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九州一周駅伝

今日から、とある店舗併用住宅の新築工事現場に乗り込みました。

大屋根はコロニアル葺きとなっており、野地板は厚みが12ミリの合板が使用されています。
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なお、躯体は鉄骨造で、野地板はリーマフレキと呼ばれる専用のビスで施工されます。
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まず、軒先水切を取り付けます。
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そして、下葺き材を施工します。
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野地の面積およそ170㎡に対して、20本ほど使用しました。通常の2倍の使用量に相当します。これは、二重に貼る設計になっているためです。単純に、340㎡分貼るということになります。ちなみに、図面指定により、22kgアスファルトルーフィングを使用しています。

現場で、あれこれやっているうちに、現場が面している道路が賑やかになってきました。白バイやパトカーを頻繁に見かけました。また、沿道には人々が集まり始めました。

10月29日より九州一周駅伝が開催されていまして、大会3日目である今日は、佐賀から熊本までの区間でレースが行われました。我々の現場は、コースとなっている道路に面しているというわけです。

先導する白バイが見え始め、その後ろに選手です。

トップで通過は、宮崎県チーム。その後、福岡県、長崎県チームと続きました。
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沿道の声援に応える力走振りでした。
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tag : コロニアル 鉄骨 九州一周駅伝

月下美人

先日、拙者の両親宅で月下美人が開花したとの連絡があったため、行って参りました。といっても、我が家とはスープの冷めない距離に住んでいますので、散歩気分です。

鉢は室内においてあり、玄関を開けると、独特の香りがしました。
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一年に一度しか咲かないということを、よく耳にしますが、実際には、株の体力が十分に回復しさえすれば、二度咲くらしいですね。

tag : 月下美人

ヒビと貫入

今日は、建設会社様のご依頼により、とあるお宅へ補修に伺いました。

昨日、雨樋工事の際に、板金屋さんがに割れやズレがあることに気づかれ、今日拙者が出動したという訳です。日頃、この板金屋さんとは親しくさせていただいている関係で、予め状態を教えていただき、それに応じた構えが出来ました。連携がとれるので、協力業者の顔ぶれが変わらないという事は、非常に強みになります。

早速、屋根に登ります。屋根材は、以前の記事でも書いたことがあるフレンチ瓦でした。

話に聞いていたように、このようなの割れが数枚ありました。
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応急的に、シリコンで接着されていたようです。家主様の方で、スペアをお持ちでしたので、交換すれば解決です。

屋根全体を一通り点検してみると、さらに問題が見つかりました。ヒビが見つかりました。
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ヒビは、の裏まで通っている状態です。
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見難いので、矢印を付けました。このヒビから、雨水が浸入します。これも、交換しなければなりません。これを、放置しておくと、冒頭の画像のような割れに発展します。

合計で、10数枚を交換する作業となりました。思ったよりは、症状が軽い屋根でした。

ところで、貫入(かんにゅう)という言葉をご存知ですか?陶芸に興味をお持ちの方なら、お判りになることと思います。貫入をキーワードに、ググってみますと、下記のような記述を多く見ることになります。

瓦を焼いた後、冷却をします。その際の収縮の度合いが、瓦本体の素地と釉薬で異なり、この差が大きい時にヒビのような状態で固まります。これを貫入といいます。この貫入は、釉薬表面層に発生する物で、瓦の生地にまで達するものではない為、製品の欠陥ではありません。先程の割れやヒビは、他に原因があるという事になります。

実際には、このような状態です。
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茶碗や湯呑といった他の陶磁器製品でも、見られた事があるのではないでしょうか?

ある瓦メーカーの営業さんから聞きましたが、施主様が、この貫入を問題視されクレームを言って来られるケースがあり、もともと欠陥ではないため、対応に苦慮されるそうです。こういったケースが多い為か、最近では各社のカタログやホームページに、貫入に関する記載を多く見るようになりました。

ここでは、丸栄陶業株式会社さんのホームページの記載を引用させていただきます。

粘土瓦製品の特性についてのお願い/ご注意

ヒビと貫入の違いを、ご理解ください。

tag : ヒビ 貫入

大規模社寺物件 その21

久しぶりに、大規模社寺建築工事現場の記事を書きます。

現場は、着工後22ヶ月目に入りました。

大屋根におきましては、妻面の降棟が施工されました。
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迫力満点の鬼瓦ですね。

また、大棟と取り合う部分の降棟の仕舞が行われ、
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鉄骨製の足場解体に伴い、未施工部分の瓦が葺かれました。
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これで、大屋根も一段落といったところでしょうか。

一方、下層屋根です。

こちらでは、壁熨斗の施工が始まりました。
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熨斗は、合計5段積みのようです。棟もそうですが、壁熨斗もゴツイです。

tag : 降棟 壁熨斗

補修&補修

今日は、拙者の担当分で、二件の補修工事を行いました。

まず、一件目です。

入母屋箕甲造りで、いぶし瓦葺きの屋根です。工事の内容としては、谷が絡んだ雨漏りの補修です。
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片側2.5mで計5mの谷樋の交換工事を行います。既存の谷樋は銅製で、すでに穴明きの補修暦が見られます。

屋根形状が入母屋なだけに、大棟が高いのが難点です。数えたところ、熨斗は合計で11段積みでした。
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更に、難点がありまして、熨斗は全てモルタル積みでした。解体時に手間取る他、熨斗瓦が割れてしまい、再利用は出来そうにありません。
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事実、この工事費用の大半は、棟工事に費やされます。谷樋交換工事は、こうした取り合う棟や壁熨斗等の状況に大きく左右されるため、単純にm単価などで語れるような仕事ではありません。

次の現場は、面戸漆喰工事を行う現場です。

屋根に上がると、まず目に付くのがコレです。
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全数シリコンによる瓦留めが施されています。シリコンに含まれる成分で、瓦を汚くしてしまうばかりでなく、場合によっては台風時、畳一枚分位の瓦が固まりで飛ばされた光景を見たことがあるため、積極的には、おすすめしていません。それでもという場合は、予めリスクを理解していただいた上で、施工させていただいています。また、今回のお宅については経緯を伺っていませんが、たいていの場合は、訪問販売の業者さんが勧められるケースが多いようで、工事代金を聞くと、もう少し足すと葺き替え工事が出来そうな金額を支払われたケースも少なくないようです。

瓦の上に簡易な足場を設けますが、瓦が上がらずに苦労します・・・。
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かつては、余りにも度を越えた接着状況のため、補修できずに葺き替え工事に発展してしまったケースもあります。

肝心の漆喰の状況です。
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白く見えるのが、面戸漆喰です。全体的に浮きが進行していました。よく、この漆喰が剥がれ落ちているのを見られて、瓦がずれているとか割れていると相談を受けます。この場合、棟や壁熨斗の面戸漆喰とおっしゃれば、情報は的確に業者さんに伝わることでしょう。

中には、このように熨斗瓦自体がズレ落ちようとしている箇所が有りました。この箇所は、一旦解体して、積みなおすことで対処します。
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その他の箇所につきましては、一旦漆喰を取り除いたあと
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このように、新しく漆喰を塗ります。
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一旦塗り終わった後、再び鏝で押さえます。

今では、なんばんが広く使われるようになりましたので、将来的にはこのような仕事も無くなるんでしょうね。この他では、棟下などを面戸瓦で納めるといったグレードの高い工法もあります。

現場調査16

前回記事の後半で触れました和風住宅の現場ですが、本日漆喰工事を行いました。

これが、漆喰です。今回、白漆喰での施工となります。
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漆喰・砂・セメントを配合し、水を加え練った物です。

まず、下塗りを行います。
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そして、上塗りです。
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再度、鏝で押さえ、仕上がりです。
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かなり、ゴテゴテした仕上がりですが、これには訳がありまして、元々このような仕上がりになっていたことの他、前回書きましたように切り合わせの精度がこのように低いという事情があります。
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ちなみに、これは下塗りの状態であり、熨斗瓦同志の隙間を埋めたに過ぎません。こういう精度だと、お客様に叱られそうです・・・。

さて、今日は工務店様のご依頼により、葺き替え工事の見積りの為、現地にお邪魔しました。運がいいことに、先程の漆喰工事の現場とは、目と鼻の先でした。

早速、屋根に登りますと、いきなり衝撃的な光景です。
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折角された塗装工事ですが、このように無残な姿になっています。瓦の上を歩くと、パリパリと独特の音がします。塗装工事においても、しっかりした業者さんに依頼しましょう!

葺き替え工事の見積りにおいては、現地での調査が必須となります。屋根の寸法を調べる他、

瓦をめくって、下地の状態を見るとか、
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屋根勾配を調べるとか、
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立地条件や屋根上における障害物の有無などです。
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こういった調査により、事前に様々な事情に対処することが出来、工事自体を円滑に進められる他、着工後に発生する追加費用も抑えることが出来ます。拙者自身は、追加費用の発生しない見積りを心がけています。契約時に安く受注し、その後の追加でガッポリという話を聞くことも少なくありません。見積りを依頼される際には、見積りの内容及び範囲は、しっかりとチェックして下さい。

tag : 補修 漆喰工事 葺き替え 見積り 調査

和風住宅

一昨日の記事住宅葺き替え工事6の現場ですが、仕上げ工程に入っていまして、工程待ち部分を除き、明日完了予定です。
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ストレート葺きですので、個性的な葺き上がりです。

一般的な、千鳥葺きタイプとは、雰囲気が違ってきます。
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さて、今日は、お取引先のご依頼で、補修工事の下見に出動しました。

建物は、一部二階の寄棟屋根で、丸栄陶業(株)さんの和型 銀いぶし瓦が使用されており、軒瓦は一文字軒瓦という仕様でした。
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築15年という話でしたが、瓦はきれいな状態を保っています。

ご依頼内容は、漆喰の塗り替えです。

親方のブログかわらふきしより、引用させていただきますが、記事屋根の形状2中の図屋根の名称1において、陸棟と隅棟が会する箇所の取り合いが漆喰仕上げとなっており、その漆喰が取れているところが目立つため、塗り替えをご希望です。状況を見たところ、熨斗瓦及び丸瓦の切り合わせが甘いため、漆喰を巻いたというのが実態のようです。

念のため、屋根全体を見渡しましたが、他には急を要するような箇所は見当たりませんでした。ただ、谷樋に銅板を使用してあるため、将来的には交換が必要になると思われます。

屋根を見渡している際に、目についた物がありました。
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桁部分を撮った物です。こちらは、化粧垂木と言い、垂木が表に見える作りになっています。そういった場合、垂木と垂木の間に、桁の位置で面戸を取り付ける事になります。通常、カンナで仕上げた板を取り付けるのですが、こちらではヒョウタンの形に刳りぬいた物が取り付けられていました。凝ったことをされていますね。

全体的な建物の感想ですが、時間が経つごとに深みが増す家だなと思いました。今風の家は、どちらかと言えば、年々色あせていく家ですからね。お金があったら、家にこだわってみたいものです・・・。

住宅葺き替え工事6

今日は、気持の良い晴天でした。

TVなどで報じられていましたが、国立天文台のホームページによると、オリオン座流星群を見ることが出来るそうですね。今夜は、雲が少ないのでチャンスがありそうです。

さて、先週の記事現場調査15の冒頭で触れました葺き替え工事ですが、現在地葺きの真っ最中です。

今回使用しております瓦は、工務店様の指定で、株式会社 山平さんのAN-3という製品です。
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色調は、新銀です。今回、葺き替えの対象となっていない屋根がありまして、そちらには、いぶし瓦が葺かれています。そこで、色調が近い物として、この色をチョイスされたようです。

他の平板瓦と異なり、ストレート葺き仕様になっている個性的な瓦です。
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葺き上がりは、瓦の目地が強調されるので、割付を行い、縦の墨出しを行って葺いています。また、一般的な千鳥葺き方式の平板瓦と異なり、谷がある場合の屋根においては、和瓦感覚で葺きやすいとウチの職方が言っておりました。

また、対応する屋根勾配は3寸からとなっており、緩勾配の屋根にも使えるという特長があります。瓦の性能上、対応できる屋根勾配の境目は、4寸勾配です。従って、4寸未満の屋根勾配においては、使用できる瓦の選択肢が狭められます。

なお、4寸未満の屋根勾配に葺ける瓦と工法は、各種ありますので、詳しいことはお近くの屋根工事店さんなどにお尋ね下さい。

tag : 葺き替え 山平 AN-3

チャレンジ!

今日は、当社内で瓦葺き勉強会が行われました。

当社が日頃お世話になっている工務店様を中心として、若手大工さんの有志が集まられたグループが主催され、講師は親方でした。なお、拙者はお手伝い及びブログネタ収集という関わり方です(笑)

なお、今回緑窯業株式会社さんにご協力いただいていまして、ナイスだぜ ガッチリくんという製品名の和型いぶし瓦を使用しています。この瓦は、縦桟工法に対応した瓦で、一般的な防災瓦と比べ、更にプラスの強度を発揮します。
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朝9時には、既に架台の準備が始まっていました。
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二つの架台が準備されました。切妻一本棟と谷有りの棟無しです。

切妻の方は、軒に一文字軒瓦、袖瓦は切袖瓦を使う仕様です。一方、谷有りのほうは、軒瓦こそありませんが、谷に谷瓦を葺く仕様です。更には、電動工具を使用せず、瓦の切断などはタガネを使うということになっています。正直、初めて瓦を葺く人にとっては、相当難易度が高い内容です。

始めに、親方による説明が行われます。瓦の寸法の採り方に始まり、桟木打ちの方法という内容です。その後、桟木打ちと割付が済むと、今度は一文字軒瓦の合端作業の実演です。その間、身を乗り出して見られる方や、メモを取られる方など、実に真剣な様子でした。
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そして、大工さんによる合端作業の練習です。

昼食を挟み、午後の部です。

本番用の一文字軒瓦の合端の後、地葺き作業です。谷有りの方は、谷の瓦切りに苦戦されていました。決してあきらめることなく、何度となく挑戦される姿に、感服しました。
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そんな中、ジャストミート!
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大工さんの満面の笑顔が、とても印象的でした。

それぞれ、桟瓦を葺き終えると、切袖瓦の合端作業です。
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他方、今回女性が一名来られていまして、勉強会の間、出隅部分の熨斗瓦の加工に取り組まれておられました。

とても初めての方とは思えない見事な断面です。
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その後、ここまで仕上げられました。
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賞賛に値します。

架台は、見事葺き上げられました。
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勉強会の終わりにあたり、大工さん方から親方にお礼の贈呈です。
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特別に誂えられたカンナです。ちなみに、箱の蓋に書かれた書は、本日参加された大工さん直筆の書だそうです。立派な字ですね。

片付けを済ませ、解散です。

本日お集まりの皆様、お疲れ様でした!

なお、本日の内容についてですが、改めて親方の解説があることに期待したいと思います(笑)

屋根材の弱点

先日の記事現場調査14の件ですが、昨日補修工事を行いました。

記事に書いていましたように、屋根勾配がきつい上に総二階であるため、二名体制で作業にあたりました。また、本来ならば、危険な作業条件ですので、足場の設置を求めるところではありますが、足場設置費用が補修工事費用を上回ってしまうケースが多く、現実的には足場を設置していただけない事も少なくありません。今回は、軒先の補修が含まれていたため、作業床を兼ねて材料を仮置きするためのステージを設置していただきました。

まずは、棟包及び木材の撤去です。

撤去した棟包ですが、この通り重ね代が不足しています。
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白く見えている部分が重ね代です。塗装工事が行われたようで、塗装が乗っていない部分だけ、白く見えているというわけです。棟包の数量的にギリギリだったのか、施工不良なのかは不明です。

また、これが棟包を固定するための木材です。幅90ミリ・厚さ15ミリの物が使用されていました。ちなみに、今では厚さは18ミリが使われています。
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棟を施工する際には、本体を棟際まで葺き、棟芯に沿うように木材を取り付けます。そして、棟包を被せ画像の方向から釘で固定します。

その際の釘ですが、このような物です。
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参考までに、ステンレス製の径2.2ミリ・長さ38ミリのカラーネイルを使用しています。

一見、この釘止めは簡単なようですが、以外とそうではありません。
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元々厚みのない木材に打ち込む訳ですから、木材に対して真っ直ぐ入らなかったり、割れが生じたりし、十分な保持力が発揮できません。年数が経過したこの手の屋根材の建物を見ると、釘が効いておらず、飛び出ているケースが目立ちます。そればかりか、木材自体が腐ってしまっている事も珍しくありません。切妻屋根の両サイドにあたるケラバにおいても、同様の厚みの木材を使用し、釘止めの方向も同じです。

こういったことを背景として、台風で被害が出る際には、棟とケラバの比率が多いように思います。瓦に比べ、こういった工法を採る屋根材の弱点であります。元々価格帯が異なる屋根材ですので、単純比較するのも、酷な話しではありますが・・・。

今回は、拙者も作業に携わっており、細かく撮る余裕がありませんでした(笑) そんな中、ご近所の屋根で、目に付いたところが、あちこちにありました。
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皆様のお住まいは、大丈夫ですか?

アイデア次第

用件がありまして、丸栄陶業さんの九州営業所に行きました。ここ最近は、ご無沙汰していまして、久々の訪問でした。

事務所前の雰囲気が、大幅に変わっていました。
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エクステリア関連の展示です。

最初の二枚は、洋風塀です。
役物も、このように揃っています。
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お次の二枚は、和風です。
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商品としては設定がなくても、自由な発想で、既製のを加工することにより、色々な使い方が出来ます。
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ちなみに、赤い物が敷き詰められていますが、これは廃を砕いたもので、商品化されています。
色彩としては、画像中の〝赤〟の他、いぶしを使った〝黒〟や石州を使った〝白〟があるそうです。また、各色において粒の大きさで5種類の設定があります。視覚的な演出の他、雑草を防ぐ手段としてなど用途は様々です。

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ちなみに、左の画像は5mmで右の画像は10mmだそうです。

こうした袋詰めで販売されます。
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こうした展示物は、専門的技能を持たない同社の営業さん達が造られたそうです。弊社の担当曰く、『自分でも出来たので、一般の方でも大丈夫です!』

この展示は、まだ未完成とのことで、今後どのように進化していくか楽しみです。

この他、同営業所では、の常設展示台が何台もありまして、自然光の下で様々な瓦を見ることが出来ます。確かに、カタログや見本の瓦では、イメージがつかみにくいですからね。既に、新築工事などにおいて、お客様が色調を検討されるのに、このスペースを利用されているビルダーさんも結構いらっしゃるそうです。

普通、こういった瓦メーカーさんや問屋さんは、我々のような業者関係の出入りが殆どだと思いますが、こちらでは一般の方が気軽に立ち寄っていただけるようなお店造りに力を入れられておられます。

お近くの方、一度立ち寄って見られてはいかがですか?

なお、上記の商品などを含めまして、お問い合わせは下記まで。

丸栄陶業株式会社 九州営業所
〒849-0101 佐賀県三養基郡みやき町大字原古賀5529
Tel.0942-94-4460 Fax.0942-94-4383

tag : 丸栄陶業 エクステリア

ある意味世界一危険な場所・・・

先日の記事大安吉日で触れてました現場ですが、本日瓦工事が完了しました。当初、ほぼ端材ゼロのつもりだったのですが、割付の際に柱の寸法を加味し忘れたため、流れ壁でその寸法分瓦をカットしなければならなくなり、少量ではありますが、端材が発生しました。ちょっとしたことではありますが、端材の量を抑える他、カットする作業が減るため、職方の能率も上がります。受注単価が厳しい中、こういった事の積み重ねも大切に感じます。

ちなみに、こちらの現場の棟梁ですが、仕事が綺麗な方です。いつも、このように現場が片付いています。
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現場は、見た目も重要ですからね。我々も、見習いたいものです。

さて、車で移動中に、ある看板が目に付きました。
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最初は、ん?300万円がどうかしたのかな?という程度でしたが、改めてよく見ると、

さ、300兆円?!

多分、世界中の殆どの方が支払い不能な額ですね・・・汗。

他にも、貼り紙がしてありました。
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ご、5000万兆円以上・・・ しかも、一分で・・・。
我が家でも、幼い子供達が一億万円などと言うことがありますが・・・。

ある意味恐ろしくて、敷地内には近付こうと思わないですね・・・。

現場調査 15

今日は、朝のうち雨が降る天気でしたが、回復傾向と言うこともあり、二軒の葺き替え工事が始まりました。
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この現場は、一部を葺き替える工事で、手前のいぶし瓦以外で青緑色で葺かれた屋根のみを工事範囲とします。

今朝は、建築会社様のご依頼で、雨漏りの調査に出向きました。

建物は、一部二階の木造住宅で、セメント瓦葺きの屋根です。雨漏りしている付近において、外観上は瓦の状態に問題は見当たりません。最近、塗り替えられたのか、塗装が新しい状態なのが印象的でした。

そこで、瓦をめくって見ることにしましたが、瓦が簡単に持ち上がりません。塗料で、瓦同士がくっついているためです。ハンマーを用いて、瓦を持ち上げてみますと、水が流れ出てきました。
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さらに範囲を拡大してめくって見ますと、水が流れたあとがクッキリ見えます。
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ちなみに、瓦の裏側です。
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塗料が、水の流れをせきとめ、それが雨漏りの原因となった模様です。昨年来、塗装が原因の雨漏りに10件ほど遭遇しました。念のためですが、決して屋根の塗装工事自体を否定する意味で書いたものではありません。適切な工事がなされていれば、このようなトラブルは発生することはない事をご理解下さい。

tag : 雨漏り 塗装 セメント瓦

シンプルな屋根

昨日、とある店舗の上棟がありました。屋根仕舞も完了し、我々にバトンタッチです。
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建物は、木造平屋建てで、屋根形状は、切妻一本棟で縋る(すがる)部分が2箇所あるのみです。野地面積は、およそ140㎡で、職人さんには喜んでもらえそうな屋根です(笑) なお、使用する屋根材は、KMEWのコロニアルクアッドです。

この縋る部分の登りは、働き寸法である182mmで割付していただいています。
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よくある事ですが、割付していただけない場合、葺き足を調整しなければなりません。最悪の場合、葺き足が短いヤツを入れなければならなくなり、外観上見苦しい仕上がりとなります。縋る部分の登りは、割付をしましょう!

また、今回化粧垂木になっていまして、軒先とケラバ部分の垂木と野地板は露出した仕上がりになります。
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標準的な納まりでは、厚さ12mmの合板を屋根下地に使用するようになっていますので、本体を葺くための釘が野地板を貫通し、数mm突き出た釘が丸見えとなりますので、注意が必要です。

明日から、コロニアル葺きに入ります。

tag : コロニアル 野地板 縋る 割付

落成式

このブログを立ち上げて一年が経過しています。ここまで継続できたのも、皆様のお陰だと感謝しております。

さて、このブログを作るきっかけとなりました本葺きの現場は、本日めでたく落成式を迎えました。そこで、我が社もお招きいただき、出席させていただきました。
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こういったお祝いにはピッタリの、良い天気でした。出席者は、およそ500名だったそうです。

式典の中で、元請様をはじめ我々下請け業者に対しても、感謝状をいただきました。大変光栄なことです。よくよく考えると、このような感謝状をいただくのは初めての体験です。

途中、待ち時間がありましたので、ウロウロして来ました(笑)
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振り返ってみますと、工事本格始動に書いておりますように、昨年の9月に瓦葺き工事がスタートし、ちょうど一年前は上棟式でした。月日が過ぎていくのは、早いものですね。

tag : 落成式 本葺き

運動会

今日は、次女が通う保育園で、晴天の下、運動会が開催されました。
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色んなお遊戯がある他、当園を卒園した小学生が参加するパン食い競争なども行われました。
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夫婦で最も注目していた競技です。年長さんの障害物競走です。

跳び箱~逆上がり~登り棒という内容です。日頃、次女は身長より高い鉄棒で、クルクルと逆上がりをこなしていますので、心配はしていませんでした。不安が残っていたのが、跳び箱と登り棒でした。

まず、跳び箱です。すんなり、6段クリア出来ました。

そして、逆上がりのあと、登り棒です。
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苦労するかと思いきや、あっさり登りきりました。強くなったものです。

跳び箱など、一回でクリアできなかった子は、再度チャレンジしてました。ガッツに拍手!

その他では、保護者参加型の競技もあったのですが、こんなユニークな競技も・・・
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園児が、穴から腕を出して、保護者が自分の子供を当てるという内容です。拙者は、とても自信がありません・・・(笑)

そして、運動会は無事終了。次女だけでなく、友達も随分たくましくなったものです。

この子達も、来年からは小学生です!

大安吉日

今日は、車での走行中、体操服姿の子供さん達を多く見かけました。いろんなところで、運動会やスポーツイベントが催されていたようです。

さて、今日は大安吉日という事で、当社のお客様の中でも、数社棟上げをされた現場がありました。
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昨日までと異なり、気温が高めでしたので、現場の大工さん方はペースダウンされたようです。

建て方及び屋根仕舞が終わると、我々屋根工事業者の出番となります。通常、屋根仕舞が終わると、間隔を置かず下葺き材の施工となります。なので、上棟日は下葺き材等の副資材の搬入を兼ねて、現場状況を見に行くのが常です。建て方の前には、下葺き材施工のタイミングについては、予め打ち合わせをするのですが、実際の施工段階になると、ズレが生じますので、その辺の見極めをするためにも、見に行くことは重要です。拙者が見に行った現場は、12日(月)の乗り込みになる見通しです。

材料を降ろし終え、次の現場に移動します。

次の現場は、12日(月)に上棟を控えた現場です。

現場には、すでに材木が搬入済みの状態でした。
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大工さんがおられ、土台敷きの作業中でした。
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水糸を張り、
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通りを調整しながら、
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締め付けを行います。
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土台は、文字通り建物の土台となりますので、通りがきちんと通ってないと、その後の工事全てに支障をきたします。直線だけでなくレベルもきちんと揃ってなければなりません。拙者は、1ミリ以下の微調整を、ただ見つめているだけでした。直線を描くのは簡単ですが、このように作業で直線を出すのは、業種に関係なく手間のかかる作業です。

tag : 上棟 土台敷き

大型社寺物件 その20

大規模な社寺建築工事現場も、着工後21ヶ月目に突入です。

まず、下層の屋根の様子からです。

これは、勾配が緩い箇所を地葺きしている様子です。
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過去の記事にも書きましたように、瓦の下に銅板の水切りを取り付けています。

平瓦を葺いた後、素丸葺きです。
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素丸の目地を揃えるための水糸が、たくさん張られています。足を引っ掛けそうな・・・。

一方、大屋根です。

前月分で、大棟の天熨斗施工の様子をアップしていましたが、その後、衾瓦の施工を終え、いよいよ衾施工用の足場が解体されました。
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足場に使用されている道板が、非常に小さく感じますが、一枚の幅が約30センチにもなる物なんですよ。

これは、スナップ写真ですが、監督さんと鬼瓦の2ショットです。
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実際の人物は隠していますが、ほぼ身長の高さで、隠しています。想像を絶する大きさでしょ?

tag : 本葺き 足場 大棟 鬼瓦 素丸

現場調査14

いつも、ご覧いただきありがとうございます。昨日は、当ブログ開設以来初めて、アクセスが300を超えており、かなり驚いております。今後とも、ごひいきにお願いいたします。

さて、今日は、日頃お世話になっている建築会社様からのご依頼で、現場調査に出動しました。

建物は、二階建てのアパートで、屋根形状は切妻です。屋根材は、現在では製造が休止されている松下電工のフルベスト24という商品でした。
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見上げると、微妙に屋根勾配がきついです・・・。多分、6寸勾配程度かと・・・。

当初、棟包の板金が飛んで無くなっているという話だったそうで、板金屋さんが既に出動されていました。ところが、板金屋さんが、屋根上で破損した本体を見つけられたので、当社に出動要請が来たという訳です。

早速、屋根に登ります。総二階に加えて、屋根勾配がきつめなので、恐る恐る上がります・・・。

屋根材は、かつて松下電工で製造されていたフルベスト24という商品でした。拙者も、以前は結構使わせていただいた記憶があります。
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縦に割れている物が数枚ありました。中には、軒先にも、破損があります。足場が無いと、交換は困難ですね・・・。

一方で、板金屋さんが手早く新しい棟包で応急処置です。なぜ応急かと言いますと、よくあるパターンですが、棟包を取り付けるための笠木が腐蝕していますので、後日笠木ごと交換する必要があるためです。この手の屋根材の弱点で、台風のときは大抵棟やケラバの板金が被害にあうケースが多いようです。過去の台風でも、一時的ではありますが、棟包が品薄状態になったこともありました。

板金屋さんが棟包を仮置きしたときに、気になるところが見つかりました。
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本来なら、棟際にもう一枚本体を施工しておかなければなりません。画像中の合わせマークに対して、上段の本体を突き合わせて葺くべきところですが、それがなされていませんでした・・・。これは、欠陥工事と言わざるを得ません。

この建物、雨漏りがしてるそうです。確かに、そりゃ漏るだろうという状態でした。

そういえば、こういう勾配の屋根って、登るときより降りるときが恐怖なんですよね・・・。板金屋さんと二人で、這いつくばるように降りました・・・汗。過去に、たまたま差し込んであるだけの本体の上に乗り、それがズレ落ちてしまい、そのはずみで転落しそうになったことがあります。

皆さん、屋根勾配はほどほどにお願いいたします・・・。

tag : 補修 雨漏り 棟包 台風 フルベスト24

城島の瓦

今日は、商品引き取りのため、久留米市城島町の窯元を訪ねました。

この城島町でのの生産は、江戸時代にさかのぼるそうです。当時、久留米藩主となった有馬公が、丹波より職人を連れてきたことから始まったそうです。
今では地元の特産品となっています。また、こちらで作られる鬼は、福岡県指定特産民芸品に指定されているそうです。

こういった、屋根に葺くの他に、
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などが製造されています。
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住宅の塀で、こういったを、よく見かけるのではないでしょうか。
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種類が豊富です。

工場の中には、窯に入る前の瓦が、並んでいました。
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その中に、こういった瓦を見かけました。
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愛嬌のある形をしています。『ワレワレハ、ウチュウジン・・・』などと聞こえて来そうな雰囲気です(笑)

この窯で、焼成します。
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焼き上がると、独特の深みのあるいぶし銀の瓦になります。

tag : 城島

四季の里 旭志

今日は、家族で熊本県にある四季の里 旭志に行ってきました。

お昼前に現地に到着しましたところ、家族連れの方々を多く見ました。

まずは、ふれあい動物園で行動開始です。文字通り、色々な動物と触れ合うことが出来ます。
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小さな子供さん連れには、ピッタリではないでしょうか。実は、ウチの奥さんが、かなり楽しんだという話しも・・・。

穏やかな天気で、動物もすっかりリラックスです。
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その後、広場に移動し、芝生の上でランチタイムです。太陽の下で食べるおにぎりは、また格別です。

しばらく、園内の遊具施設で子供達を遊ばせた後、施設内の温泉に入ります。温度は、ややぬるめで、今の時期にはピッタリでした。次回は、ログハウスで宿泊してみようかと思っています。

同施設を後にし、道の駅 旭志に立ち寄りました。現在、コスモス祭りが行われていまして、見ごろを迎えています。

そして、帰宅の途につきます。帰りの車中、子供達が爆睡だったのは、言うまでもありません。

そういえば、昨夜の月をアップしそこなっていました・・・。
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トリミングのみ行っています。明るい大砲が欲しくなります・・・。

tag : 旭志 四季の里 道の駅

たがが漆喰、されど漆喰

昨日に現場調査を行った現場ですが、本日補修工事に取り掛かりました。

朝一番は別件がありましたので、現場に到着した時には、既に部の解体を終えていました。
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下葺き材まで取り除いた様子です。野地板が濡れています。過去にも雨漏りの履歴があったと思われます。の下部には、捨水切りとして広めの板金が取り付けられていました。

雨漏りが起きた背景ですが、昨日に予想していた状況にほぼ近い形でした。

これが、撤去した樋です。
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ステンレスと思っていましたが、実際には銅板にステンレスメッキを施した素材をしたものが使われていました。形状の面で、瓦の樋としては不十分です。通常、水返し部分は、15mm程度の立ち上がりを設け、そこから折り返しを付けるのが一般的です。

一方、瓦はこのように納められていました。
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部には土は使われていませんでした。樋を跨ぐ感じで漆喰が敷き込まれており、大雨の際に、施工者の思いとは逆に、雨水を谷の外部へと呼び込んだ様子です。本来、谷部には土や漆喰は敷き込まない鉄則があります。

その後、谷樋を交換し、補修工事は完了しました。

さて、今日は朝一番で、雨漏りの調査に出動していました。こちらは、17年前に新築工事の際に、当社がお世話になったお宅です。切妻の二階建てで、緑窯業の53A形を使わせていただいています。症状としては、天井を濡らす事はありませんが、ポタポタと音が聞こえるということでした。

早速、屋根に登りました。

瓦は、きれいな状態が持続しており、破損も見受けられません。何故、雨漏り?と思わせるような状態です。最近、塗り替えられたのか、棟の面戸漆喰も白さが際立っています。
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瓦をめくってみますと、横桟木が湿っており、確かに雨漏りしているようです。
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雨水の浸入経路を特定するために、更に上部の瓦をめくってみますと、先ほどと同じ状況です。ついに、調査の範囲は、棟際までに及びました。その結果、棟際は全滅でした・・・。

そうなると、必然的に棟に目が行きます。どうもきれいに塗り替えられた面戸漆喰が、怪しいようです。
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棟の面戸は二段目の熨斗から適切な寸法を控えなければならないのが鉄則です。ところが、測ってみますと、むしろ二段目の熨斗より出ている状態です。そうなると、台熨斗の継ぎ目から入った雨水は、棟内部へと入ってくることになってしまいます。

家主様の話によると、二年前に近所で工事を行っていた訪問販売系の屋根工事業者に声をかけられ、工事を依頼されたとの事でした。業者の名前を尋ねると、日頃車がウロウロしているのを見ていて、印象に残っていた社名でした。屋根工事業の看板を出されていますが、最低限守るべき鉄則もお分かりにはなっておられないようです。そちらの業者さんのレベルをうかがい知ることが出来ました。

雨漏りの状況を説明しますと、家主様は落胆しておられました。数万円を負担された工事が、まさか仇になってしまうとは・・・。このお宅を建築された大工さんが家主様におっしゃいましたが、どこの業者に頼んでも構わないが、訪問販売業者だけは止めておくようにと・・・。なお、今後の対処ですが、一旦漆喰を除去し再び塗り替えるか、棟を解体して積み直すかの二択になります。

来週の台風の動きも気になりますが、くれぐれも訪問販売業者にはご注意を!

tag : 補修 漆喰 訪問販売業者 雨漏り

現場調査13

今日は、川の増水が一目でわかるほどの大雨になりました。

そのような中、お客様から雨漏りの連絡をいただき、現場に出向きました。

雨漏り個所の真下には、バケツなどが置かれていました。
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壁が、かなり濡れています。
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元請け様の方で、照明器具を外してありましたので、天井の開口部から屋根裏を覗くことが出来ました。
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穴が小さいため、拙者の機材では撮影が出来ませんでしたが、ほぼ真上付近にが通っていまして、そこからの雨漏りと判断できました。

雨漏り個所は、すでに透明のビニールシートで養生済みでした。当時は、やや強めの雨が降っていましたので、シートを異外すことはしませんでし、写真も撮っておりません。
そのシート越しに近辺を見る事が出来ました。樋は、ステンレス製の物を使ってあり、その物自体は異常がなさそうです。ただ、際の桟瓦の断面に沿って、漆喰らしきものが見えました。恐らく、際の瓦の下には土が敷かれており、それが水を吸い、雨漏りを招いたのでしょう。

明日、補修工事を行います。

tag : 雨漏り

住宅葺き替え工事5 その2

先週着工した葺き替え工事は、先日完了しました。

色々な状況を考慮しまして、石州の和瓦を使いました。

瓦棒と取り合う箇所がありましたが、このように駒付一文字軒瓦を使って納めました。
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合端が不要で、このような納めの時に重宝します。

当初、コストを抑える目的で、陶器の平板瓦やコロニアルが候補に挙がったのですが、先ほどの瓦棒の取り合いの他、野地が平坦でないところがあり、2者は適さないと判断しました。
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起り(むくり)屋根のようですが、軒先がお辞儀しているだけです。

また、こちらの屋根は切妻形状なのですが、隅出しをしますと、平行四辺形状の屋根であることが判明しました。葺き替えでは良くあることなのですが、倒れ方の程度に問題がありました。およそ60mmにもなります・・・。数mmであれば、微調整も可能でしょうが、かなりしんどい数字です。苦肉の策で、両端に丸を流しました。
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コストを追求したため、棟は熨斗積みではなく、七寸丸仕様とさせていただいています。

全体的な割付ですが、本屋根の軒先からさらに葺き下ろした縋る(すがる)屋根がありまして、これがややこしくしてしまいました。屋根下地で調整することが出来ないため、通常の桟瓦より小幅な通称〝調整瓦〟を使用しました。当初の予想より枚数を多く使いましたので、予算の面で、ヒヤヒヤしました(笑) 通常の桟瓦に比べると、値段が高いのです。

新築の場合ですと、棟上げ前に瓦に合わせて屋根の寸法を決める作業を行いますが、葺き替えの場合は逆になります。もともとの屋根の寸法に瓦の方で歩み寄らねばなりません。中には、屋根下地を調整するケースもありますが、殆どの場合は瓦で合わせるケースが多いと思います。

このように、同一形状の屋根を葺く場合、新築に比べ葺き替えの方が、材料・手間共に余計に掛かります。たまに、新築と同列の単価を言ってこられる乱暴な話しがあります・・・汗。どうか、こういった事情をご理解の上、商談の際はお手柔らかにお願いいたします・・・。

tag : 葺き替え 駒付一文字軒瓦

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