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袖地

いつもご覧いただき、ありがとうございます。最近では、アクセス数やランキング順位が、勢いよくUPしてまして、大変励みになっています。また、様々なキーワードで、当ブログにお見えになってらっしゃいますので、内容的にも工夫しなければという思いがしています。

さて、一昨日のことですが、親方からブログネタを提供してもらいました。我社及び拙者は、施工には関係していませんが、とある社寺建築の現場でして、親方が施工に携わっていました。当ブログの現場と同じで、鉄骨造の建物です。
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それにしても、大きな建物ですね。当ブログの建物も、大きい部類に入るのですが、ケタが違います。比較の意味で、ご覧ください。この画像も、大屋根のものです。
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拙者の現場では、鉄骨で下地を作り、耐火野地板を貼って、”ハイ!下地の出来上がり!”という感じでした。ところが、こちらの現場では、下地造りに手間暇をかけられ、より高い精度を追及されたようです。

まず、冒頭の画像の続きで、垂木の施工です。
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そして、耐火野地板の施工です。この段階では、段々はついてませんね。
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耐火野地板が貼り終わりますと、その上に木材で下地が作られます。
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この段階で、段々が見えました。
その後、野地板を施工後、下葺材という流れです。
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しかし、何という大きさでしょう。拙者の現場と再び比較です。
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棟の高さも、壁みたいですね(笑)

続きは、後日とさせていただきます。

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小屋裏換気

今日は、日頃よく使っている製品について書きたいと思います。
以前に比べると、設計図面などで小屋裏換気についての指定が増えてきたと思います。また、遮熱シートとの組み合わせで、重要性が増してきました。

拙者は、(有)ユーユカワラさんのユーユ換気を使っています。

全体を見ると、このような作りになっています。素材には、HPにも記載がありますが、ステンレス製(厚さ0.4mm)です。
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真横から見ると、このようになっています。向って右手が水上で、左手が水下です。
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従来からある内蔵型の棟換気と理屈は同じです。瓦の下に野地板を切り明けて取り付けます。引っ掛け桟葺き工法の瓦であれば、取り付け可能です。そして、瓦の隙間から屋根裏の空気を排気するという考え方です。異なるのは、取り付け位置です。棟換気は、読んで字の如く、棟に取り付けて棟部から換気するものです。対して、ユーユ換気は、棟から2~3枚下った位置の平部に取り付けます。
これには、メリットがあります。
第一に、取り付け場所を選ばないことです。
棟換気ですと、ある一定の長さの棟がないと取り付けることが出来ません。寄棟では、大棟の長さが短く、十分な数量を取り付けることが出来ない場合があります。ましてや、方形(ほうぎょ)屋根や二階建ての下屋で棟がないところでは、取り付けそのものが不可能ですね。
第二に、取り付けが容易であることです。
新築では大差無いと思いますが、既にお住まいの建物に取り付ける場合は、段違いです。棟換気ですと、一旦棟を取り壊す必要があります。その費用だけでも高額になってしまいます。ユーユ換気ですと、平部の瓦を数枚めくるだけです。

取り付け方法など詳しいことは、同社HPをご覧ください。

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メーカー紹介 3

今日は、三州で鬼瓦を製造されている㈱マサヨシさんを紹介したいと思います。最近のアクセス状況を見ていますと、鬼瓦に関するキーワードで検索してらっしゃる方を多く見かけるようになりましたので、もしかするとこちらのHPは役に立つのではないでしょうか。

鬼瓦と一口にいいましても、実は種類が多くあります。同社では、いろいろなカテゴリーに分けてあり、分かりやすく掲載してあります。鬼瓦以外にも、洋風の棟で使える装飾瓦や塀瓦などもラインナップされています。詳細は、製品カテゴリー一覧をご覧下さい。

同社のHPで、特徴的な部分をご紹介します。特選コーディネートでのこだわりのコーディネートや、鬼瓦シミュレーションでの棟瓦を含めたシミュレーションが出来るという面白い作りになっています。屋根で自己主張されてみてはいかがしょうか?

また、マサヨシ NET SHOPにて、エクステリア製品や置物などが通販で購入出来ます。

この他、CADデータで各種鬼瓦のデータがダウンロード出来ます。さすがに、社寺仏閣に関しては、物件毎に、発注図面書くことになると思うので、無理ですね。(過去ログ参照下さい。)

特大素丸 2

ここ最近ですが、当ブログ開設当初では想像もつかないようなアクセスをいただいてまして、非常に感激しております。本当に、いつもありがとうございます。ネタが続く限り(笑)がんばっていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。時々は、瓦以外の記事になるかも知れません(笑)。

さて、昨日に引き続き、特大素丸の製作工程をご覧いただきます。

表面の仕上げが終わると、もう片方の型をかぶせます。
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瓦をひっくり返しまして、裏側の材料同士の接合部分を仕上げていきます。
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そして、型からはみ出した余分な部分は、切り取ります。
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二人がかりで、瓦を起こします。焼成前なので、水分を含んでいて結構重たかったでしょう・・・。焼き上がると、一人で抱えることができました。
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型を外しました。
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一定期間、立てた状態で乾燥させまして、窯に入ります。
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これが、取り付け後の様子です。画像は入口の門のものです。この他に、建物本体の一部にも使用いたしました。やはり、これだけのサイズの瓦ですから、形状の面で均一に仕上がることは考えにくく、予め社内で合端作業を行い、並べる順序を決めて、現場での取り付け作業をいたしました。特注品で、それなりにお値段の張るものでしたので、運搬と荷揚げは私の手で行いました(笑)。
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瓦の知識がある方ですとお気づきかと思いますが、棟際の勾配が水平に近いので、瓦は逆勾配になっています。通常ですと、雨漏りし放題ですね(笑)。建物本体も、このような納まりになっています。一旦、瓦棒を葺いていまして(板金屋さん施工)、瓦はあくまでも装飾という考え方で、設計されています。



特大素丸 1

今日ご紹介する画像は、2006年のものです。
ある店舗の新築工事の際に、特注で作ってもらいました。寸法は、幅が約2尺5寸(≒757mm)で働き長さが2尺(≒606mm)という無茶苦茶に大きいサイズです。ちなみに、住宅などで一般的に使われている素丸は、幅が約150mmで働き長さが約265mmですから、桁違いです。

それでは、製作過程です。

まず、板状の材料を型の上に配置し、繋いでいきます。
木材で作った型を使用してます。予め、出来上がりの寸法を図面上で打ち合わせていますので、それから焼成時の収縮を計算の上、型が作られています。なお、型の製作は、大工さんに依頼されたとのことでした。
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繋ぎ目を、丹念に仕上げていきます。
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玉口の仕上げ工程です。水切り目的のための、溝加工もされています。
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素丸の表面やエッジ部分の仕上げ工程です。
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続きは、また改めまして・・・。

メーカー紹介 3

今日は、長年お付き合いいただいている淡路の緑窯業㈱さんをご紹介いたします。

そもそも、淡路は日本三大瓦産地(三州・淡路・石州)のひとつであり、瓦の生産は地元の伝統的な地場産業です。特に、いぶし瓦は日本一の生産量を誇っているとの事です。最近では、洋風の住宅が増えたこともあり、苦戦を強いられているようでして、地元では、淡路瓦ブランド復興のために、さまざまな事業に取り組んでおられるようです。

話を戻しますが、同社では和型(J型)と平板瓦の製造を行っておられます。和型では、こういった種類が作られています。普段良く使っているのは、ナイスミドリです。寸法や行儀が安定していて、非常に良い瓦だと思います。肌も綺麗で、葺き上がりが美しい瓦です。
また、ナイスミドリより重なりが深い深切瓦というタイプもあります。最近では、防災瓦へと進化しましたので、雨と風に対して、和型の中では最強と言えるかも知れません。

一方、平板瓦のラインナップは、こんな感じです。いぶしの平板瓦を作っているメーカーは、意外と少ないので、貴重な存在と言えます。ナイス・ザ・サミットは昨年使わせていただきました。いぶし独特の落ち着きのある雰囲気が、とても格好良かったですよ。(画像は、都合により準備出来ませんでした。)
今度使ってみたいのが、ナイス・ザ・フラットの一体袖仕様です。我が社の近所で、他社さんが施工された建物があるのですが、工務店さんなどの注目度の高い瓦でした。”あの瓦は何っていうの?”といった感じで、よく聞かれました。もともと瓦自体フルフラットなデザインに加え、袖瓦もスッキリとした仕上がりになるので、美しく格好の良い屋根になりますよ。

以前は、我が社でも年間数万枚使っていた時があったのですが、ここ最近ではすっかりご無沙汰状態です。再び、そういう時が来ることを祈っています。

メーカー紹介 2

今日は、主要取引先のうちの一社である丸栄陶業株式会社さんをご紹介したいと思います。
同社は、時代をさかのぼること江戸時代の1801年創業の歴史ある会社です。ちなみに、1801年といいますと、伊能忠敬に、関東・東北の沿岸測量が命じられた年でもあり、アメリカでは、トマス・ジェファーソンが第3代大統領に就任した年でもあるようです。

HPのトップをご覧になってお分かりかと思いますが、本葺瓦をはじめ、和型(J型)や洋瓦、そして敷瓦と商品構成では群を抜いている会社です。(ちなみに、いぶし瓦ばかりのようですが、色も充実しています。)この他、某ハウスメーカー様向けのオリジナル瓦の製造などを行われている実力派のメーカーです。かつては、某大手屋根材メーカーに焼成瓦を供給していた時期もありましたね。

施工例で、それぞれの瓦をクリックすると、施工物件を画像付きで知ることが出来ます。中には、有名な物件名も出てきますよ。標準設計価格表もありますので、新築などのご計画にも非常に便利です。

我が社の施工例も1枚。
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某小学校の体育館の工事でした。瓦は、バレルタイルズの窯変を使用しています。

また、工場見学(要予約)を実施されているようなので、お近くの方やご興味をお持ちの方は、一度お出かけになってはいかがでしょうか。

設計者や施工業者だけでなく、一般の方もご覧頂ける内容になっておりますので、詳しくはHPをご覧ください。

メーカー紹介 1

ここ最近、不況のため暗いニュースしか目にしてない気がします。

我々の業界も、例外ではありません。なんとかこの苦境を一緒に乗り越えようという気持ちを込めまして、普段お世話になっているメーカーさんをご紹介いたします。

まず、第一弾として、当ブログの現場でお世話になった井上瓦産業㈱さんをご紹介いたします。

今回使用した平瓦は、南都瓦という製品です。サイズで6タイプの製品があるのですが、今回は南都D型を使っています。印象なのですが、とても焼きがよくて、行儀がよかったですね。
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南都瓦の特長にもあるように、凸型の水返しが設けられているので、ガッチリと葺くことができました。
しかも、雨仕舞が良いだけでなく、素丸葺き時のなんばんの量が少なくて済むため、従来品とくらべ屋根の軽量化ができます。葺き手側にとっても、施工の効率化が実現できます。
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製品のラインナップとしましては、南都瓦以外でも和型(J型)も充実しています。井上社長から聞きましたが、特に56型の役瓦の充実ぶりには、相当の自信をもっておられました。

この、井上瓦産業さんの印象ですが、工事を熟知してありまして、頼りがいのある窯元というものでした。また、社寺では製造風景にもありますが、特別な役瓦は手造りで製造されます。その際に、葺き手と造り手が、直接会話できるという大きな特長があります。通常、メーカーなどの営業さんを通じて、打ち合わせを進めていくのですが、こちらでは直接意見を交わすことができます。そういった意味でも、玄人好みの製品と窯元と言えるのではないでしょうか。

詳しくは、HPをご覧ください。

雪化粧

今朝起きてみると、周囲はうっすらと雪化粧でした。山間部の道路では、通行止めやチェーン規制が出ていたようです。拙者は、平野部に住んでいるのですが、通勤に支障が出るほどの雪でなかったのが、なによりでした。普段、自動車で30分ほどの距離なのですが、かつて3時間以上かかったケースが・・・。

ということで、風情があるかなとの思いで、近くの問屋さんに行ったついでに、現場に立ち寄ってみました。
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現場では、大工さんが材木を搬入されてあったようですね。

当方は、もともと雪の少ない地域なので、珍しい光景です。
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雪の峠は越えたようですが、冷え込みが厳しくなるようです。みなさん、風邪には気を付けてください。ちなみに、我が子は3日連続の高熱で、今日は学校を休んだようです。

以上、積雪情報を現場よりお伝えしました。

鬼瓦発注図面4

いつもご覧いただきありがとうございます。

これは、拝巴の上に乗る部分の寸法が記入されているものです。
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このように、ピッタリと納まらないといけませんので、ここの寸法は重要です。
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足は刀根丸の上に乗りますので、勾配を指定しなければなりません。10.6寸勾配ですから、45度を超える傾斜ですね。
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しかも、刀根丸に乗る部分の形状も、このように指定します。これは、足の断面図になります。刀根丸の形状に合わせて、足にも細工が必要です。
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実際の画像がこれです。
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微調整の範囲で、このようにピッタリと納まりました。
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鬼瓦発注図面3

今回で、パート3になりました。年明け早々ということもあり、ネタ不足のため小出しで行きたいと思います(笑)。

さて、さらに細かく見ていただきます。これは、大屋根の大棟鬼部分を切り取ったものです。
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まず、頭の部分の側面の勾配です。
cad27

そして、真横から頭を見たものです。頭の部分だけで、2尺4寸(727mm)。確かに大きかったです・・・。大棟鬼合端のときは、パーツ状態の鬼瓦を二人で動かしていました。梱包を解いた時に触れましたが、足まで組むと全長でおよそ164cmでした。重量も結構なものでした・・・。
また、棟は反らせている訳ですが、鬼瓦の角の部分を含めてのラインですので、勾配とたるみもこのように指定します。
cad31

鬼瓦発注図面2

昨日に引き続き、鬼瓦発注時に作成された図面をご紹介いたします。

これが、昨日ご紹介いたしました鬼瓦発注図面です。

妻側の芯で区切り、大屋根と向拝屋根を一枚の図面で描いています。
向って右側が、大屋根を描いたものです。
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そして、左側が向拝屋根を描いたものです。
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ここでワンポイントですが、屋根の反りのラインについてです。向拝屋根のラインは、大屋根のものを縮小しただけでは、たるみがきつすぎるとのことで、たるみの比率のみを同一に揃えているそうです。そうすることによって、二つのラインが同じような感じで見えるそうです。

鬼瓦発注図面

今日は、親方に提供してもらった図面をご紹介したいと思います。これは、鬼瓦を発注する際に描かれた図面なのですが、形状や寸法などを細かく指定するものです。

葺師は、きちんと納めるために、屋根の納まりについて詳細に把握している必要があります。
一方で、鬼師は、これを基に製作するわけです。原料は、普通の瓦と同じく粘土を使用しています。形を作り上げ、乾燥と焼成という工程を辿りますので、当然のことながら出来上がり時は小さくなります。この収縮を考慮しながら製作しなければなりませんから、高度な技能が要求されます。しかも、大棟鬼でご紹介しましたように、鬼瓦によってはパーツに分かれていますので、それぞれの整合性も要求されます。こういったプロ同士の仕事が、最終的に美しい屋根を作り上げていきます。

これが、実際の図面です。
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今回の工事では、大棟鬼・降鬼・隅鬼・二の鬼というように4種類の鬼瓦を使用しています。基本的に、形状は同じなのですが、大屋根と向拝屋根では寸法が異なります。従って、8種類の鬼瓦について製図する必要があります。この1枚の図面で、すべての鬼瓦が描かれています。

細かくは、改めてご紹介していきたいと思います。

仕事初め

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も、当ブログよろしくお願い申し上げます。

どうにか2009年を迎えたわけですが、わが社では、今日が仕事初めでした。朝から年始挨拶回りをしていまして、先ほど戻ってまいりました。どちらをお邪魔しても、「今年は厳しい一年になりそうだ」という言葉しか聞けませんでした・・・。

さて、当ブログの現場はと言いますと、今日フォークリフトの回収をしていただきました。新しいリフトは気分がいいですね。正直、会社のやつと交換したかったです(笑)。
トヨタL&Fさん、大変お世話になり、ありがとうございました。

これで、現場撤収が完全に終わりました。今後は、外観で動きがあった場合に、様子をお伝えしたいと思います。(スライドショーで見られるように、時々定点観測に行っています)
プロフィール

himomaru

Author:himomaru
瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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