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屋根でも品薄…

先週の記事の現場も、下葺き材の施工が終わり、軒先水切の取り付けを行いました。
noji sitaji

さて、先週のNHKのニュースで、断熱材の品薄が報じられていましたが、屋根業界でもアスファルトルーフィング品薄状態に陥っています。

以下は、日本屋根経済新聞からの引用です。

【引用始まり】
現在、アスファルトルーフィング940が末端で品不足を来している。原料となるブローンアスファルトの供給量が減っている事が大きな要因で、安定供給再開の見通しは立てにくい状況にあるという。
ルーフィングメーカーによると、①石油元売り3社のうち2社が今秋、相次いでブローンアスファルトの製造から撤退して1社のみとなった ②元売り会社の設備点検が予想以上に長引き、アスファルト生産に影響を与えている ③石油元売り会社が国内景気の低迷に伴って原油処理量を削減している。これらの理由のほか、最近の新設住宅着工の“活況”も品薄に拍車をかけている。(以下省略)
【引用終わり】

取引のある問屋さんから聞きましたが、現在下葺き材の販売は予約制になっているとか…。倉庫内を見ましたが、以前は大量に在庫された下葺き材が、姿を消していました。何を葺くにしても、下葺き材は不可欠ですので、年明けが不安に感じます。

今回の現場は、職人さんが乗り込む前日に材料を搬入しました。
sitaji
夜間は無人になる現場です。盗難が非常に心配でした。なるべく目立たない場所に置くしか、自衛手段がありません。無事に貼り終えたのが、何よりです。現場の監督さんもおっしゃってましたが、断熱材の盗難を、非常に恐れておられました。

現場を見渡していると、ノボリがありました。
snap
拙者も、どうにか年が越せそうです(笑)

皆さん、安全作業に努め、良い正月を迎えましょう。
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tag : アスファルトルーフィング 品薄

取り付け不能

今日は、お取引先の要請で、打ち合わせに行って来ました。

非住宅の物件で、鉄骨の建て方作業が始まっており、現場内に設置してある現場事務所での打ち合わせとなりました。今回屋根工事を行う屋根は、アルファベットの〝C〟のような形で、水上は片流れ棟になっています。屋根材は、KMEW(株)さんのコロニアルクァッドを施工予定です。

設計上、こちらの片流れ棟に棟換気を取り付けるようになっています。ところが、納まりの関係で取り付けることが、出来ない事が分かりました。

納まりを、簡単な絵にしてみました。
katamune
外壁に100mm厚のALC(軽量気泡コンクリート)が使われるのですが、この仕様ですと、開口位置が外壁材の上に来る為、小屋裏を換気することが出来ません。この為、棟で換気する方式から、外壁から換気する方式に変更される事が決まりました。

一般的な木造の屋根でも、取り付けが可能な屋根の納まりが指定されていますので、予め施工マニュアルなどで確認が必要です。

以前に書いたことがありますが、今回の片流れ棟に限らず、寄棟においても、棟換気を取り付ける場合には、色々と制約を受けることがあります。小屋裏換気を考えた場合、屋根形状は切妻に限りますね!

tag : コロニアル 片流れ棟 換気

棟換気 L300型

先週の記事野地板の取り扱いの葺き替え工事が、今日完了しました。使用した屋根材は、KMEWさんのコロニアル クァッドです。

この工事に際して、棟換気を取り付けることが、一つのポイントとなりました。

屋根形状は寄棟で、大棟の長さが1.82mしかないため、使用できる換気役物が限られてきます。より換気量が大きな役物を使うことが求められ、こちらの屋根ではL300型の1Pを使用しました。

棟包と同一形状のS型に比べると、部材も複数になり、取り付けもやや複雑になります。

棟に規定の開口を設け、水切りを取り付けます。その後、ベースの金物を固定する為のビスの位置に、補助シートを貼ります。
kanki

ベースの金物を固定した後、換気部材を取り付けます。
kanki

カバーを取り付けて、作業は完了です。
kanki

tag : KMEW 棟換気 L300型 コロニアル 寄棟

日頃のやりとりの中で

今日は、補修工事に出動しました。

工事内容は、樋の交換と部分的に平部を葺き直すというものです。

初日の今日は、樋の交換の内、一箇所を施工しました。
hosyu hosyu hosyu
取り合うを含め、一旦瓦を撤去し、下葺き材を増し貼りした上で新しい樋を取り付けます。そして、周辺部の瓦の復旧です。元の状態が良くない為、際の瓦を切り直しました。

ところで、お客様から電話でお問い合わせをいただいたりする機会が多く、その中で間違いやすかった事例を書きたいと思います。

まず、瓦の色についてです。これは、和瓦に限定される話です。
ibushi いぶし
ginguro 銀黒(ぎんぐろ)
silver シルバー
この三色は、お客様のお話を伺う上で、混同しやすい色調です。製造元により色調の呼び名が異なることもあり、上記の一般的な呼び名で区別していただければ、工事店さんには通じやすいと思われます。

また、特徴として、いぶし瓦は製造方法の違いにより、割っても中が黒い事が挙げられます。
ibushi

次に、シルバーに関してです。年数と共に表面が変化していきます。
silver silver silver
たまに、色が違うという指摘を受けますが、こう言った事情があるのです。

もう一点、お客様が混同されやすいのは、に関してです。

モデル画像としては微妙なのですが…。
mune
これは、大の画像です。厚のしを3段積み、冠瓦として紐丸瓦を使用している例です。

一般のお客様に多いのですが、『瓦が割れている』といった表現で連絡を頂くケースが少なくありません。ところが、実際に拝見すると、面戸に使用されている漆喰にヒビが入っていたり、剥離しているケースが殆どです。

ちょうど、を解体している時が撮れましたので、アップします。
mune
内部には、土が使用され、表面を漆喰で仕上げるやり方です。この漆喰のみが剥がれ落ちているのです。最近では、なんばんを使われる工事店さんが多く、このような剥離が起きる事も減ったと思われます。また、グレードの高い施工になると面戸瓦を使用するケースもあります。

tag : 補修 シルバー 銀黒 いぶし 面戸

雨ニモ勝テズ5

今日は、雨の予報が出ていましたが、午前中は何とか持ちこたえてくれました。

そんな中、先日の記事届きましたっ!の現場ですが、現在地葺き中です。

特に『すごいでしょ。』と言う訳ではなく、ごく標準的な施工なのですが、ご紹介しておきます。

まず、部です。
tani
下葺き材は、捨貼りを行ったあと、左右から重ねる様に貼ります。下葺き材の幅は1mですので、芯から50cmの範囲は、下葺き材が3重になっています。
樋はステンレス製の物を使っています。樋の両端は15mm立ち上げ、更に15mm折り返しを設けています。厚みは0.3mmの物を使っています。ステンレス自体、硬い素材なので、現場での加工を考えるとちょうどよい厚みなのではと考えます。また、瓦の上にを乗せる納まりの場合、板が厚過ぎると、瓦に馴染ませる事が困難になり、かえって雨仕舞いを悪くする気がします。
また、面戸を取り付ける事により、谷樋から雨水が超える事を抑制する他、谷際の瓦の座りを安定させています。

次に、部です。
nokisaki_mizukiri
瓦は、通常の釘留めの他、瓦が乗っかる破風板に対して、アンダーラップ部分を釘で押さえます。これにより、強風時の瓦の浮き上がりを抑える事が出来ます。この釘は、数字の“7”のような形状をしているため、我が社では“セブン釘”と呼んでいます。
また、先には水切りを取り付けています。万が一、瓦の内部に雨水が浸入した際、樋まで流すという役割があります。この他、瓦を伝わった雨水が、樋に落ちず、樋の内側に戻る現象が起こるのですが、その際にも戻った水が水切りに当たり、樋方へ誘導してくれるという役割も持っています。

そして、流れ壁です。
kabetomari
下葺き材を300mm以上立ち上げ、捨て水切りを取り付けます。また、軒が壁に突き当たる箇所には、下葺き材を捨て貼りする必要があります。ここで、ワンポイントです。切妻の棟違い等で見られる所ですが、軒が壁に突き当たる箇所です。ここは、捨て水切りの端部の処置を怠ると、雨漏りしやすい箇所です。捨て水切りの端部が外壁の外に出ていないと、捨て水切りを流れる雨水は、壁の内部に流れ込むという事になってしまいます。そのため、捨て水切りの端部に“水止め”を取り付け、確実に外壁の外に雨水を流すようにしています。こういった箇所で雨漏りの問題を抱えてらっしゃる方は、高い確率で捨て水切りの納まりに問題があると考えます。

tag : 流れ壁 雨漏り

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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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