スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雨ニモ勝テズ

今日は、県内に大雨に関する警報が発令されていました。また、大雨の影響で、九州自動車道や大分自動車道の一部区間で、通行止めの規制が出ていたようです。ある地域では、道路の冠水や、がけ崩れなども発生していました。

川もこのような状態です。
snap30
毎年見る光景ですが、筑後川では、河川敷が水没してしまい、標識や公園の遊具施設の一部が見える程度になっていました。

そんな中で、仕事の状況ですが、もちろん現場は動きません。一件、今日が上棟日の現場がありましたが、7月3日に延期されました。
snap29
職人さんも、瓦の引き取りや、一文字軒瓦の合端作業をしていました。拙者は、月末ですから集金や請求書提出に走り回りました。

話しは変わりますが、行橋市での水不足が報じられていました。水源となる油木ダムの貯水率は、30日0時現在で、14.7%です。この大雨で、貯水率が回復して欲しいところです。

福岡県内のダム貯水率を見てみました。6月26日現在で県内の主要17ダムの貯水率は、59.4%です。それ以来、雨が続いていますので、明日の最新データを見てみたいと思います。
スポンサーサイト

たまには・・・

昨日は、天気予報がいい意味で外れましたので、飛行機撮りに行ってまいりました。

お目当ては、ロシア航空サンクトペテルブルグ行きチャーター便でした。昨日が、第一便だったようで、この後九州各地からのツアーが予定されているようです。

予定より一時間ほど遅れて12:30頃到着しました。
ei-ecb01

出発は、14:00過ぎでした。目的地までのフライト時間は、およそ13時間とか・・・。
ei-ecb02 ei-ecb03

拙者は、根性無しなので、SS 1/200が精一杯でした(笑)。

さて、こちらのロシア航空ですが、大統領専用機を運航するといった主要な航空会社のようです。

昨日飛来した機体はBoeing767-300ERで、機体番号はEI-ECBなのですが、以前はスカイマークエアラインズでJA767Bとして運航されていた機体でした。昨年にリース期間が終わり、ロシア航空に売却されたようです。
ja767b01 ja767b02

機体デザインこそ鮮やかさはありませんが、滅多にお目にかかれないロシアの会社ですので、楽しむことが出来ました。これで、ロシア製の機体だったら更に良かったのですが・・・。

住宅葺替工事2 その3 

現在進行中の入母屋屋根の葺き替え工事の様子です。

玄関を除き、箕甲及び刀根丸施工が終わり、今日から棟の施工へと進みました。もう、養生の心配もさほど必要ではなくなっています。

箕甲の破風尻も瓦を奥まで入れています。
fukikae25

二階の棟には、鬼瓦を据え付けました。
fukikae24

こちらの大棟の仕様ですが、台熨斗に”大面紐のし”を使い、それから上は“厚のし”のみで積み上げるようにしています。大面紐のしは施主様のご希望でしたので、本来は厚のしのみで仕上げる予定でしたが、使うようにしました。
fukikae26

こういった屋根ですと、施工していく上で数々の難所に遭遇することも珍しくありません。

これは、玄関の隅先を撮った物です。
fukikae27
もともとは、角が一つの屋根だったのですが、隅棟の納まりにかなり難がありましたので、大工さんに屋根を切っていただき、このように角二枚で納めるようにしました。これにより、普通に隅棟が施工出来るだけでなく、見た目も良くなりました。元は、かなり無理のある納めでした。もちろん、雨漏りもしていたようです。

もう一か所、難所があります。
fukikae28 fukikae29
こちらは、垂木・瓦座・野地板を切り開けて、熨斗を軒裏まで通したいと思います。よく、このような状態で施工していたなと思います。もちろん、こちらの個所も雨漏りしていた個所でした(笑)。

来週には、降棟にも進む予定です。あとは、天気との相談になります・・・。

新ブロガー登場

今日は、上棟の手伝いに行ってました。午前中は、何とか耐えることが出来たのですが、午後から追い討ちをかけるように気温が上昇・・・。すっかり、体が干上がってしまいました。
こちらは、増築工事となっております。新しい屋根には、丸栄陶業さんのプラウドUU40を施工するようにしております。

現場を撤収し、帰社して間もなくの事です。

親方からの電話です。

なんと、親方がブログを開設したそうです。しかも、今日から公開という出来立てホヤホヤ状態です。

ブログへは、こちらからどうぞ。→か わ ら ふ き し

今後の展開を非常に楽しみにしています。瓦の奥深い世界に触れることが出来ると思います。どうか、宜しくお願いいたします。

茶室改修工事

連日、雨にやられていますが、今日は一日天気に恵まれました。

現在進行中の葺き替え工事現場ですが、隅切りと箕甲付けが進行中です。
fukikae23
これは、お昼前の様子ですので、午後から更に進んでいます。

さて、今日はお昼過ぎから、ある現場を覗きに行ってきました。

地場の建築会社様の仕事で、茶室の改修工事が行われていまして、軒先が銅板葺きで、桁から内側が瓦葺きといった造りになっている屋根です。ウチの仕事としては、銅板の張り替えに伴い、一文字軒瓦を10枚程度葺き直すといった比較的軽微な作業です。

現場に着いた時、15:00を過ぎていましたので、板金屋さんが休憩中でした。顔なじみの板金屋さんなので、座談会が・・・(笑)。

休憩後、敷地の裏手にある茶室へ行きました。

既に、銅板の張り替えは完了していました。
tyasitsu10

軒裏も、この通り。綺麗になっています。
tyasitsu03 tyasitsu01 tyasitsu02

瓦の葺き直しは、すぐに取り掛かれる状態のようです。

板金屋さんは、雨樋工事に移っていました。普段、塩ビ製はよく見ますが、銅製の樋工事はお目にかかる機会が少ないため、しばらく見ていくことにしました。

まず、縦樋です。
tyasitsu09
竹の節のような造りです。これは、板金屋さん自身による製作とのことです。銀色に見える部分は、ハンダ付けの跡です。

そして、これが軒樋を受ける部材です。
tyasitsu04
一般的には、金具を使うことがほとんどだと思いますが、こちらは、大工さんの手作りです。

そして、軒樋をこのように受けます。
tyasistsu06
画像にも写っていますが、銅線での固定となります。

雨水の落とし口も、通常なら上合でしょうが、こう言った造りの建物にはミスマッチです。

まず、軒樋に穴開け加工をします。
tyasitsu06

そして、縦樋の加工です。
tyasitsu07

軒樋に加工した穴に、縦樋を差し込みます。
tyasitsu08
その後、ハンダで固定して完了です。

とにかく、手間がかかることが、よく理解できました(笑)。

大規模社寺物件 その10

今日は、早めの雨で、現場の仕事はさほど進みませんでした。

そこで、しばらく間隔が空いていました大きな社寺建築工事の続きをご紹介したいと思います。

前回は、着工から7ヶ月目の様子でした。今回は、8ヶ月目に入ります。

南面の平部施工の状況です。
jibuki50
随分、葺きあがった部分が増えてきました。

西側の妻面では、平部施工に向け、荷揚げの真っ最中です。
niage15

また、箕甲の施工に向け、掛巴の選別も同時進行しています。
kakedomoe09


着工からおよそ33週目、南面の平部施工が一段落です。
jibuki51

同じ頃、大屋根北東の箕甲部分で、下葺き材張りの後、横桟木施工へと進みました。
minoko33 minoko34

箕甲の施工へ向け、色々と準備が行われます。

二の平の選別の模様です。
minoko36
過去ログでも、二の平選別にふれた事があります。よろしかったら、二の平選別もご覧下さい。

また、このように納まり図を用い、納まりについて周知させます。
minoko35
ポイント毎の掛巴の角度、たわみが最も深い部分における袖地段差の寸法などが描かれています。よく見ると、これって縮尺1/2で描かれているようです。スケールの大きさが実感できます。

着工からおよそ34週目、大屋根南東の箕甲部分の縦桟木施工の様子です。
minoko37

見上げるアングルで、箕甲地の状況を撮ったものです。
minoko38

着工からおよそ35週目、袖丸を選別している様子です。
sodemaru27

続きは、後日とさせていただきます。

恒例行事

現在進行中の入母屋住宅の葺き替え工事現場ですが、先週土曜日に役瓦の荷揚げをしました。

今日は、隅棟際の瓦切りと大屋根の箕甲に取り掛かりました。しかし、午前10時前に現場を見に行くと雨が降り出してきました・・・。先週のうちに、棟部などはシート養生していましたので、慌てることはありませんでした。
fukikae22
どちらかと言えば、屋根の上に電動工具が上がっていましたの、そちらの方が心配でした。

午後からは、地場の建築会社様の安全大会に出席しました。例年、この時期に開催される事業所が多く、拙者も、あと数社出席するようにしています。

そもそも、安全大会とは何ぞや?という話ですが、毎年7月1~7日は全国安全週間になっています。そして、その準備期間として、6月1~30日が設けられています。

そこで、各事業所ごとに安全意識の高揚を図る目的で開催される行事が、安全大会なのです。日頃工事に従事している業者が集まり、災害の状況などの講話や安全表彰が行われます。そして、安全宣言をして、大会は終了という運びになります。

今年のスローガンは、“定着させよう「安全文化」 つみ取ろう職場の危険”です。

ご安全に!

悲惨

先日から工事を進めています葺き替え工事の現場ですが、地葺きがここまで進みました。
fukikae20
明日になりますが、箕甲の材料を搬入する予定にしています。今後、隅棟際の瓦切りを終え、箕甲へと工程が進みます。
こちらは、昨日夕立に遭ってしまいました。急な天候の変化に、現場で慌てふためいてしまいました・・・。地葺き途中の箇所もあり、大急ぎでシートを広げた次第です。玄関部に、少々複雑な箇所があり、少し雨漏りさせてしまいましたが、やむを得ないということで、施主様には大目に見ていただきました。
屋根に登り、周囲を見渡していますと、離れたところで屋根の上で作業している光景が見えました。葺き替えと言った、瓦を扱っているようには見えませんでしたので、現場からの帰りに興味本位で見てきました。そちらでは、訪問販売のリフォーム屋さんが工事をしていました。見た感じ、コーキングでの瓦止めでした。ヘラで押さえるわけでもなく、ひたすらコーキングを付けていると言った様子です。これなら、かなり儲かりますねw それにしても、こちらの家主様ご愁傷様です・・・。

さて、今日はもう一軒葺き替え工事に着手しました。かなり以前のハウスメーカーさんによる建築のようです。(どちらのメーカーさんかは不明です。)

現場調査の際に、状況は分かっていましたが、野地板が腐り屋根材がくぼんでいるような状態でした。正直、屋根面を歩く際にも、不安を感じるような状態でした。

今日が、既設屋根材の撤去でした。

拙者は、朝一番で来客がありましたので、現場に着いたのはお昼前でした。

思ったとおり、野地はこのような状態でした。
fukikae21

駆体は鉄骨で、横方向に垂木が入っている造りになっています。野地板を見ると、波を打っていますが、これは垂木の無いところが沈んでいる状態です。このような状態になるまで、よく辛抱なさったと思います。

このあと、野地板を新しいもの張り替え、KMEWコロニアルクァッドを葺くことになっています。

今日は、合板の悲惨な末路をご覧いただきました。

二期工事完了

過去の記事大収穫及び第二の人生でご紹介した大工さん宅の現場ですが、先日庇の瓦葺き工事が終わりました。
ibushi07
少々気になることがありまして、一文字軒の上に足場が立っています。瓦が欠けたりすることなく、足場解体の日を迎えることを祈っています・・・。

さて、本日は来月上旬に上棟を控えている現場がありまして、その打ち合わせをする目的で、現場にいらっしゃる棟梁を訪ねました。作業時間だと迷惑になると思い、15:00の休憩時間を狙っての訪問でした。正直、のどが渇いていたというのもありますが・・・。(日頃、お茶の時間になると、現場に来ると言われていたり・・・w)

建築工事は、外部の工事が進んでいます。

サンディング工事の後、大工さんによる軒裏の下地工事が進んでいます。
nokiura01

こちらの建物の外部は、〝蔵〟風に仕上がるとのことです。

下地は、このような構造で作られています。
nokiura02

下地が出来上がると、今度は左官屋さんにバトンタッチです。かなり、プレッシャーのある仕事になるのではないでしょうか。仕上がりに期待です。

住宅葺替工事2 その2

昨日、瓦揚げを行った葺き替え工事現場ですが、地葺きが進行中です。

大屋根と下屋西面の様子です。
fukikae19 fukikae20
下屋は、途中で屋根勾配が変わる部分があるのですが、何とかうまい事葺き上がりました。

そういえば、同業の方の間では、すっかり普及していると思うのですが、現場の職方は二人とも〝バラ釘打ち機〟を使用しています。
item05

コンプレッサーにつないで、空気の力で釘を打つ仕組みになっています。
item06
葺き替え工事の際に、野地板の状態により、ハンマーで釘打ちしようと思っても、反発が強く打ちにくいケースが多いのですが、コレを使うと楽に打てますね。また、以前と比較すると、全数釘留めが当たり前のようになっていますので、施工性がアップします。特に平板瓦は効果が絶大ですね。

今日のように暑い日は、体力の消耗をやわらげてくれます。

ホント、今日は暑かったですね。30度越えてました。瓦に落ちた職方の汗の跡が、今日の暑さを物語っています。
fukikae21

大規模社寺物件 その9

先週着工の葺き替え工事の現場ですが、本日無事に地葺き分の瓦を荷揚げすることが出来ました。明日から、本格的な地葺きです。

さて、大きな社寺建築の現場です。

着工から7ヶ月目に入りました。北面の平部施工も一段落し、南面へと移りました。

着工から通算でおよそ28週目です。北面と西側妻面の平部施工の状況です。
jibuki47 jibuki48
左側が南面で、右側が西の妻面の様子です。

およそ29週目、素丸の合端の様子です。
sumaru61

軒巴の納まり状況です。
nokitomoe05
隅先部分の物で、本来なら紋が同じ向きになっているのを見る事が出来るのですが、諸般の事情により紋は消しています。

これクラスの工事になると、荷揚げ台も半端じゃありません。普通だと、足場の上などに材料を置くケースがほとんどではないかと・・・。
niage14

通算でおよそ30週目です。
jibuki49
平部の施工が、随分進行しましたね。

この続きは、後日とさせていただきます。

新アイテム

先週着工しました住宅葺替工事2の現場ですが、昨日2回目の瓦降ろしを行いまして、一連の瓦撤去作業が完了いたしました。(日曜日にも関わらず、お疲れ様でした。)着工前に入梅しまして、施主様が大変心配なさいましたが、今ではすっかり安心していただけるようになりました。梅雨明けという話もありましたが、梅雨入り当初は雨が降らない日が多いことと、梅雨明けの夕立の方がもっと恐ろしいことをご理解いただきまして、この時期の工事となっています。

なお、桟木打ちと割り付けを済ませ、明日荷揚げへと工程を進めます。週末あたりに天気が崩れそうな話もありますが、それまでには地葺きのメドが付きそうな見通しです。

さて、タイトルにありますが、本日新しいアイテムがデビューしました。
item01
現場に設置させていただいています。赤い部分には、当社の社名と電話番号を大きく表示しています。

これは、ウェィトに水を使用しています。
item02
ベース部分に給水口が設けられていまして、ここから水を入れる仕組みになっています。水が入っていない時は、大変軽量で持ち運びは楽です。

また、ベース部分にはキャスターが付いていますので、現場から帰る時の収納も楽です。
item03

上部には、着脱可能なポケットがありますので、チラシなどを入れておきまして、“ご自由にお持ちください”という風にできます。
item04

今のところ、看板のデザインは瓦屋さん向けのみとのことですが、デザインを変えるだけで、色々な業種の方が使うことが出来ます。最近、問い合わせが多く、売れ行きも順調とのことです。

お問い合わせは、販売元サクラシステム株式会社までどうぞ。HPにあるように、ホスティングサービスが主な業務で、上記の看板に関する記載はありませんが、決して間違いではありませんのでご心配なく。

大規模社寺物件 その8

昨日着手しました葺き替え工事ですが、本日は天気が不安定との予報でしたので、古瓦撤去の二回目はは、明日へ延期いたしました。現場の方は、下葺き材の施工が終わっている部分について、桟木の施工を始めました。桟木施工と割り付けを行い、来週火曜日頃には、荷揚げになる見通しです。

さて、大きな社寺建築工事に話を移したいと思います。

現場は、着工から半年目に入る頃になります。

平部の施工が着々と進んでいる一方では、屋根下地の工事も進んでいます。

まず、大屋根の西面で破風板が取り付けられています。
tatekata02
少々見にくいですが、作業員の方の身長並みの幅の破風板を、クレーンで吊っています。スケールが違いますね。

また、同時期には、大棟の下地になる箱棟に下葺き材を張っています。
omune63
棟には違いありませんが、ほとんど壁ですね(笑)。職人さんと比較されると、その高さがよくわかると思います。

着工からおよそ23週目です。
sumaru59
北面では、平部の施工にめどがついたのでしょう。降棟施工用の足場が設置されています。

これは、妻面だと思われますが、割付定規を使いながら、素丸を葺いています。
sumaru60
参考までに、素丸の割付寸法は、513.5mmです。

また、平部の施工が進んできますと、箕甲の段取りが行われます。その一つとして、原寸図が出来上がりました。
gensun14
これは、たるみがもっとも深い部分の断面で、各寸法がミリ単位で記載されています。当然のことながら、施工の精度もミリ単位で要求されるということになります。

およそ24週目になりますと、妻側の施工も進んできました。
jibuki46
これは、北東隅先の地葺きの様子です。しかし、瓦のサイズが大きいですね・・・。

また、同時期に袖丸及び箕甲で納める段野地の墨出しが行われています。
dannoji01

そして25週目、段野地の施工です。
dannoji02
割付及び施工図を基に作られた部材を取り付けます。過去の記事箕甲打ち合わせ図面及び、箕甲打ち合わせ図面2でも触れていますが、箇所ごとに段差が変化しますので、取り付け部材はそれぞれ異なる寸法で加工されています。取り付け位置を間違えないように、番号を付けないといけませんね。

これが、出来上がった段野地の様子です。
dannoji03

続きは、後日とします。

住宅葺替工事2

今日は、住宅の葺き替え工事に着手しました。
fukikae13
現場は、入母屋箕甲造りの二階建てです。周囲は、塀と庭に囲まれており、瓦撤去のほとんどが重機作業となります。平部の総枚数は、およそ4,800枚の規模です。

もともと、こちらのお宅には先月お邪魔していまして、雨漏りでお困りのお宅でした。お見積りの際に、補修と全面葺き替えの2通りで出させていただいていまして、お客様が全面葺き替えを決断なさいました。

現場でお施主様とお話をしていると、ご近所の方が話しかけてこられます。
『瓦の状態がよさそうだけど、何で?』という問いかけがほとんどでした。

確かに、離れてみると、状態は良さそうに見えるかも知れません。
fukikae14

ですが・・・。

箕甲は、崩れかけていますし、
fukikae15

降棟も、かなり水気を含んでいるようです。
fukikae16

そして、もう一つ。
fukikae18 fukikae17
全体的に、瓦のヒビが目立っていました。これは、地葺きの際に鉄釘を使用した施工で、釘が腐食して膨れる現象が生じ、釘穴を起点にヒビが発生しています。

実際、お施主様が葺き替えを決断された最大の理由がこれでした。補修ですと、恐らく将来的にも、こう言った工事を繰り返す可能性が大きいと考えられました。

将来的に、お子様が後を継がれる予定になっていまして、後に高額な負担をかけさせたくないというお考えです。

そんなお気持ちに応えられるよう、仕上げていきたいと思っています。

大規模社寺物件 その7

大きな社寺建築の現場も、着工から5ヶ月目に突入です。

着工からおよそ18週目です。
sumaru58
大屋根北面の平部施工の様子です。画像をよく見ると、左端に大棟の箱棟の終わりが見え、その付近から降棟の箱棟が見えています。

19週目の画像です。
miniko33
大屋根南東の箕甲地の様子です。鉄骨の状態で、今後下地造りが進むことになります。
袖地が出来ていく様子は、過去ログ袖地でも触れています。

上の画像から3日後です。平部の施工も、中央部を残すのみとなっているようです。
sumaru55

ここで、平瓦と素丸瓦の納まりのアップ画像です。
sumaru56

着工からおよそ21週目です。
tonbo06
素丸用銅線の作成の様子です。また、お二人が違う色の線を扱っていますが、これはステンレス線で、足場用の線を作っています。

なお、足場線の使い方ですが、当ブログの過去ログ谷3をご覧ください。

この銅線を作っているスペースですが、大屋根の軒下を使ったそうです。軒下と言いましても、相当広いスペースがあります。

ちょっと、引いた画像です。
asiba12
図面で見ると、これくらいの幅があります。
asiba13
7.3mというと、普段施工している平均的な住宅が乗っかってしまう幅です。

また、同時期に、東側妻面の平部施工が進んでいます。
sumaru57

続きは、後日とさせていただきます。

大規模社寺物件 その6

いつもご来訪ありがとうございます。

記事の内容も、着工からおよそ15週目に入りました。

南面では、軒巴瓦の段取りが始まりました。このように、軒巴を配り、施工の準備をしています。
nokitomoe04

一方、北面では、基準となる個所に素丸を葺き、その後平瓦と素丸の施工が本格化です。
sumaru49 sumaru50

また、同じ時期に、素丸の合端作業が行われています。
sumaru53

着工からおよそ4ヶ月が経過する頃です。
sumaru51 sumaru52

それから、この現場に関して追加情報です。使用された桟木のサイズに関してです。

横桟木が36×60×3,000(mm)で、縦桟木が45×45×3,000(mm)とのことです。これだけの工事になると、さすがに大きい材料を使ってありますね。

参考までに、当ブログの本葺きの現場のサイズはこちらです。(工事本格始動 その2

大規模社寺物件 その5

昨日のイカの記事は、どうでしたか? やはり、透き通ったイカって魅力的ですよね。

さて、休日をはさみ、また大きな社寺物件を見ていただきます。なお、記事中の通算の日数は、経過した日数であり、実働日数ではございませんので、予めご理解ください。

着工から、およそ6週間目です。
zaguri06
大屋根の北面で、座刳加工した瓦座が取り付けられた様子です。参考までに、過去の記事で瓦座の加工の様子を書いていますので、よろしかったら、ご覧下さい。(前準備2 瓦座刳り

およそ8週間目です。
shikibira01
こちらでは、軒瓦の前に、敷平瓦を葺く仕様になっていまして、その敷平瓦を施工している様子です。瓦の下になんばんを置き、ビスで瓦を留めつけています。勾配定規を使って、瓦の勾配を確認しながらの施工となります。

およそ11週間目、素丸用の銅線を作っています。
tonbo05
素丸が総数で35,000本を超えていますので、銅線の量も相当なものだったでしょうね。手にかかる負担も、相当大きいはずです。

同じ時期、大屋根の南面では、横桟木の施工です。
sangi16

およそ3ヶ月後には、東面の軒瓦の施工が始まっています。
jibuki43
南北が、広い面ですので、こちらは妻屋根です。向こうに写っている人が、大変小さく見えます。屋根の大きさが実感できますね。

同時期、北面では軒先の平葺きが進行中です。
jibuki44 jibuki45

着工から3か月が経過しました。まだ、この先は果てしなく長いものです。

この続きは、後日とします。


呼子ツアー

今日は、我が家の4人+妻の両親2人の計6名で、佐賀県の呼子町に出かけました。

お目当ては、もちろん『イカ』です。

拙者は、呼子で『イカ』を食べる時は、河太郎さんしか行った事がありません。HPにありますが、6月1日に移転・新規オープンだったそうで、今日は初の日曜日ということもあったからでしょうか、かなりの来店者数でした。なお、以前の店舗は、現在解体工事が進められていました。
yobuko01 yobuko02

お店には、11時前に到着しましたが、既に満席状態でした。待ち時間の間、付近をウロウロと・・・。このように、イカを干している光景が、いたる所で見ることが出来ます。
yobuko03
また、店内では、職業柄こういうものに目が行きました。
yobuko04
あとで気が付きましたが、イカを盛るための皿と同じ柄のようでした。

オーダーをして、料理を待ちます。定番だと思いますが、『いか活き造り定食』¥2,625(税込み)をオーダーしました。HP内で、こちらのお品書きを見ることが出来ます。

まず、『酢もずく』と『吸い物』が出てきた後、『いかシューマイ』です。
yobuko05

そして、メインの『いか活き造り』です。
yobuko06
画像は、5人前です。柔らかく、なかなかの味でした。うちの子は、食べるのをそっちのけで、イカを突いて遊んでいたり・・・(笑)。刺身は、あっという間に無くなりました。

いつものことですが、大きな瞳で見つめられているような気分になります。イカさんに感謝・・・。美味しかったよ!
yobuko07

そして、やっぱりコレですね!ご飯もすすみます。
yobuko08

イカを堪能したあと、店を出ました。ちょうど、呼子大綱引きが催されていまして、多くの人で賑わっていました。

午後からは、こちらの方に足を伸ばしてみました。今年の4月に開通した鷹島肥前大橋です。佐賀県唐津市肥前町と長崎県松浦市鷹島町をつないでいます。
takashima01 takashima02
いずれも佐賀県側からの撮影です。結構立派な橋ですね。

佐賀県側から橋を渡ると、長崎県に入ります。
takashima03
渡ってすぐのところに、『道の駅 鷹ら島』があり、こちらも多くの人出でした。
takashima04
松浦市役所HP内に、PRプロジェクトなど、いろいろな情報がありました。一度お出かけになって見られては?

大規模社寺物件 その4

今日は、親方から画像を更に入手しましたので、施工中の模様をもっと細かく見ていただこうと思います。念のためですが、現場自体は既に完了しておりまして、現在進行形ではありません。

まず、着工から3日目です。
sangi10
大屋根において、基準を出している様子です。この基準が文字通りスタートラインになりますので、非常に重要な作業と言えます。
また、以前の記事で触れましたが、こちらでは下葺き材は二重張りの仕様になっています。一層目にゴムアスルーフィングを張り、その上に突起加工が施され流桟木のような機能を持った下葺き材が張られています。
基準を出し終えると、瓦を仮置きします。
sangi11

そして、工事は本格稼動となっていきます。

着工から約一週間後です。大きな面で横桟木の施工が進んでいます。
sangi12
横桟木と下葺き材の施工は、同時進行です。こういった屋根ですと、やはりこういうやり方になりますね。

着工から約二週間後、横桟木を施工した後に、縦桟木のための墨出しです。
sangi13

着工から約三週間後の縦桟木施工の状況です。
sangi14
軒先側から大棟に向かって撮られています。画像上部は、未施工部分です。

着工から約一ヶ月経過。妻屋根でも横桟木の施工が進んでいます。
sangi15
また、反対側の妻屋根では、縦桟木の墨出しです。
sangi16

続きは、後日とさせていただきます。

大規模社寺物件 その3

今回、大型社寺物件の第3段をご紹介いたします。

工程的には、箕甲から袖丸までの内容になります。ブログ内であちこちに飛んでいただく必要のある内容ですので、予めご了承ください(笑)。

まず、掛唐草の納め状況からです。
minoko32
施工の流れは、当ブログの昨年10月下旬あたりの過去ログをご覧ください。掛唐草 二の平選別 掛唐草2 二の平 掛巴 掛面戸

箕甲が終わると、次は袖丸の施工へと進みます。

まずは、袖丸の選別から行います。
sodemaru24
これが、選別の模様です。過去ログでも、選別に触れていますので、よろしかったらそちらもご覧下さい。袖丸 袖丸2

選別などの作業を終え、屋根の上での施工に移ります。これは、完了時の画像です。
sodemaru25 sodemaru26

また、向拝では、屋根勾配が緩いため、このように捨水切りが取り付けられています。
sodeji16

この続きは、また後日とさせていただきます。

大規模社寺物件 その2

今日は、第二弾です。

これは、現場でのひとコマで、雨天の日の現場の様子です。

これは、向拝の隅先から撮られたものです。
taki01
向拝とはいえ、30m超の長さです。

この雨水が、下層の屋根の上に落ちます。しぶきがあがっていますね。親方は滝壺と表現しています。ピッタリの表現ですね(笑)。
taki02

大屋根の軒下で撮られた画像です。かなりの勢いで雨水が落ちている様子がよくわかります。
taki03
この写真には、幅50mの滝とタイトルが付けられていました(笑)。

大規模社寺物件 その1

最近のネタ不足を気にかけてもらったのか、先日親方からネタを恵んでもらいました。(ありがとうございます。)

以前、すべてがビッグサイズの社寺建築について書いたことがあります。

ちょっと振り返っていただくために、過去ログのURLを貼っておきますので、参照ください。
袖地 袖地2 本葺平 big降棟 big大棟鬼

今日は、地葺きから素丸葺きまでをご紹介します。

とにかく、大きい屋根でして、屋根面積が8,789㎡あります。親方から聞きましたが、こちらの現場はルーフィングは二重貼りだったそうです・・・。ルーフィングだけで、何人工かかったのやら・・・。

この画像は、本葺平中の屋根伏図でいうと、軒先寸法が70.27mの方のものです。足場上の職人さんと比べても、瓦のサイズがとてつもなく大きいのがわかると思います。
jibuki41

こちらは、下層の屋根と思われます。屋根伏図で見る限り相当長いです。ルーフィング3本流しても、反対側に到達出来ません・・・。多分、現場内での会話は、携帯電話が活躍したのでしょうね(笑)。
jibuki42

これは、軒先の納まりを関係者の方に見ていただくために、製作を依頼されたため、現場の方で作ったそうです。普通、図面や写真を使ってのご説明というケースが多いと思うのですが、なかなか大変な現場だったのですね。
sumaru48

これは、素丸葺きまで進んだ状態です。しかし、ごっつい棟足場ですね・・・。ちなみに、当ブログの本葺の現場では、こんな感じでしたよ。
sumaru47

これは、荷揚げの様子です。クレーンを使っての作業です。これだけの大きさですから、荷揚げ台もこれくらい設置しないと追いつきませんね。ちなみに、当ブログの現場では、こうでした。多分、拙者なら荷揚げの日は、行方不明になると思います(笑)。携帯も繋がらないことでしょう(笑)。
sumaru46

この現場で使われたクレーンはこれです。
niage13
100tクローラークレーンってやつです。正直、拙者はこう言ったクレーンのお世話になったことはありません。というか、今後も無いと思われます(笑)。

続きは、後日です。

プロフィール

himomaru

Author:himomaru
瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

このブログはリンクフリーです。

画像をクリックしていただくと、大きいサイズで見ることが出来ます。

FC2カウンター
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブログランキングに参加してます
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。