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鬼瓦発注図面4

いつもご覧いただきありがとうございます。

これは、拝巴の上に乗る部分の寸法が記入されているものです。
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このように、ピッタリと納まらないといけませんので、ここの寸法は重要です。
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足は刀根丸の上に乗りますので、勾配を指定しなければなりません。10.6寸勾配ですから、45度を超える傾斜ですね。
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しかも、刀根丸に乗る部分の形状も、このように指定します。これは、足の断面図になります。刀根丸の形状に合わせて、足にも細工が必要です。
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実際の画像がこれです。
omune04

微調整の範囲で、このようにピッタリと納まりました。
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鬼瓦発注図面3

今回で、パート3になりました。年明け早々ということもあり、ネタ不足のため小出しで行きたいと思います(笑)。

さて、さらに細かく見ていただきます。これは、大屋根の大棟鬼部分を切り取ったものです。
cad26

まず、頭の部分の側面の勾配です。
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そして、真横から頭を見たものです。頭の部分だけで、2尺4寸(727mm)。確かに大きかったです・・・。大棟鬼合端のときは、パーツ状態の鬼瓦を二人で動かしていました。梱包を解いた時に触れましたが、足まで組むと全長でおよそ164cmでした。重量も結構なものでした・・・。
また、棟は反らせている訳ですが、鬼瓦の角の部分を含めてのラインですので、勾配とたるみもこのように指定します。
cad31

鬼瓦発注図面2

昨日に引き続き、鬼瓦発注時に作成された図面をご紹介いたします。

これが、昨日ご紹介いたしました鬼瓦発注図面です。

妻側の芯で区切り、大屋根と向拝屋根を一枚の図面で描いています。
向って右側が、大屋根を描いたものです。
cad24
そして、左側が向拝屋根を描いたものです。
cad25

ここでワンポイントですが、屋根の反りのラインについてです。向拝屋根のラインは、大屋根のものを縮小しただけでは、たるみがきつすぎるとのことで、たるみの比率のみを同一に揃えているそうです。そうすることによって、二つのラインが同じような感じで見えるそうです。

鬼瓦発注図面

今日は、親方に提供してもらった図面をご紹介したいと思います。これは、鬼瓦を発注する際に描かれた図面なのですが、形状や寸法などを細かく指定するものです。

葺師は、きちんと納めるために、屋根の納まりについて詳細に把握している必要があります。
一方で、鬼師は、これを基に製作するわけです。原料は、普通の瓦と同じく粘土を使用しています。形を作り上げ、乾燥と焼成という工程を辿りますので、当然のことながら出来上がり時は小さくなります。この収縮を考慮しながら製作しなければなりませんから、高度な技能が要求されます。しかも、大棟鬼でご紹介しましたように、鬼瓦によってはパーツに分かれていますので、それぞれの整合性も要求されます。こういったプロ同士の仕事が、最終的に美しい屋根を作り上げていきます。

これが、実際の図面です。
cad21

今回の工事では、大棟鬼・降鬼・隅鬼・二の鬼というように4種類の鬼瓦を使用しています。基本的に、形状は同じなのですが、大屋根と向拝屋根では寸法が異なります。従って、8種類の鬼瓦について製図する必要があります。この1枚の図面で、すべての鬼瓦が描かれています。

細かくは、改めてご紹介していきたいと思います。

箕甲打ち合わせ図面2 

今日は、珍しい時間帯の更新です。昨日に引き続き、図面の中身をご紹介したいと思います。

少し切り取って表示させてみました。正面から見た時と真横から見た時を一つの図で表現されたものです。赤や緑などで描かれている線は、左右で同一のものです。さらに、1から18まで番号がついていますが、それぞれのポイントで段差の寸法を出しているという意味です。
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ここは、頂点である拝み部分です。ここをスタート地点として、軒先方向へ向かって下りて行きます。ここでは、袖地の方が若干高くなっています。
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ここは、1~3番です。1番で同じくらいの高さになり、2~3番にかけて、袖地の方が下がってきました。
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ここは、4~6番です。
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そして、7~9番です。
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9番付近で段差が最大となります。
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そして、10~12番、
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12~15番と段差が小さくなっていきます。
cad19
そして、16~18番です。18番は破風尻の位置です。
cad20

図面を作成するのも大変ですが、この通りに鉄骨を加工されるのは、更に大変な仕事だと思います。さぞ、鉄骨屋さんも御苦労なさったことでしょう。特に、このような物件ですと、うまい具合に連携が取れていないと、良い仕上がりにはなりませんね。
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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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