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特有の割れ

お客様のご依頼で、屋根の補修に出動しました。

屋根材のタイプは以前から知っていましたので、ある程度状況は予測出来ていました。

屋根に登ると、『やはり』という状況でした。
hosyu hosyu
hosyu hosyu
スリットが入った商品特有の割れです。スリットがある分、構造的に弱いのか、このように割れるのは珍しくありません。意匠的には、乱葺き調で雰囲気のある商品なのですが、こういった弱点を持ち合わせているようです。ちなみに、一枚目の画像に洗濯ハサミが写っていますが、これはカラスの仕業と思われます(笑) この建物は三階建てで、周囲にこれより高い建物が無いので、人為的なものではないでしょう。

さて、これに対する処置の仕方ですが、施工マニュアルにも記載がありますが、破片が残っている場合は、この破片を接着します。
hosyu hosyu
破片が無い場合は、同じような破片を、新しい本体を加工して作ります。そして、同じように、接着するようになっています。

中には、このような処置の方法に納得されないお客様もいらっしゃいますが、その場合はその他の商品同様に交換と言う事になります。ところが、割れた本体を取り除く際に、上部の本体が次々と割れてしまいます。その結果、膨大な量を交換する事になり、工事が終わるまで必要枚数が分からないという事態に陥ってしまいます…。実際には、交換が出来ないとお考えになってもよろしいのではないでしょうか。

上記の商品は、既に製造休止になっていますが、現行でもスリット商品が存在します。これから屋根材を検討される方は、このような事も念頭に置かれ、商品選定を行っていただきたいと思います。
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tag : 補修 スリット 破片 交換

現場調査44

ここ最近、ブログの更新が出来ない状態が続いていました。その間にも、多くの方に来ていただきまして、ありがとうございます。FC2を利用されているブロガーさんへの訪問もキッチリ行いたいと思いますので、今しばらくご容赦下さいませ。

さて、今日は、お取引先のご依頼で、メンテナンスに出動しました。事前に、写メをいただいて、ある程度予測をした上で出動することが出来ました。

問題の箇所は、ココです。
research
非防災の平板瓦で、棟の面戸しっくいが剥離している状態です。お取引先のご依頼は、数箇所にこのような状態があるので、補修して欲しいという内容でした。

ところが、このような棟の納まりでは、コテが棟土上部の方まで入らない為、一旦棟瓦を取り外し、しっくいを塗る事になります。

事前の写メを見た段階では、もしかして棟金具が入ってないのではとも考えましたが、その心配には及びませんでした。
research
ただ、全体的に見渡してみると、あちこちに剥離が見受けられました。棟土の状態も悪く、この上からしっくいを塗ったとしても、良い結果は得られそうにない状態でした。

そこで、一旦棟瓦を外し、棟土を除去した後に、なんばんで仕上げる方法をご提案させていただく事にしました。その際、一箇所谷がありまして、銅板が使用されていました。数年内に、穴開きが起りそうな状態でしたので、ここの谷樋の交換も合わせてご提案させていただきます。一回で終わらせれば、結果的に費用が安く抑えられます。

tag : 補修

話は、予想外の方向に

お取引先のご依頼により、屋根の調査に出動しました。

家主様からのお話では、リフォーム訪販業者さんから、瓦が割れているという指摘があったと言う事でした。平部なら、その場で交換出来るかも知れないので、楽勝気分で現場に向かいました。

平屋建てのシンプルな寄でした。瓦は、石州の和瓦で銀黒が葺いてありました。
research
当日は、厚い雲に覆われ、光線状態が悪かったため、最初は他の産地の瓦と見間違えました。

というのも、全面コーキングによる接着が施されており、美しい光沢は完全に失われていました…。
research
瓦を汚してしまうため、コーキングによる瓦止めには、良い感情は持てません。

さて、肝心の調査ですが、家主様からお話をうかがうと、瓦の割れではなく面戸しっくいの剥離が問題である事が分かりました。

ここからは、面戸しっくい塗り直しを前提とした見方になる訳ですが、自体に大きな問題が見つかりました。
research research
チリが取れておらず、台のしの継ぎ目から入った雨水は、の内部へと導かれます。この状態では、面戸しっくいの塗り直しは出来ません。また、のし自体も勾配が取れておらず、水切れが非常に悪い状態となっています。

家主様に聞いたところ、やはり雨漏りが発生したようです。この箇所は、のし勾配が取れていないばかりか、逆勾配になっていました…。
research
別の業者さんでメンテナンスをされたようで、コーキングはその時の物のようです。雨漏りのメカニズムが分かると、こう言った処置は無意味なものであると、家主様にはご理解いただきました。

このの状態のままでは、補修を行う事が出来ない為、既存の棟を全て解体し、新しい瓦で積み直す事をご提案させていただきました。話が思いがけない方向に進んだため、家主様は、かなり衝撃を受けておられました。

tag : 雨漏り 現場調査 コーキング

苦肉の策

昨年の記事手間がかかる屋根補修工事が、今日完了しました。

面戸の補修は、当初の計画通りに、部分補修となりました。

そして、大がかりな工事が予想されていたですが、棟を解体して樋を交換すると、工事代金が高額になる事が懸念されていました。元請け様と家主様の協議の結果、内容の大幅な見直しが行われました。

その結果、銅製樋の穴開きは、塗膜防水による対処となりました。
tani
施工は、専門の防水工事業者さんが行われました。

防水屋さんの工事が完了後、際の瓦を復旧して、工事完了です。

このような立派な屋根の場合、樋の素材を吟味するだけでなく、親方がやっているような谷平瓦は、谷樋の腐食を防ぐだけでなく、見た目も美しい納めで、おススメです。

さて、肝心の親方ですが、最近ブログの更新が途絶えてます。聞きましたところ、忙しい日々のようです。落ち着いたら、ブログの方も再開出来るかも?

tag : 谷平瓦 補修

手間がかかる屋根

今日は、お取引先のご依頼により、屋根の調査に出動しました。

ご依頼の内容は、棟の面戸しっくいの補修でした。

全体的ではありませんが、部分的に剥離が進んでいる箇所が見受けられました。
omune
元請け様のご指示により、部分的な補修で対応する事になりそうです。

ところで、こちらのお宅は、数年前に雨漏りの調査にお伺いした事があります。その時は、銅製の樋に穴が開いており、そこから雨漏りが起きていました。室内に雨漏りしている箇所も、穴開きの箇所から極めて近い位置にあるということから、下葺き材に傷みがある事が予想されましたので、既存の樋を撤去後、下葺き材を増し貼りし、新しくステンレス製の樋を入れる内容のご提案をさせていただいていました。その後、工事金額が高額になる為、工事は見合されました。

とは言え、雨漏りは放置できませんので、家主様が応急的に樋にテープ等を貼り、雨漏りを凌いでおられたようです。
tani tani tani
中には、ビニール袋を貼られたところもあり、袋は劣化の為ボロボロになっていました。数年内には、再び雨漏りが起きる気がします…。

なお、見積金額が高額になった理由は、これです。
omune omune
樋の交換工事に際しては、棟の解体を要しますが、棟が立派過ぎて、解体及び復旧に多額の費用が必要になってくるのです。加えて、雨仕舞を無視するかのような複雑な造りの部分もあり、高額な費用に拍車をかけています。は、数箇所あるのですが、その殆どはこのような棟が絡んでいます。

最後になりましたが、棟の仕上がりが微妙だった事は、この際触れない事にしておきます(笑)

tag : 雨漏り 補修

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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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