者さんでメンテナンスをされたようで、コーキングはその時の物のようです。雨漏りのメカニズムが分かると、こう言った処置は無意味なものであると、家主様にはご理解いただきました。

このの状態のままでは、補修を行う事が出来ない為、既存の棟を全て解体し、新しい瓦で積み直す事をご提案させていただきました。話が思いがけない方向に進んだため、家主様は、かなり衝撃を受けておられました。

tag : 雨漏り 現場調査 コーキング

屋根の断熱

先月の記事大型掃除機の現場も、地葺きが終わり、袖付けの工程です。
jibuki
もう、雨の心配をする必要が無くなりました。

さて、こちらの屋根は、元々土葺きでした。葺き替え工事にあたり、葺き土を撤去する事になりますが、そこで家主様が気になられた事が、屋根の断熱でした。土葺きでは、瓦のズレなどが発生しやすく、マイナス面がクロースアップされがちですが、一方で優れた断熱性能を発揮しています。ところが、葺き土を撤去する事により、屋根の断熱性能が、著しく低下する事も事実であります。

現在では、天井裏にグラスウールを敷いたり、垂木間に断熱材を入れたりなどの工法が採られており、それらの工法が検討されましたが、昨今の品不足により調達が難しい状況になっています。そこで、今回は瓦の下に断熱材を敷きこむ方法が採用されました。
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使用しているのは、紀和産業(株)さんのサンフォームです。

横桟木間にはめこみ、専用のピンで押さえるだけです。
dannetu dannetu
また、矢印に示すように、桟瓦のツメが入るように、水下側の形状にも配慮がされています。

tag : 葺き替え 土葺き 断熱 紀和産業 サンフォーム

現場調査43

今日も、お取引先のご依頼で、葺き替え工事見積りの為の現場調査に出動しました。

建物は、セメント瓦葺きの二階建てでした。
research

屋根形状を、図にしてみました。
cad
何ら障害物も無く、シンプルな屋根です。仕事もしやすそうです。

軒裏は、化粧垂木となっており、野地板にはプリント板が使用されていました。
research
一緒に登った元請け様の棟梁と、一瞬不安がよぎりましたが、プリント板の上には杉の野地板が重ね張りしてあり、安堵しました。また、桁から内側の野地板の状態もよく、このままの状態で、工事が出来そうです。軒裏のプリント板に関しては、張り替えが計画されているようです。

瓦をめくって見た際に、割付の墨が残っていました。
research
日頃、調査で見ている屋根に比べ、丁寧な仕事ぶりがうかがえた光景でした。

さて、既存の瓦を撤去した後、新しく葺く瓦に話の焦点が移りました。当初、陶器の平板瓦も候補に挙がっていたようですが、元々の建物の雰囲気と、この壁取り合いの状況により、和瓦による葺き替えで検討が進められる事になりました。
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ところで、左手の画像には、柄振鬼がありませんが、過去に落下したようです。事故にならなかったのが、何よりです。

tag : 葺き替え セメント瓦 壁取り合い 和瓦

現場調査42

昨日、お取引先のご依頼で、葺き替え工事見積りの為の現場調査に出動しました。
research
木造の平屋建てで、切妻棟違いの屋根です。セメントの通称S型が葺かれた屋根で、建物全体も、結構年季が入った建物でした。

これが、実測に基づいた屋根伏図です。
cad
大棟は、3本あります。棟違いになっている他は、複雑な箇所は無く、仕事をしやすそうな屋根です。

実測が終わると、屋根の上での調査です。

の上を歩くと、微妙な感覚が足に伝わりました。をめくってみますと、やはり…。横桟木もベニヤ製で、ボロボロの状態でした。
research
野地板には、厚さ4ミリのベニヤ板が使われており、耐力は全くありません。このように、垂木位置には、跡が付き、垂木間のベニヤ板は沈んでいる状態でした。の上を歩いている時でも、垂木の位置が足で感じ取れる状態です。今回は、厚みが4ミリと極度に薄い物が使用されていますが、通常使われる12ミリの合板の場合でも、このような状況は、数多く見て来ました。拙者が、合板に不安を感じる理由が、ここにあります。

今回は、既存のセメントを撤去し、新しくカラーベストで葺くご計画なのですが、この場合に注意しなければならない事があります。

まずは、屋根下地の工事が必須になるという事です。

これが、現況です。
cad

カラーベストを葺く時は、このように屋根下地を作り直す必要が出て来ます。
cad
野地板に関しても、増張や張替等を行う事が、葺き替え工事を行う上での前提となっております。

次に、壁取り合いの面です。
research
カラーベストでは、屋根材の厚みが異なります。その為、通常の壁取り合いの施工を行っても、既存の雨押えとの間に大きな隙間が生じてしまう為、別途何らかの処置を必要とします。また、こちらでは丸で囲んだ部分の雨仕舞が不十分ですので、ここの処置も必要です。

カラーベストの施工単価自体は、瓦に比べ安価なのですが、今回のような葺き替え工事の場合、屋根下地の改修など割と大きめの付帯工事が別途必要になってきます。タイプが大きく異なる屋根材への葺き替えの場合は、こう言った事も考慮の上、ご検討下さい。

tag : 葺き替え カラーベスト 屋根下地 野地板 付帯工事

現場調査41

今日は、お取引先のご依頼で、現場調査に行って来ました。

下図のような増築工事をご計画中で、既存の屋根材を確認する事が、主な目的でした。
reform
妻側が伸びる増築です。

予め、既存がスレート葺きとお聞きしていまして、一つの事が気になり、事前に確認しておきたかったのですが、現場に到着し、予感は見事的中しました。
collarbest
屋根材は、松下電工時代のフルベスト24でした。

なぜ、気になったかと言うと、現在流通しているカラーベストと、働き寸法が異なるため、増築工事の場合は相応の備えをしておく必要があるためです。

これが、フルベスト24です。働き寸法は、縦227mm×横600mmです。
collarbest

現在、流通しているカラーベストシリーズのコロニアルを並べてみました。
collarbest
一方のコロニアルの働き寸法は、縦182mm×横910mmと、全く異なります。

よく、既存のフルベスト24に合わせて、葺き足を延ばしたらどうよ?という話になりますが、そうすると釘穴が露出してしまい、NGです。
collarbest

フルベスト24は、既に製造休止になっており、本体を入手することは、非常に困難であります。その場合、このように取り合いを作り、増築部分をカラーベストで葺いていくしかないと思われます。
collarbest

この手の屋根材を総称して、一般の方がコロニアルとおっしゃる事が殆どです。工事が始まって慌てる事がないように、何事も事前の確認が必要です。

tag : 増築 コロニアル フルベスト24 確認

苦肉の策

昨年の記事手間がかかる屋根補修工事が、今日完了しました。

面戸の補修は、当初の計画通りに、部分補修となりました。

そして、大がかりな工事が予想されていたですが、棟を解体して樋を交換すると、工事代金が高額になる事が懸念されていました。元請け様と家主様の協議の結果、内容の大幅な見直しが行われました。

その結果、銅製樋の穴開きは、塗膜防水による対処となりました。
tani
施工は、専門の防水工事業者さんが行われました。

防水屋さんの工事が完了後、際の瓦を復旧して、工事完了です。

このような立派な屋根の場合、樋の素材を吟味するだけでなく、親方がやっているような谷平瓦は、谷樋の腐食を防ぐだけでなく、見た目も美しい納めで、おススメです。

さて、肝心の親方ですが、最近ブログの更新が途絶えてます。聞きましたところ、忙しい日々のようです。落ち着いたら、ブログの方も再開出来るかも?

tag : 谷平瓦 補修

スヌーピーJ号 2

福岡周辺を航行していたスヌーピーJ号も、次の係留地である長崎へと移動したようですね。
snoopy
画像は、福岡県飯塚市内に係留していたときの物です。県下をフライト中、青空を背景に撮ることが出来ず、残念でした。

明日は、係留地でイベントが予定されているようですね。

tag : スヌーピーJ

クレーンの合図

現場作業の際に、クレーンは欠かせない存在です。大きな現場や、タワーでの荷揚げが困難な現場など、様々なシーンで活躍します。

当ブログ内の現場においても、何度となくクレーンの出番がありました。
niage1 niage05 crane
niage crane

クレーンと言うと、ある程度の規模の現場になると、このような合図法の掲示物を見かけます。
crane
現場状況により、無線や手での合図を行い、クレーンの誘導を行います。

クレーン等安全規則により、以下の事が定められています。

(運転の合図
第25条 事業者は、クレーンを用いて作業を行うときは、クレーンの運転について一定の合図を定め、合図
      行う者を指名して、その者に合図を行わせなければならない。ただし、クレーンの運転者に単独で作業を
      行わせるときは、この限りでない。
    2 前項の指名を受けた者は、同項の作業に従事するときは、同項の合図を行わなければならない。
    3 第一項の作業に従事する労働者は、同項の合図に従わなければならない。
(運転の合図)
第71条 事業者は、移動式クレーンを用いて作業を行うときは、移動式クレーンの運転について一定の合図を定め、合図を
      行う者を指名して、その者に合図を行わせなければならない。ただし、移動式クレーンの運転者に単独で
      作業を行わせるときは、この限りでない。
    2 前項の指名を受けた者は、同項の作業に従事するときは、同項の合図を行わなければならない。
    3 第一項の作業に従事する労働者は、同項の合図に従わなければならない。

上記の中で、一定の合図を定めるために、上の画像のような掲示がなされています。

tag : クレーン 合図 クレーン等安全規則

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Author:himomaru
瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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