スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

掛巴

今日は、一日中曇ってまして、寒い一日でした。ついこの間までは、現場で半袖姿をよく目にしていたのですが・・・。

今日の、進行状況です。

南面の素丸(すまる)葺きが本格的に始まりました。
sumaru16
北面においても、素丸葺きが進行中です。

大屋根の西側(上画像の向かって左側)においては、二の平(にのひら)施工がほぼ終わっています。
ninohira03

さて、本日のタイトルの件ですが、掛巴(かけどもえ)の選別をしたのちに、二の平の水返しに当たる部分の切断加工をします。
kakedomoe01
kakedomoe02

これが、取り付けられた様子です。初めになんばんを置いて、掛巴を置きます。画像からお分かりかと思いますが、計3か所で銅線緊結を行います。鎖と糸に合わせてラインを出していく緊張感のある作業でした。
kakedomoe03

裏側から見た様子です。
kakedomoe04

ちょっと引いて撮ってみました。
kakedomoe05

明日は、全体のラインを見ていただけることと思います。
スポンサーサイト

二の平

今日の午前中は、現場にある素丸を全て荷揚げしてしまいました。残りは、入荷待ちです。窯元に問い合わせたところ、急ピッチで製造していただいているそうです。(急かして申し訳ありません)
発注残は、あと2,900本といったところです。
sumaru14

北面の素丸葺きは、このような状況です。
sumaru14

そういえば、素丸は二人一組で葺いていきます。一人が、なんばんを置いて行き、もう一人が素丸を葺いていきます。
sumaru15

さて、二の平の件ですが、向拝で施工が始まりました。
まずは、破風尻近くの模様です。
ninohira01

続きまして、中段です。鎖のラインに合うように、幾度も調整が行われていました。
ninohira02

このあと、隣町の上棟現場に行かなければなりませんでしたので、撮影はここまででした。明日は、月末で、集金などが控えていますので、果たして取材出来ることやら・・・。

掛唐草2

今日の午前中は、昨日に引き続き荷揚げを行いました。

午後からは、瓦葺き工事に戻りました。
北面においては素丸葺きの続き、南面においては平瓦葺きと高さの基準となる素丸葺きが行われました。また、建物の玄関にあたる向拝の掛唐草の施工も行われています。あいにく、拝み部分の切り合わせには間に合いませんでしたが、その後の取り付けの模様をご紹介します。

切り合わせを終え、これから固定してしまおうというところなのですが、片方は取り付けを終えている状態です。
minoko10

切り合わせた部分に接着剤を使って、より強力に取り付けようというところなのですが、この接着剤は、なかなか強力なヤツでして、二つの薬剤を混ぜ合わせて使うタイプです。
まず、A剤を出します。
minoko11

続きまして、B剤を出して二つを混ぜ合わせます。
minoko12

そして、混ぜ合わせたものを、接着部分に塗ります。
minoko13

二つを合わせて、接着剤が硬化したら出来上がりです。最後に、垂直を確認して終了です。職方が話してくれましたが、二枚をカットする際に、はじけないようにするのに最も気を使ったそうです。切り合わせ部分の画像は、お手数ですが『二の平選別』でご紹介した画像をご覧ください。
minoko14

裏側は、このように銅線で緊桔されます。ビス留め+接着剤+銅線緊桔でしっかりと取り付けられました。
minoko15


さて、先日より掛唐草と二の平の選別の模様をご紹介いたしましたが、その後の状況です。

まず、二の平は選別の結果に応じて、番号が割り当てられ、葺く順序を決めます。瓦の裏に書かれた数字がそれです。
senbetsu11

次に、掛唐草です。画像の順序は、破風尻~中段~拝み部分です。選別された瓦はこのような並びで葺かれます。撮影は、ストロボを使用していまして、レンズフードの影が写ってしまいました。お見苦しい点お許しください。
senbetsu12
senbetsu13
senbetsu14





のし選別

今日は、荷揚げを行いました。拙者は、他現場のメンテナンスなどで忙しく、現場に到着したのは、16:30頃でした。というわけで、今日の取材は出来てません。
niage08

そこで、今日は事前準備の第三弾として、のし瓦の選別の模様をご紹介します。

この画像は、8月19日の物です。今回使用しますのし瓦の形状は、直線ではなく全て反りのある形状です。選別を行い、反りの具合で分類し、使用する箇所を決めていく訳です。
senbetsu07

次に、これが反りの具合を測定する器具です。要は反りの具合を、量りの目盛りで見ていきます。反りが大きいほど、目方が大きくなります。反りの具合を重量に換算する発想は、拙者にはありませんでした。
senbetsu08

これが、実際に測定している様子です。
senbetsu09

これが、選別を終えたのし瓦です。測定値を、のし瓦に直接記入していきます。
senbetsu10

ちなみに、この時に選別したのし瓦は、大棟に使用される物で、枚数にして2,600ののし瓦が選別されました。

二の平選別

日曜日からグッと気温が下がりまして、昼間の現場では「寒い」という言葉を始めて聞きました。

まずは、本日の進行状況からです。

土曜日に掛唐草の取り付けを行っておりましたが、その部分は完了いたしました。
minoko08

拝み部分の切り合わせも、この通りです。いつもの事ながら恐れ入りました。
minoko09

北面においては、素丸葺きもこの通りです。定規(手製)に合わせて納められています。
sumaru13

また、隅棟においては、補強用の金具の台座を取り付けました。具体的な施工方法は、実際の施工段階にてご紹介したいと思っております。
sumimune02

28日は、瓦揚げ機を使っての荷揚げ作業を予定してまして、屋根面での運搬用の足場も設置されました。
ashiba01

さて、本日のタイトルの件です。

二の平は、掛唐草の上に葺く瓦です。右用と左用があります。形状は、このようになっています。
senbetsu02

それでは、選別の方法です。要は、瓦のねじれの方向と強弱の区別を付けていく作業です。屋根上で葺く時は、それを組み合わせて葺いていくのです。枚数にして、およそ200枚弱を選別します。

まずは、作業用の台に選別する瓦を置きまして、手で押さえてみます。
senbetsu01

そして、カタカタと音がする方向に印をつけます。画像では、向かって左手前に印が付けられています。ねじれが強めの時は、印は2本線になります。
senbetsu03
senbetsu04
senbetsu05
senbetsu06







掛唐草

今日は、現場内にて、棟を施工するときに必要になるクサビを作ってました。こういう作業は、雨天時の職方さん達にちょうどよい仕事なのですが・・・。振り返ってみると、今月は天気が悪い日がほとんど無かったですね。このまま雨を待ってると、作る時が無いような予感がしました(笑)。
通常、15×21×2000mmというサイズの桟木を在庫してますが、それを取引先にお願いしまして100本ほど削っていただき、15mm→9mmにしました。それを、およそ6cmくらいに切りました。大工さん並みの道具があれば何てこと無い作業なんですが・・・。
ここで簡単な計算です。桟木が2000mm/本で、1個のクサビの長さが60mmですから、桟木1本あたりクサビを33個作れることになります。桟木100では、3,300作れる計算になりますね。まあ、実際は作業性と、拙者の飽きっぽい性格のため2,700~2,800個しか作れませんでした・・・。

前置きが長くなってしまいましたが、本日の作業の進行状況です。南面に関しては、荷揚げを待っている状態ですので、動きがありません。北面は、素丸葺きが、ここまで進んでいます。
sumaru12

さて、本日のタイトルの件、夕方から掛唐草の取り付けが始まりました。昨日より、瓦座の取り付けが行われてました訳ですが、反りのラインを修正するため、瓦座の高さを調整しながらの結構手間のかかる作業でした。
minoko03

その後、掛唐草の取り付けです。糸を張ってあるので、粗相をしないように近づきませんでした(笑)。
minoko05

軒瓦同様ビスで固定します。
minoko06

そして、ズレ止めの意味で、瓦間に釘を打ちます。画像で、瓦間に見える丸い銀色の物が、釘頭です。
minoko07


瓦入荷

まずは、南面の定点観測からです。荷揚げした瓦は、ほぼ葺き終えた状態です。
jibuki32

一方、北面の素丸葺きは、ここまで進行しています。
sumaru11

その他の箇所では、箕甲の瓦座の取り付けが始められました。
minoko01
実際に、軒瓦を置いてみて、瓦の勾配を測定しています。
minoko02

また、隅棟と降棟の施工箇所では、鬼を引っ張る銅線が取り付けられています。強度を必要としますので、何本も束ねて使用します。
sumimune01
kudarimune01

さて、本日のタイトルの件です。今朝、大型車が現場に到着しました。これで、3便目です。平瓦と素丸を中心に30数パレットが届きました。
kawara01
kawara02
その荷物の中に、鬼瓦が含まれていました。これは、大屋根の一番高い棟(大棟)に使用される物で、2組届きました。具体的には、鬼瓦を施工するときにご覧いただきますが、複数のパーツに分かれていまして、現場で組み上げます。画像は、その2組分の荷姿です。鬼瓦ともなると、梱包も厳重です。
oni01
破損の恐れがある為、会社に持ち帰り、施工時まで保管します。

なお、今日届いた平瓦と素丸は、週明けて10月28日か29日に荷揚げしたいと思っております。

前準備2 瓦座刳り

今日は、午後から雨模様となってしまいました。さすがに、バッグからカメラを取り出す気にはなりませんで、取材は行っておりません。作業の方も、早めに終了しました。

さて、今日は着工前にやってきた準備作業の第二弾ということで、瓦座刳りをご紹介します。この画像は、8月19日のものです。使用した材料は、杉材です。寸法は、30×105mmです。通常は、一般住宅の間柱に使用されている木材です。ちなみに、間柱で検索してみると、24,200件のヒットがありました。お時間がございましたら、一度お試しください(笑)。
話を戻しますが、予め軒瓦で型を作っておきまして、割付寸法を意識しながら、木材に線を描いていきます。この線がカットするラインです。
zaguri01

線を描き終わると、実際にカットに入ります。ジグソーと呼ばれる工具でカットしていきます。電動の糸ノコとでも言ったらいいのでしょうか。
zaguri02

これが、カットが終わった状態です。表の部分で、瓦がピッタリ納まるように計算されていますので、勾配をつけてカットされています。
zaguri03

次に、水抜きの為の溝を加工している様子です。瓦の下に入った水を軒先に抜く目的があります。
zaguri04

これが、完成品です。屋根が反っている部分を除き、この時期に加工を終えていました。長さ3mの木材を、およそ80本使用しています。
zaguri05




原寸図 1

今日は、久しぶりにスッキリしない空模様でした。時折、小雨もふってました。

まずは、南面の定点観測です。地葺きがかなり進み、葺ける瓦も残りが少なくなってきました。
jibuki31
軒巴も、隅先を残し取り付けが終わりました。
nokitomoe02
次の瓦の入荷は、10月24日(金)の予定です。進入口で下水道工事が行われており、通行止めの場合があるのですが、工事業者さんとは連絡済みです。

さて、本日のタイトルの件です。屋根面での作業ではありませんが、非常に重要なことです。壁の取り合いや棟などは、親方が、原寸図を作成し、施工者は、それに忠実に施工しなければなりません。画像は、実際に作図中の模様です。使用される瓦から型を作り、かなり高い精度で作図されます。
gensun04

これが、書き上げられた原寸図です。これは、妻屋根の壁取り合いの仕上がりの高さを見るための物です。この部分を葺いている職方が、あまりの正確さに驚いていました。なかなか、ここまで書けるものではありません。
gensun06


隅巴

今日は、現場内において、当ブログにアクセスしてくださった方がいらっしゃいました。ありがとうございます。また、普段より多くのアクセスがあり、大変励まされました。今後ともよろしくお願いいたします。

さて、本日の進捗状況です。

まずは、南面の地葺きの模様です。今日は、作業箇所が分散してまして、一名での作業でした。
jibuki30

上の画像では、メッシュシートに隠れて見えない部分ですが、軒巴の取り付けが進行してます。
nokitomoe01

次に、北面では、素丸葺きがここまで進行しています。かなり重厚感が出てきました。
sumaru10

続きまして、タイトルの件ですが、北西の隅先の施工状況をご紹介いたします。

この画像は、隅巴の施工をしている様子ですが、傾いて取り付けられると台無しです。そこで、角度を入念にチェックしています。
sumitomoe02

切隅に当たって座りが悪い部分は、このように印をつけていきます。
sumitomoe03

印がついた部分をカットして、調整しながら取り付けます。
sumitomoe04

すると、この箇所を施工していた職方からPRがありました。それが無ければ、うっかり見落としてしまうところでした。それが、この部分です。切隅を軒下の方から見上げた模様です。
kirisumi05
非常に高い精度の切合わせですね。隙間がありません。恐れ入りました。

休み明け

秋とは名ばかりの、暑い日中でした。

拙者は、雑用が多い一日でしたので、夕方16:00頃になり現場に行くことができました。

土曜日に荷揚げした平瓦も、ここまで葺き上がっていました。
jibuki29

他の個所では、画像向って左手になりますが、谷がありまして、その部分に谷樋を取り付けることになりますが、その下地が出来てました。
tani01
実際、どのように仕上がっていくのかは、工程が進みましたらご紹介させていただきます。

さて、北面においては、素丸葺きが進んでいました。
sumaru07

sumaru06
見難いとは思いますが、鎖に合わせて葺き上げていっておりますが、それと同時に他の列と高さを合わせる必要があります。そのための基準となるものが、赤い糸なのです。足など引っ掛けると、物凄く怒られますので、赤い糸より先には、足を踏み入れませんでした(笑)。

本来、素丸は下から見上げた時に、美しく見えるように作られているのですが、敢えて見下ろすアングルで撮ってみました。
sumaru08
ですが、下から見上げると、このように見えます。
sumaru09
やはり、素丸は下から見上げるべきですね(笑)。

第二回荷揚げ

今日は、予定通り二回目の荷揚げを行いました。拙者は、昼前からの合流でした。現場に到着した時は、すでにここまで進んでいました。
niage05

ようやく、道路から見える部分(南面)に荷揚げをすることができました。これまで工事の様子を見ていただいていた場所は、画面の反対の面(北面)と、向かって右側(東面)だったというわけです。昨日までは、付近を通行中の方々は、全然瓦工事が進んでないなと思われていたかも知れませんね。

本日の実績ですが、正確な数が把握できていませんが、本葺平およそ8,600枚、素丸およそ5,700枚といったところでしょう。たぶん…。その他、なんばんが約120袋、足場用の道板45枚も揚げています。本日作業にあたられた職方の皆様、本当にお疲れ様でした!

荷揚げ後の様子を撮影しましたが、日没後でしたので、少々見にくい画像になってしまいました。なお、北面は、すでに地葺きが先行してますので、素丸となんばんのみを揚げています。

まず、南面から。揚がっていない部分は、次の入荷を待って、荷揚げします。
niage06

続いて、北面です。
niage07

明日は、現場作業の方はお休みです。拙者の方は、時間がありましたら、着工前の下準備の模様をご紹介したいと思います。

隅巴

広い面も、ここまで葺き上がりました。その両端には素丸が葺かれ、高さの基準も検討されたようです。
jibuki29

もう一面も、足場下の養生が改良され、素丸が葺かれた部分が随分と増えてきました。
sumaru01

さて、本日のタイトルの件ですが、昨日切隅の施工をご紹介しましたが、その箇所に隅巴が取り付けられました。日中多忙だったために、仕上がりの画像のみアップいたします。綺麗に切り合わせがされています。足場の制約があり、この場所はこのアングルしか取れませんでした。この次は、施工の模様をお届けできればと思います。
sumitomoe01

さて、明日は二回目の荷揚げです。

切隅

随分葺き上がった面積が増えました。
jibuki26

一部では、棟際まで到達し始めました。
jibuki27

別の面では、素丸葺きが進みました。途中を飛ばしてるのは、足場を扱わずに済むところを先に葺いているためです。
jibuki28

さて、本日のタイトルにしておりますが、切隅の施工が行われました。
まずは、一枚目。
kirisumi01

切り合わせたりなどの調整を行い、取り付けをします。
kirisumi02
kirisumi03

最後、2ヶ所の銅線をしめたら出来上がりです。
kirisumi04


素丸施工開始

広い面の地葺きは、ここまで進みました。葺いても葺いてもと言った感じです。
jibuki25

今日は、妻側の屋根で、素丸の施工が始まりました。

まず、画像のように、一番上から軒先まで鎖を通します。これに合わせて素丸を葺いていく訳です。
sumaru01

そして、なんばんを置いていきます。この平瓦は両サイドの水切りが従来品に比べ高く作られており、特徴の一つなのですが、なんばんが少なくて済むのです。従来品だと、もっと多くのなんばんを置かねばなりません。
sumaru02

そして、補強の目的で、シリコンを併用しながら素丸を葺いていきます。
sumaru03

一列葺き終えたところです。
sumaru04

全体的な、高さを揃えなければなりませんので、画像のように糸を張り、ほかの列との高さに気を配りながら葺いていきます。
sumaru05

地葺き4

軒瓦の施工が着々と進行しまして、地葺きも一段と加速しそうです。

広い面では、このように地葺きが進んでいます。
jibuki18

また、もう一方の面では、隅棟際の瓦切りが始まりました。
jibuki19

軒瓦と平瓦が葺かれると、軒巴と素丸が葺かれて行くわけですが、その前段階として軒巴の選別を行います。角度を一枚一枚測定し、配列を決めていきます。
jibuki21
jibuki22

選別を終え、軒巴が取り付けられている様子です。
jibuki23

軒瓦の上に黒い物体が見えると思いますが、これが月曜日に入材しました”なんばん”です。今週はさらに140袋入材の予定をしています。
jibuki24

今週の大きな動きとして、18日(土)に二回目の荷揚げを予定しています。

地葺き3

今日は、一日を通してよい天気でした。皆様の中にも、各地へお出かけになった方もいらっしゃる事でしょう。
さて、当現場においては、作業が進行しております。
まず、先週着手しておりました軒天との取り合い箇所も一段落しました。軒天が仕上がった後に面戸瓦を取り付けて完了します。
jibuki14

また、軒巴や素丸を納める時に必要になりますので、なんばんを搬入しました。とりあえず必要な分だけということで40袋入材しました。およそ30kg/袋くらいあると思います。棟などにも使われ、総数1,000袋程度が使われる予定です。
nanban1

次に、平瓦が葺かれている様子です。上から見おろすように撮って見ました。桟木工事の中で、縦桟木を施工しておりますが、内部はこのように納まっています。一枚の瓦が二本の縦桟木で挟まれています。これによって、瓦のガタつきを無くし、がっちり固定することが出来ます。この縦桟木のことを挟み桟と呼ばれる方もいらっしゃいます。
jibuki15

最後は、軒が反っている部分の施工の模様です。糸に合わせて細かく調整しながら取り付けをしてもらってます。
jibuki16
取り付けが進むとこのようになります。綺麗な曲線が出来つつあります。
jibuki17

前準備1 トンボ作成

昨日書いてましたように、本日は現場はお休みでした。
こういう時に、着工前に準備としてやってきたことをご紹介しておきます。

今回は、通称トンボの作成についてです。トンボとは、瓦を緊結するために銅線を巻きつけた釘やビスのことを言います。
銅線は、ホルマル線と言うポリエステル系の合成樹脂で被覆されている物を使ってます。試しにホルマル線でググってみますと、用途としては汎用モーター、携帯用発電機、乾式変圧器、各種電磁ソレノイドコイル、各種家庭用モーター等との記述がありました。確かに、屋根の材料として記述されていた物は少なかったです。
話を戻しますと、用途別に1.2~1.6mmと太さを使い分けています。また、長さも用途別に分けてます。メーカーから出荷時の荷姿は、コイル状になってます。サイズごとに異なりますが、おおよそ30kg/巻といった重量になります。今回は計4巻準備しました。現在の動向は分かりませんが、相場の変動が激しく、早めに品物を押さえました。

画像は、6月28日の物です。ちょうど梅雨時期でして、現場仕事が出来ないときにピッタリの仕事です。釘やビスが抜け落ちない程度に、銅線を締めてます。締めすぎると、線が切れてしまいます。
tonbo1

これは、軒巴用です。下地の鉄骨に留め付けるために、鉄骨用のビスに巻き付けています。
tonbo2

いくつ作ったか判らなくなってきますので、100本を一束としてまとめました。また、用途により線の太さと長さが異なりますので、保管にも気を使いました。

画像は、素丸瓦用です。これで20数束だったでしょうか。
tonbo3

素丸瓦用の5,400本を筆頭に合計で8,000本を超える数を作りました。今年は梅雨明けが早く、作り終える前に梅雨が明けてしまい、結構焦りました。

軒付け難航

今日は、2ヶ所の軒瓦施工が進められました。パッと見、下地のラインは比較的良好だと思われていたのですが、実際に糸を張り、軒瓦を納めて行く段階になると、決してすんなりとは行かない模様です。木造並みの精度を鉄骨に求めるのが酷な話なのかも知れませんが・・・。

1ヵ所目の施工の模様です。調整に調整を重ね、ここまで綺麗に納めてもらいました。
jibuki11
jibuki10

軒瓦が納まると、続いて平瓦が葺かれていきます。
jibuki12
jibuki9

2ヵ所目のほうが大変そうです。不陸(凹凸)が顕著で、作業が難航しています。
jibuki11

日曜日に現場にて式典が予定されており、明日はその準備をされるため、現場はお休みになります。ですが、当ブログは営業しますので、よろしくお願いします。

地葺き2

今日も秋晴れで汗ばむ陽気でした。
今日の作業内容は、1.軒巴を留めつけるための銅線(通称 トンボ)取り付け、2.地葺き、3.軒反り部の瓦座の加工でした。

軒巴の銅線は、鉄骨の下地から引っ張るため、鉄骨用のビスで留めつけました。結構力が入る作業です。軒巴の本数と同じ570個を取り付けています。
tonbo1

地葺きは、昨日から引き続き軒天取り合い箇所の他、大屋根の軒瓦の取り付けも始まりました。
jibuki7
jibuki8

鉄骨に当たる個所も、きれいに切り合わせて納めてもらいました。
jibuki5

軒巴も、このように納まっています。
jibuki6

大屋根の軒瓦は、糸を張り調整をしながら、取り付けていきます。ちなみに、画像は調整前の画像です(笑)
jibuki4

明日からは、地葺きもペースアップしそうな話です。

地葺き開始

今日は、気温が高めで、結構汗をかいた一日でした。昨日からの刀根地の桟木打ちが残っており、引き続き作業を行いました。また、大屋根の軒天と取り合う箇所の地葺きを始めました。軒瓦はビスで留めつけるようにしてましたので、穴開けの加工を行いながらの作業になりました。
jibuki1

そして、横桟木に対してビスで留めつけていきます。
jibuki2

下から見ると、このように納まります。加工した瓦座にピッタリ乗っかってます。
jibuki3

tag : 刀根地 軒瓦 ビス 瓦座

刀根地

昨日の荷揚げの疲れを残しつつ、今日は刀根丸を施工する箇所の桟木打ちを行いました。いよいよ明日から地葺きといったところでしょうか。
sangi7

打ち終わると、こんな感じです。一番てっぺんから撮ってみました。スキーのジャンプ台を連想させそうな雰囲気です。
sangi8

昨日、荷揚げ作業の手伝いをしてまして撮影が出来ませんでしたが、このような荷揚げのためのステージを準備しておりまして、この上に一旦パレットごと降ろしてました。あとは人海戦術で屋根面に配ってました。1トン超の物を置きますので、住宅の柱にも使うことがある105×105mmの木材で組み上げました。
niage4

tag : 刀根丸 桟木

第一回荷揚げ

今日は予定通り荷揚げを行いました。建物のサイズも大きいので、25トンクレーンを手配してました。余談ですが、このクレーンの燃費は1km/ℓとか・・・。記憶が正しければ、F1マシンより悪いんですね・・・。
niage1

最も荷揚げが困難と思われる二面に瓦を揚げました。枚数にして、本葺平10,440枚 軒瓦260枚を揚げることが出来ました。皆さんお疲れ様でした。拙者も手伝いをしましたが、足が痛くなってしまいました。
niage2
niage3

tag : 荷揚げ クレーン 本葺平 軒瓦

工事本格始動 その2

下葺材の施工が終わる頃にタイミングを合わせ、桟木の搬入を始めました。
画像の桟木は、杉材で21×45×4000mmの物です。これは、あくまでもごく一部で、合計で3回搬入してもらいました。(仮置きスペースが少なく、一度に入れることが出来ません。)この他に、15×30mmの物もあります。総数で7~8000本程度準備しました。
sangi1

また一方で、親方が屋根の寸法を確認し、実際の瓦の寸法で割付をしている様子です。割り付けた寸法で墨出しをします。屋根が大きいし、反り形状なので、結構手間のかかる作業ですね。作成した図面に比べ、最大で20cm程大きくなっていたとか。まあ、屋根のサイズが大きいので何とかなりますね。
warituke1

墨出しを終えると、今度は流し桟木(21×45mm)の取り付けです。今回の流し桟には二つの役割があります。一つ目は、瓦の中に進入した水を軒先まで流す水抜きの役割があります。二つ目は横桟木(実際に瓦を引っ掛けて留め付けるための桟木)を固定するための受桟の役割があります。この流し桟木は、鉄骨の下地に留め付けるため、専用のビスを使ってます。
sangi2

流し桟を施工する過程で、隅棟廻りの下地調整も行います。鎖に合わせ綺麗な曲線を出します。何といっても曲線が命ですからね。
sangi3

流し桟木の取り付けが終わると、それぞれに墨出しを行った後に横桟木(21×45mm)・縦桟木(15×30)の取り付けを行います。
sangi4
sangi5

また、軒先の瓦座の取り付けも行いました。実際の唐草瓦から型を作り、木材を加工して作りました。全長で196mあります。
kawaraza1

月末が近くなると、瓦の搬入を開始しました。総数で5万枚超の瓦が使われます。画像の瓦は、あくまでも一部にしか過ぎません。パレット数にして70パレット弱です。配送の運転手さんに聞きましたが、総数で180パレット程度になるそうです。
hannyu1

これは、10月4日の画像です。屋根前面が木の色になってしまいましたね(笑)。下葺材が見えなくなってしまいました。
sangi6

足場などの設置も終わり、10月6日はいよいよ一回目の荷揚げです。
asiba1

tag : 割付 流し桟木 横桟木 縦桟木 瓦座 下地調整

工事本格始動

とりあえず、ここまでのダイジェストです。

2008年のGWに鉄骨の詳細の打ち合わせが終わりました。
その後、鉄骨屋さんは急ピッチで加工を進められ、7月に入っていよいよ建て方です。
後日聞きましたが、この建物に使用される鋼材は、およそ300tとのことでした。
ジャンボジェットと同じ位といったところでしょうか。
tatekata1

およそ1ヶ月後の8月8日に、屋根の下地板に使用される耐火野地板(硬質木片セメント板)が搬入されている様子です。ちなみに一枚のサイズは1820×910×18mmで、重量は34kg/枚のようです。
taikanoji1

およそ1ヶ月後の9月5日の画像ですが、耐火野地板の施工後、軒先に鼻隠しとしてALC(軽量気泡コンクリート)が取り付けられました。この材料は外壁にも使われるということで、外壁屋さんに聞いたところ1,000枚超の材料が必要だそうです。ちなみに一枚のサイズは1800×600×50mmです。余談ですが、木造住宅の外壁に使用すると、火災保険がお得になるとか・・・。
taikanoji2

そして9月10日、いよいよ我々の出番が来ました。画像は9月11日の物ですが、まずは下葺材の施工です。今では標準的に使われるようになりましたゴムアスルーフィングを使用しています。1×21mの品物で、ロール状になってます。重さは、21.5kg/本で、この現場では約80本使用しています。普段、住宅の工事をやってますが、平均7本あたりでしょうか。デカイ屋根です。
taikanoji2


tag : 鉄骨 耐火野地板 ALC ゴムアスルーフィング

プロフィール

himomaru

Author:himomaru
瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

このブログはリンクフリーです。

画像をクリックしていただくと、大きいサイズで見ることが出来ます。

FC2カウンター
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブログランキングに参加してます
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。