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隅棟

昨日の夕方に大棟の鬼瓦を1組据えましたが、今日の午前中に残りの二組も据え付けが終わりました。鬼瓦が据わると、見栄えが違いますね。
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後ろの画像です。ボルト関係の作業が終わりまして、足の部分は蓋がされました。
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表の画像です。いろいろ考慮しまして、紋は消しています。ですが、同業の方なら、鬼の造りなどで察しはつくかもですが・・・。
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大屋根の鬼に関しては、大きな紋は後付けになっていますが、取り付けはこのような感じでやってます。銅線で固定しています。
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それだけでは無く、掛巴の時にご紹介しました超強力な接着剤も併用しています。
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この他の進行状況としましては、大屋根の降棟ですが、南西と北東の個所で亀衾(かめぶすま)瓦が施工されました。
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また、画像はありませんが、大屋根の隅面戸の施工が終わりました。

さて、本日のトピックスです。北東の隅棟では熨斗の施工が始まりました。

これが、施工の様子です。熨斗の上に立てられているのは、通称”鳥居”と呼ばれるもので、これに熨斗幅を合わせて積んでいきます。
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また、この鳥居には水平器を取り付けられるようになっており、棟の水平を保ちながら施工が出来るように工夫されています。
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この部分は、刀根丸と袖丸部分を横断し、降棟に接合する箇所です。刀根地と袖地から流れてきた水を遮ってしまいますと雨漏りの原因となりますので、トンネルを作り雨水を軒先までスムーズに流します。
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台熨斗が一段落したところです。鎖に合わせて微調整しています。
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今日は、ここまでです。不意の雨に備えて養生して終わりです。
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なお、明日は現場作業はお休みです。ブログの更新も都合によりお休みとさせていただきます。それでは、よい週末をお過ごしください。



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大棟鬼

今日は、晴れたり雨が降ったりと変な天気でした。

現場の方はといいますと、大屋根の東側で袖丸と刀根丸が仕上がりました。また、南東の隅棟では隅面戸、降棟では衾(ふすま)瓦の施工が行われました。なお、その模様の画像は、全体の構成上省略させて頂きます。

さて、本日のトピックスです。社寺の瓦葺工事にとって、大棟の鬼瓦を据えるということは、大きな節目と言えると思います。それでは、その模様をご紹介いたします。

以前、ご紹介してましたように、鬼瓦の合端(あいば)作業は終えています。まずは、鬼瓦を並べてみて、ボルトを通してみます。ボルトは、二種類を用意しています。これは、パーツ同士をつなぐ長さ150mmの物です。
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これは、胴体と一体につなぐ為の長さ1500mmのボルトを通したところです。
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通りが悪いところは、穴を広げる加工をします。一通り加工を終えまして、屋根に荷揚げします。今回、鬼瓦は屋根の上で組みました。本当なら、組み上げて、クレーンで荷揚げというのが理想だったのでしょうが・・・。

これは、鬼瓦を引っ張る銅線を、棟の鉄骨下地に取り付けている様子です。
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今回、鬼瓦の足は二つのパーツに分かれていますので、それをボルトでつなぎます。ご覧の通り、4本のボルトを使っています。長いボルトが、足の先から胴体まで貫通させている1500mmのボルトです。
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この平らなところが、鬼の股の部分が乗るところです。拝み合わせの部分は、こだわりの細工が見えます。
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組んだ足を、据付けようと持ち上げたところです。かなり重たいです。
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刀根丸の上に乗せ、足元の銅線を仮に締めました。ですが、まだ足から手を離すわけには行きません。その後、もう一方の足も乗りました。
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胴体が乗るように、幅を確認します。この間も、足は支えられたままです。
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幅や傾きを修正した後に、胴体が乗ります。まだ、足は支えられたままです。
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銅線で引っ張られ、長いボルトが締められると一安心です。ようやく手が離せます。胴体の内部はこのような状態です。
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16時に鬼瓦を荷揚げしまして、据付が出来たときは、日没間近でした。頭は、明日乗ります。


隅棟面戸

今日は、午後から高い降水確率でしたが、現場方面は大した雨にならず、夕方まで作業することが出来ました。

本日の作業状況です。

昨日の続きで、大屋根東側の妻屋根の水切熨斗の施工が一段落です。
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上の方から撮ってみました。熨斗のラインがきれいに通ってます。
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また、同じく東側では、掛唐草の取り付けの後、刀根丸の施工が行われました。
南面です。
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北面です。こちらは刀根地の地葺きも行われています。
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向拝では、刀根丸が施工されています。
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大屋根の大棟では、棟際の平瓦が葺かれています。瓦の下に、なんばんを敷き込み勾配をとります。
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また、先日の大屋根の大棟に続き、向拝の大棟の原寸図が描き上がりました。写真では、見難いと思いますが・・・。
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さて、本日のトピックスですが、大屋根の南西の隅棟で、面戸瓦の取り付けが行われました。

まず、棟の芯を挟んで、両側に台熨斗の幅で鎖が張られます。実際、台熨斗は鎖に合わせて施工します。
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素丸からの高さを測り、適正な高さになるように、鎖を調節します。
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鎖を釣っている銅線を絞ることにより、銅線の張り具合を微調整できます。
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また、鎖同士が平行であることも、重要な要素です。何度も平行を調べていました。
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実際に、熨斗瓦を置いてみて、高さが適切か確認しています。
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台熨斗のラインが決まると、今度は面戸瓦の施工です。当然のことながら、出来合いの物をそのまま取り付けて終わりというわけには行きません。まず、置いてみて、大まかに不要な部分を落とします。
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今度は、ケガキをして、細かく合わせていきます。
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微調整を重ね、ようやくひとつ出来上がりです。結構、手間のかかる作業です。
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降棟2

今日は、穏やかな陽気の一日でした。拙者も、別の現場で荷揚げなどをやっておりまして、結構汗をかきました。ということで、現場に着いたのは、16:00頃でした。

まずは、南側から見た全体画像です。
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今日の主な作業は、この画像の右側(東側)で行われています。

妻屋根では、水切熨斗の施工が始まりました。最初は、面戸瓦の施工です。
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その後、熨斗を一段施工するところで、今日は終わりました。
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また、追加で発注していた掛巴が届きましたので、早速施工が始まりました。
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そういえば、今日は、この棟足場をウロウロしていたのですが、この屋根の高さを、どう撮ったら伝わるか考えてみました。
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そこで、こういう風に撮ってみました。いかがでしょうか?ご近所の屋根が下のほうに見えます。
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さて、昨日に引き続き、降棟の施工が行われています。冒頭に申し上げましたように、今日は東側の2箇所の施工を行っています。

これは、南面の施工の模様です。拙者が到着した時には、北面の熨斗積みは終わっていました。
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昨日、書かせていただきましたが、降棟の中に鎖を入れていますが、大棟の下地の鉄骨に巻きつけています。
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また、全ての熨斗は、シリコンでの接着を併用しています。
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まだ、施工段階ではありますが、角度を変えてご覧いただきます。ちなみに、ご覧いただくのは、昨日熨斗積みをしてました南西の棟です。
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明日は、雨の予報が出ていますので、なんばんが雨で流れないように、今回の冠(かんむり)瓦である亀衾(かめぶすま)を仮に被せて、雨養生をしました。
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降棟

いつもご覧戴きありがとうございます。最近、アクセス数が増えてきまして、大変勇気付けられています。これからも、よろしくお願いいたします。

今日は、午前中晴れ間があったものの、午後からはドンヨリとした曇りでした。

そういえば、近頃はこのアングルをお見せしてなかったなと思いましたので、最初はこの一枚からです。随分、作業が進行しているのがお分かりになりますでしょうか。
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それでは、個別にご覧いただきます。

まずは、向拝の妻屋根です。水切熨斗の施工が一段落と言ったところです。熨斗は3段積みで、一段目は水糸に、二段目・三段目は墨に合わせて積まれています。
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軒天との取り合い箇所は、このようにキレイに切り合せられています。
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大屋根の東側妻屋根でも、水切熨斗の施工に向けて、面戸瓦の施工が行われています。
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この他では、大棟の際に入れる平瓦の準備を行っています。棟際はカットした物で納めるため、地上でまとめてカットしています。

さて、本日のトピックスです。一昨日、降棟の台熨斗の施工の模様をご紹介いたしました。今日は、大屋根の全ての降棟の台熨斗を積み終えています。そして、南西と北東の箇所では、その後の熨斗積みが進んでいます。

これは、南西の様子です。
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ちなみに、降棟のトンネルの出口は、このように面戸瓦が取り付けられます。
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これは、鬼際の様子です。熨斗瓦の両脇に取り付けられているものは、熨斗積みの際の定規です。これにより、熨斗幅と各段の高さが分かります。木材に巻き付けられている銅線は、目盛りの役目を持っていまして、水糸を取り付けられるような作りになっています。
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熨斗積みをする際には、熨斗幅を適正にする必要があります。まずは、鬼際で寸法を採ります。
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その寸法に基づいて、一定間隔で棟に寸法を出していきます。
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熨斗積みをしている様子です。三人一組で作業しています。一人がなんばんを置いて、残りの二人で熨斗を積んでいきます。このアングルは、今でないと見ることが出来ません。
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棟から鎖が出ているのにお気付きかと思います。これは、鎖から熨斗を引っ張ることにより、降鬼に集中しがちになる荷重を分散させる目的で入れています。現場調査時に見かけることがあるのですが、降棟の自重で棟全体がズリ下がり、降鬼を押しています。その結果、大棟と降棟の間に大きく隙間が出来ます。最悪、降鬼の落下などを引き起こします。ましてや、このような屋根ですと、そういう事が余計に起きやすいのです。
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南西の棟は、ここまで進みました。
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11月22日 part3

今日は、朝から雨天でしたので、現場作業はお休みでした。そこで、一昨日に隅鬼(すみおに)の据付を一部で行いましたので、その模様をご紹介いたします。据付を行ったのは、大屋根の南東と南西の箇所でした。

実際に施工する棟の幅と勾配をチェックしています。
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実際に、鬼瓦を仮置きしてみます。
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水平器や差し金を使って、鬼瓦の勾配や水平をシビアに見ます。
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必要に応じて、邪魔になる部分のケガキを行います。
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これは、不要な部分を落としている様子です。
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時には、このようにタガネを使用する場合もあります。
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鬼瓦が欠けない様に、隅巴に乗る部分は面取りを行います。
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鬼瓦を据付けた状態です。予め、下地から出しておいた銅線で、鬼瓦を引っ張ります。細かいところですが、素丸に乗る部分にはシリコンを使っています。ちなみに、鬼瓦の穴の中に、文字が見えると思いますが、この鬼の寄付をされた方のお名前を記した札です。鬼瓦に書き入れるスペースが無かったため、瓦で札を作り、それに書き入れていただきました。鬼の内部に接着して納めさせていただいています。
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11月22日 part2

今日は、日曜日なので作業はお休みです。そこで、昨日に引き続き、土曜日の作業内容をご紹介いたします。降鬼(くだりおに)の据付の後、南西の箇所で台熨斗(だいのし)の施工を行っています。

まず、原寸図の基づいて作成された定規で、鬼際の熨斗の高さを出します。
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ちなみに、定規はこのようなものです。
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棟の反りは鎖に合わせます。これは、鎖の準備をしている様子です。
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熨斗積みの開始です。
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熨斗積みをしている様子です。二人一組で作業を行います。棟の右側と左側を分担します。
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全ての熨斗瓦には、準備段階で銅線を通していまして、銅線で左右の熨斗を結びます。これは、拡大画像です。
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その後、全ての熨斗瓦の継ぎ手に補強の意味合いでシーリングします。
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台熨斗が出来上がりました。
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明日は、第三弾です。

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今日は、作業していると、汗ばむくらいの温かさでした。

本日の作業は、工程の上で節目となるものですし、内容的にも豊富でした。天気予報通りになれば、月曜日は雨のようです。そこで、休日のネタが不足していることもあり(笑)、三回に分けてご紹介したいと思います。

地上では、熨斗の準備が続けられています。
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向拝の妻屋根では、水切熨斗の施工が始まりました。
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さて、本日のトピックスです。ようやく、鬼瓦の据付が始まりました。今回は、降棟の鬼をご紹介しておきます。据付けられた箇所は、大屋根の4個です。

まず、北西の物です。
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北東の物です。
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南西の物です。
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南東の物です。
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手前が北西で、奥が北東の物です。
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念のためですが、箇所毎にご紹介いたしましたが、4個とも同一の形状と寸法です(笑)。

鬼瓦は、このように銅線で引っ張ります。
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ちなみに、この部分はトンネル未施工です。




降棟トンネル

今日は、雨が降るなどすっきりしない空模様でしたが、寒さは幾分緩んだ感じでした。

作業の方は、着々と進んでいます。

まず、向拝ですが、北側も水切熨斗(みずきりのし)の施工が一段落です。
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引き続き、素丸(すまる)葺きへ移行しています。
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北面では、素丸葺きの後に袖丸(そでまる)が施工されました。ちなみに、向拝の袖丸は一列です。
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妻屋根では、壁際まで素丸が葺かれました。今後、水切熨斗の施工へと移行します。
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一方、大屋根では袖丸の施工が進められています。

北面の西側は一段落しています。
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その後、東側に施工の場所を移しています。

さて、本日のトピックスですが、降棟のトンネルの施工に着手いたしました。降棟は、施工次第では雨漏りしやすい箇所です。大棟や隅棟とは違い、棟下の平瓦に水が流れやすい状況にあります。土台を土やなんばんだけで作ると、吸ったりなどして水がとどまりやすく、平瓦の間から漏水しやすいのです。その対策としては、瓦くずを敷いて水はけを良くする方法が一般的だと思います。今回は、平瓦を裏返しに使い、トンネルを作る方法を採っています。

これが施工している様子です。昨日見ていただいていますが、予め平瓦の間から出しておいた銅線で留め付けます。
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拡大しました。
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トンネルの出口です。中は空洞ですから、水はけはいいですね。
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水切熨斗

今日も、非常に寒かったですね。普段、雨を連れて来るとか言われますが、今日は寒気を連れてきたなどと・・・。

現場の方は、寒さに負けず作業が行われています。

まずは、大屋根東側の刀根地の地葺きが行われました。この部分が完了すると地葺きの工程は完了です。
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ご紹介するのを忘れていましたが、平瓦の重なり部分から多くの銅線が出されている列が、降棟(くだりむね)を施工する箇所です。
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次は、袖丸です。先日より選別と合端を行っていました袖丸が施工されました。今日は、大屋根の西側が施工箇所です。

まずは、施工の模様です。やはり、素丸葺きの時とは南蛮の使用量が違いますね。
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袖丸葺きが南面で一段落の状態です。
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ちなみに、丸瓦から銅線の束が出されていますが、この上に隅棟が施工されます。
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棟の方からも撮ってみました。
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さて、本日のトピックスです。西側の妻屋根では、水切熨斗(みずきりのし)の施工が行われました。熨斗瓦は3段積みです。全ての熨斗は、壁から出された銅線で引っ張ります。

平行壁です。
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流れ壁です。素丸を面戸とし、その上に熨斗瓦を積みます。
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ここは、谷の部分で、平行壁と流れ壁が取り合う箇所の納まりです。
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原寸図2

今日は、昨日以上に冷え込みました。各地で、初雪の知らせも聞こえてきたようですね。おまけに、雨が時折降りましたので、屋根での作業は取りやめて、仕上げ工程に向けての準備作業を行いました。

まず、熨斗(のし)瓦の準備です。ちなみに、瓦は既に別の場所で選別済みです。

切断作業が伴います。
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銅線を通します。これが、予め準備された銅線です。
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銅線を通している様子です。
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数がまとまると、荷揚げしやすいように紐で束ねて、パレットに積みます。
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手前に見えているのが、作業を待つ熨斗瓦です。見ていると、気が遠くなりそうですが・・・。
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次に、面戸瓦の加工も行われました。

予め、鉄板に型を取ってまして、その型に合わせてケガキを行います。
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その後、余分な部分を落としていきます。
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熨斗瓦同様に、紐で束ねてパレットに積みます。

その他では、全ての鬼瓦の梱包が開けられ、並べられました。この後、寄付をされた方々のお名前が書き込まれる予定になっています。昨日、合端の様子をご紹介した二組以外の鬼瓦が並べられています。
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さて、本日のトピックスですが、棟の原寸図が作成されました。ベニヤ板に鉛筆で作図されている都合上、特に携帯電話でアクセスされている方は識別が出来ないと思いますがご容赦ください。

これが、大屋根の大棟の原寸図です。精細に作成されていまして、これが実際に施工する際の作業支持を意味します。
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それでは、各部を拡大してご覧いただきます。

これは、棟中央部の納まりです。下から平瓦・素丸・面戸・熨斗瓦が描かれています。角度や寸法だけでなく、留付けの方法まで詳しく描かれています。
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次は、鬼際の納まりです。見難いですが、1厘(≒0.303mm)刻みで寸法が指定されています。
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おしまいが、冠瓦付近の納まりです。右と左で高さにズレがありますが、これは棟が両端で反り上がりますので、実際の高さの違いを意味します。原寸図の右側にあたる棟中央部に対して、鬼の際では原寸図の左側の分だけ棟が反るということです。
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大棟鬼2

非常に寒い一日でした。明日は、更に冷えるとか・・・。皆様、風邪にはお気をつけくださいませ。(という本人は風邪なのですが。)

今日も、寒さに負けず、現場は動いています。主に、素丸葺きを行っています。

大屋根の破風尻の瓦が葺かれました。一般的に、雨漏りがしやすい箇所ですね。奥まで、キチンと葺きます。
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向拝では、壁際の素丸が葺き上がりました。この後、水切熨斗の施工へと移ります。
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一方、大屋根の東側の妻屋根では、壁際の素丸が葺かれています。拙者も作業をしてまして、よく見てないのですが、その後、面戸瓦が取り付けられた模様です。
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さて、本日のトピックスです。先週、鬼瓦の梱包を開け、大棟の鬼瓦を並べてみた様子をご紹介いたしましたが、今日は合端(あいば)作業が行われました。今回、6つのパーツに分かれていますが、それぞれをガタツキが無いように綺麗に接合させる必要があります。また、大棟鬼瓦は、刀根丸の上に乗っかる訳ですが、足との角度がピッタリ合っている必要があります。ちなみに、鬼の足元も座りがいいように、このような形状になっています。
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まず、これが実際に屋根上で測定された刀根丸の勾配です。中心線を挟んで、片側2本の斜め線が引かれています。下段の線が、鬼瓦の足の下端のラインです。一方、上段の線は、刀根丸の上端のラインです。また、横線は、鬼瓦の胴体の下端のラインです。このように、基準となる線に合わせながら、それぞれのパーツを綺麗に繋ぎ合わせなければなりません。
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まず、ラインに沿って、鬼瓦のパーツを並べてみます。
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ケガキを行います。
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不要の部分を落として行きます。回数を重ね細かく合わせます。
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このように、起こした状態でも、合端を行います。
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足同士や足と胴体の合端が一段落の状態です。
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今度は、頭の合端作業です。

足と同様にケガキを行います。担当の職方の話によりますと、かなり手強い鬼瓦だったようです(笑)。
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そして、不要な部分を落とします。こちらも、回数を重ねて、細かいガタツキも許さない細かい作業でした。
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今後、ボルトを使って組み上げた後、屋根に上げることになります。

拙者も時々手伝いをさせてもらったのですが、何度も重たい鬼瓦を持ち上げますので、神経を使うだけでなく、結構体力も使う作業だったなというのが印象です(笑)。





地葺5

天気予報によると、明日から天気は下り坂。しかも、気温も急降下で、真冬の気温になるらしいですね。

現場の方ですが、主に平瓦と素丸葺きが行われました。

まず、大屋根では、向かって右手の隅棟際2箇所と、向かって左側の素丸が葺かれました。
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一方、向拝では壁際が葺かれました。
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流れ壁では、平瓦を葺いた後に素丸を葺いています。この後に熨斗(のし)瓦が葺かれることになります。
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この他では、画像はありませんが、大棟鬼瓦の合端(あいば)作業に向け、屋根上で鬼の足元の勾配が測定されていました。今日は、拙者も少々ではありますが、作業を行ってましたので、取材が思うように出来ませんでした。取材した頃は、日暮れ時で、写真の歩留まりが非常に悪かったです。正直、何を書こうか非常に困ってしまいました(笑)。

(仮)勾配バッチリくん

今日は、現場作業はお休みです。

以前、瓦の原寸図をご紹介したことがあります。
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図面中、16°とか22°という風にのし瓦の勾配が書いてあります。このように瓦を葺いていく上で、勾配は重要視されます。

施工中、いろんな場面で勾配を確かめながら、施工をします。
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そこで、本日のトピックスですが、のし瓦の施工の際に勾配を測定する必要がありますが、のし瓦の断面はご覧の通り曲線になっています。
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そこで、正確かつ円滑に測定出来るように現場で考案されたのが、(仮)勾配バッチリくんです。

これは、ある日の昼休みに現場にて製作していた時の様子です。

まず、アルミ製の材料をこのように加工します。
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ペーパーで仕上げもします。
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勾配計に装着します。
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完成品です。
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これが、使用例です。大のしにも対応できます。
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現場の職方の間では、これを商品化しようと考えています。一般の方には無用かと思いますが、同業の方でご希望の方がいらっしゃれば、通販出来ます。管理人宛に連絡先をコメントでお知らせください。

他にも、親方をはじめ職方のアイデアやノウハウが多く見られますが、企業秘密ということで、公開しないように言われている事もあります。


大棟鬼

今日は、予報より早く雨が降り出してしまい、お昼過ぎには屋根の作業を取りやめました。

本日の作業状況です。

まず、南面の画像です。瓦の施工事態に進捗はありませんが、瓦揚げ機を二台体制にして、設置場所も移動しました。一台目は向拝に、二台目は大屋根の中央部に設置しています。これは、仕上げ工程を睨んでの準備です。
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大屋根におきましては、向かって右手の東側にて二の平葺きが進んでいます。
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向拝におきましては、妻側の素丸葺きが進行中です。
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また、谷の施工がほぼ終わりました。
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壁の取り合い箇所の納まりです。軒瓦を使用しています。
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さて、本日のトピックスです。冒頭に述べましたように、お昼過ぎに屋根での作業を取りやめました。そこで、来週以降行う鬼瓦の合端(あいば)及び組立作業の準備を行いました。

まず、作業台の作成です。瓦のパレットとコンパネを使用しました。平坦な面が要求されますので、水平器とにらめっこしながらの作業でした。地面に凹凸がありますので、木材を敷きこむなど調整をしながら作成しました。
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鬼瓦の梱包を解き、作業台の上に移動させました。これが、大屋根の大棟に据え付ける鬼瓦です。経ノ巻(きょうのまき)型と呼ばれています。寸法は、2尺4寸です。鬼瓦の寸法は、頭の部分の高さを指します。今回の鬼瓦は、6つのパーツに分かれていまして、合端作業をした後に、ボルトなどを使い組み上げていきます。
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きちんと並べてみました。このような形になります。なお、紋は後付けになります。測って見ましたが、足の先端から角の先端までで、およそ164cmありました。鬼を立てると、小柄な男性並みの身長ですね。
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原料の粘土から、焼いた時の収縮率を踏まえて、こう言ったものを作り上げていく鬼師の技術には頭が下がります。

谷4

拙者は、毎週金曜日にスポーツをやっていまして、今夜は更新が遅くなりました。しかし、スポーツはやっていて気持ちがいいですね。

それでは、本日の作業状況です。

まず、連日行われていた袖丸の作業ですが、ここまで進んでいます。手前に見えているのが、作業を終えヒモで結束された物です。種類別にわかりやすいように、ヒモの色で区別しています。
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大屋根の東側では、掛唐草が葺かれました。
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一部、二の平も葺き始められました。これは、瓦の勾配をチェックしている様子です。
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今回、拝み部分の唐草の加工は、地上で行われています。
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切断後、一旦組み合わせて見て、再度微調整です。
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さて、本日のタイトルの件ですが、北側の谷で芯の部分に素丸が葺かれました。これで、谷は一段落と言うことになります。
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向拝の素丸との取り合い部分を拡大してみました。
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袖丸2

今日は、夜に会合がありましたので、更新時間が遅くなりました。
日中は秋晴れで、作業していると汗ばむ位の陽気でした。いつも、このような気候だと、仕事がやりやすいんですけどね。

それでは、本日の作業状況です。

向拝では、妻屋根の素丸葺きが始まりました。
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また、北側の谷では、谷巴の取り付けが行われています。
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地上では、掛巴用のトンボを追加で作成しています。
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他方では、袖丸の合端作業が引き続き行われています。
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さて、本日のタイトルの件ですが、袖丸の合端作業も一段落の模様です。
先週の土曜日(11月8日)の記事にてご紹介いたしましたが、合端作業の中でこのような作業をしています。
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夕方からになりますが、このラインに沿っての垂れの切断作業が始まりました。
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切断作業を終えた袖丸と、手前に見えるのが切断した端材です。
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廃材

昨日申し上げておりましたように、本日は現場が休業でした。休みの時のネタが不足していまして、正直何について書くか随分悩みました(笑)。そこで、現場で施工するにあたって、必ず発生します廃材をテーマにしたいと思います。最近”混ぜればゴミ、分ければ資源”という言葉をよく見かけますね。
当社でも、リサイクルに取り組んでまして、ゴミの減量化に努めています。

瓦工事の際に発生する廃材の主なものとして、瓦くず、木くず、金属、紙、段ボール、PPバンドなどの梱包材あたりが考えられます。これは、今月4日の画像ですが、一日に発生した廃材です。参考までに、車は850kg積の普通トラックです。
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帰社時間が遅くなりますので、廃材の分別は翌朝の日課になっております(笑)。

分別内容ですが、まずPPバンドとストレッチフィルムです。鉄パレットに集積しています。
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なお、当工事分で4パレットに達しました(笑)。
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つぎに、段ボールです。
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お次は、段ボール以外の紙類です。これは、袋に詰めて保管しています。紙類は、雨に濡らさないように保管する必要があります。
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この他、瓦クズ、鉄、銅などに分別しまして、リサイクル業者さんに引き取ってもらいます。

また、こういった紐は材料を束ねたりなどに再利用しています。
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紙類は、一度業者さんに回収してもらってますので、実際は画像の3~4倍程度発生していることになります。

明日は現場休業

今日は、お昼過ぎまであわただしく走り回ってまして、現場に到着したのは15:30分頃になりました。
随分日が短くなりましたので、ストロボを使う機会が増えてきました。

それでは、本日の進行状況です。

まず、大屋根の広い面ですが、北面と南面ともに特に作業は行われていません。
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素丸葺きは、大屋根の北西軒反り部分が終わりました。
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西側の妻屋根では、地葺きが進んでいます。
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そろそろ、軒巴の銅線も仕上げておかないといけませんね。
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向拝では、二の平と掛巴が施工されています。材料の不足が出ましたので、只今追加で発注しております。
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また、袖丸の合端も引き続き行われています。
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今日は、引き続きの作業が多く、記事の内容的にも坦々としたものになってしまいました。工程が進んできますと、見所が増えてきますのでご声援よろしくお願いいたします。また、最近ブログランキングに参加しておりますので、どこまでランクアップ出来るか右上のクリックもよろしくお願いいたします。

なお、明日は行事があるとの事で、現場作業は休業ですが、ブログは営業いたします。

鬼瓦入荷

今日は、寒い一日となりました。現場での服装も、すっかり冬モードになってしまいました。工事に着手した頃は夕立が多かったことが懐かしく思えます。工事の方では、やがて仕上げモードに入ることになります。

それでは、本日の進行状況です。

南面も、素丸葺きがここまで進んでいます。なお、北面とともに軒反り部分の素丸葺きも始められました。南面の画像で、手前に写っている田んぼも、鉄骨工事の頃はイネが青々としてたんですけどね。
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これは、素丸の勾配を確認している様子です。
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向拝の北面では、谷部の瓦葺きが行われました。当然ながら、南面とは反対に左方向にカーブしてますね。一方、南面では、地葺きが進行中です。
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また、先週に引き続き袖丸の合端作業が行われています。
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ちなみに、袖丸の総数はこのような感じです。かなり根気の要る仕事です。
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さて、本日四便目の瓦の入荷となりました。すでに数的ピークは超えていまして、14パレットの入荷でした。なかでも、今日までに鬼瓦がすべて入荷されました。入荷済みのものを含め6パレットの荷姿です。具体的には、梱包を開けた頃にでもご紹介いたします。
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袖丸

今日は、朝の時点で雨天でしたので、作業中止の判断をいたしました。そこで、現在進行中の準備作業として、袖丸(そでまる)の合端(あいば)作業の模様をご紹介いたします。

そもそも、袖丸は平瓦に段差がある場合に使われる瓦でして、素丸の片側に垂れが付いている瓦のことです。昨日も、少し袖地について触れていますが、再度ご覧いただきます。

棟の際辺りから段が付き始めます。
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そして、なだらかなカーブを描き、中段で段差が最も大きくなります。
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そして、破風尻(はふじり)辺りで元の高さに戻ります。
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それでは、実際の合端作業の話です。ちなみに、合端とは瓦の接合部分を切断や研磨などで隙間無く合わせたり、ねじれの修正や寸法切りなどを行う作業のことで、尚且つ次に葺く瓦の納まりをも考慮される場合に、こう呼ばれます。余談ですが、合端で検索したところ、予想に反して、石材関係の記事が多く見られました。

まず、選別作業を行います。今回、垂れの長さが3寸と5寸の物を準備しました。瓦には左右の区別がありますので計4種類の袖丸瓦、およそ600枚の選別を行いました。結果のバラツキを抑える為、一名で作業を行いました。この選別次第で仕上がりが左右されますので、かなりプレッシャーのかかる作業と言えます。この作業で、一枚一枚の瓦のクセと、全体的な瓦の出来上がりの傾向を把握して、配列が決められていきます。

作業台の上に瓦を並べまして、コンパスを使いケガキをします。
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そして、無駄な部分を落とします。再度、微調整をして、次の瓦へと移ります。
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一定の枚数に達すると、段差を出す基準となる素丸の下端の墨出しです。
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予めこのような一覧表を作っておきます。これは、屋根の位置と、袖丸瓦の順序と、素丸の下端(したば)を基準とした段差の寸法が記入されています。○○分などと書かれていますが、決して時間ではございません。
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この表に基づいて、瓦に段差の寸法取りをしていきます。
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印と印を線で結びます。
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目視でチェックし、綺麗なラインになるように修正します。
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赤の線が修正後のラインです。
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作業を終えた瓦は、位置や順序を間違えないように、ナンバーを入れます。
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谷3

今日は、日中どうにか仕事が出来る程度に天気が持ちこたえてくれました。

まず、本日の進行状況です。

南面の素丸葺きですが、広い面はあと一息ですね。
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大屋根の西側では、袖丸(そでまる)で仕上げられる部分の地葺きが終わってます。
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また、北面では、昨日ご紹介しました足場材が設置されています。

まずは、ムカデです。
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地葺きの時に、予めステンレス線を瓦の間から出しておきまして、それでムカデを引っ張ります。
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続きまして、降り棟用の足場です。
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これも、ムカデ同様ステンレス線で引っ張ります。
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さて、本日の見所ですが、谷の施工が進みました。

昨日の続きになりますが、これが谷筋交を葺き終えた状態です。
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そして、巴の施工に移ります。
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向かって左側を葺き終えたところです。
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右側も終わりました。地葺きの後、巴に続き素丸が葺かれます。谷の中心部は、この後素丸が葺かれて完了です。
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足場作成

今日は、予報より早めの降雨となってしまいました。

拙者が現場に到着した頃には、雨が降り出してしまい、雨を連れてきたと大ブーイングでした(汗)。従いまして、屋根面の取材は出来てません。唯一の屋根の画像です。中央付近の素丸葺きが進み、ようやく左右がつながりました。
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今後、仕上げ工程へと進んでいくわけですが、その準備作業としての足場作成をご紹介します。

まず、通称ウマです。45×45×4mの木材を使って作成しました。すでに大棟の足場などに使用されていますが、記憶が正しければ、200本近くの木材を使用しています。今回は、75基作成いたしました。累計では180基ほど作ってると思います。
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足場下の養生のためにすでに活躍しています。
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次に、通称ムカデです。野地板12×90×2mと流し桟と横桟木に使用した21×45×4mで作成しています。素丸と素丸の間に設置し、登り降りをしやすくする物です。具体的な使用については、設置後にご紹介します。
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次は、降り棟用の足場です。910×1820×12のコンパネ20枚と45×45×4mの木材30本を使用しました。具体的には、降り棟施工頃にご紹介します。
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谷2

今日は、朝から現場のほうに袖丸(そでまる)という瓦を搬入しました。現在は、選別を行っています。その模様は、改めてご紹介いたします。

まずは、本日の作業状況です。

初めに、南面の状況です。これは、午前中の画像なのですが、素丸葺きはかなり進みました。
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一方、北面は流れの長い部分は、素丸葺きがほぼ終わっています。残りは、隅棟の際と大棟際の施工です。ちなみに、画像の手前部分は、袖丸を葺く箇所です。
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その他、地上作業としまして、今後仕上げ作業へと移行して行くわけですが、その為の準備として、各種足場材を作成しています。

さて、本日のタイトルの件ですが、昨日に引き続き谷の施工をご覧いただきます。昨日、唐草の取り付けをご紹介した際に、谷を葺く用途の平瓦が未入荷と書きましたが、全体の進み具合からして、この部分をストップした場合の影響を考え、地葺きで使用している平瓦で施工することにしました。施工する上で手間が少々増えるだけで、納まり上は何ら問題ありません。

まずは、壁際まで平瓦が葺かれている状態です。最終的に、中心部には、素丸が葺かれます。
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そして、これが谷際に葺かれる谷筋交(谷筋交)という瓦です。一般的に見られる谷の納まりとしては、桟瓦(この現場では平瓦にあたる瓦)を三角に切断した物を取り付けていきますが、今回は上述の瓦で納めます。
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瓦の裏になりますが、A-8とかA-10などと刻まれているのにお気付きかと思います。これは、先ほどの画像になりますが、谷に平瓦が葺かれた様子をもう一度ご覧ください。谷が緩やかに右カーブしています。そうすると、谷際に葺く三角形状の瓦の角度が微妙に変化していきます。それに対応するために、谷筋交発注の際に、瓦一枚ごとに図面を親方が作成しています。つまり、ここで使われる谷筋交と同じ枚数の図面が書かれたということであり、それを識別するための番号なのです。代用品が無いことを意味しますので、取り扱い時には大変緊張いたしました(笑)。

それでは、実際の施工状況です。水平や割付寸法に気をつけながら納めていきます。
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また、谷筋交の継ぎ目はすべて切り合わせを行います。とにかく、物凄い谷になってきました(笑)。その後の状況は、日を改めてご紹介いたします。
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今日は、朝の間濃い霧に包まれました。鉄道などに影響が出たらしいですね。

まず、本日の作業状況です。

大屋根の北面と南面で、引き続き素丸葺きが行われています。南面はかなりのハイペースで進んでいますね。
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また、昨日面戸の施工の模様をご紹介いたしましたが、引き続き刀根丸(とねまる)の施工が行われています。軒先から見上げるように撮ってみました。
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そして、拝み巴(おがみどもえ)が取り付けられました。
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一方、向拝(ごはい)においては、平瓦を荷揚げし、妻屋根の地葺きを行いました。
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さて、本日のタイトルの件です。先週、谷樋が取り付けられたわけですが、通常仕上げ材として、外から見える納めが一般的ですが、今回は谷樋の上に瓦を葺くようにしています。今日現在、谷を葺く用途の平瓦が未入荷ですので、最初の段階として、鼻先の唐草のみが施工されました。この後の施工も楽しみです。
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通常業務

今日は文化の日ですが、晴れの特異日らしいですね。ところが、青空を見ることは出来ませんでしたが・・・。
現場は稼動してまして、平日同様の通常業務です。拙者も、現場にて足場の作成を行っておりました。70個作ろうと頑張ってましたが、作り上げることが出来ませんでした。

それでは、屋根の上の作業の進行状況を・・・。

まず、北面の素丸葺きの状況です。そろそろ終わりが見えてきましたね。
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南面もこのように進んでいます。
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土曜日に掛面戸の作業の模様をご紹介しましたが、取付がほぼ終わっています。
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アップで撮ってみました。このように納まります。
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また、谷部においては、谷の出口にあたる場所に水切りが取付られ、その後に平瓦が葺かれました。
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アングルを変えて撮って見ました。
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掛面戸

今日は、晴れ間が少なく、お昼過ぎから少々肌寒くなりました。

まずは、本日の進行状況からです。

大屋根の北面からです。随分と素丸葺きが進み、見た目がガラリと変わってきました。
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一方、南面でも素丸葺きが着々と進行しています。
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同じく、南面では、刀根地(とねじ)の平瓦葺きが行われました。
これが、葺いている様子です。
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左右に傾きがないか確認している様子です。
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一列葺き上がりました。
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また、西側に谷がありまして、板金屋さんが谷樋を取り付けに来られました。今回、材質はカラーステンレス製のものです。今回、谷に瓦を葺くようにしていまして、谷樋は捨水切り的役目です。詳しくは、谷瓦施工時にご紹介させていただきます。
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さて、本日のタイトルの件ですが、昨日の掛巴に続いて、掛面戸(かけめんど)の施工が行われましたので、その模様をご紹介します。
そもそも、こういった瓦は出来合いの物を、そのまま取り付けるわけではありません。切り合わせを行い、ピッタリ納まるように一枚一枚加工を施して行きます。
まず、大まかに形を整え、取り付け箇所に置いて見ます。
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けがき作業を行い、邪魔になる部分を切断や研磨をして落としていきます。
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この工程を何度か繰り返しまして、ピッタリと納まるように微調整をしていきます。
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微調整が終わると、それぞれに番号を記入し、取り付け場所を間違えないようにします。
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これは、最終形ではありませんが、このように納まっていきます。
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