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引き出しの中から・・・

久しぶりに、デスクの引き出しの中を見てますと、大変懐かしい写真が出て来ました。

もう10年以上前になりますが、とあるお寺様の山門本葺き瓦で施工した時の写真です。なお、施工は今よりフレッシュだった親方(笑)にやっていただきました。アップしている画像は、フィルムカメラ時代のもので、ネガが発見出来ず、L版の写真をスキャンしていますので、画質がいまいちですので、予めご了承ください。

まず、建て方が行われ、屋根仕舞が終わった時点からです。
tatekata

妻側は箕甲納めで、下地はこのように作っていただきました。
tatekata

下葺き材を貼り、横桟木の施工です。
sitaji kawaraza
下葺き材には、流し桟機能のある表面に突起が付いている物を使っているため、流し桟は施工していません。

必要があり、下地の修正を行いました。
sangi sangi
座刳りした瓦座も付いています。

縦桟の施工が終わりました。
sangi

箕甲の下地も、この通りです。
minoko

次回は、瓦葺きの様子です。
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tag : 山門 本葺き 縦桟 横桟 箕甲 瓦座

大規模社寺物件 その4

今日は、親方から画像を更に入手しましたので、施工中の模様をもっと細かく見ていただこうと思います。念のためですが、現場自体は既に完了しておりまして、現在進行形ではありません。

まず、着工から3日目です。
sangi10
大屋根において、基準を出している様子です。この基準が文字通りスタートラインになりますので、非常に重要な作業と言えます。
また、以前の記事で触れましたが、こちらでは下葺き材は二重張りの仕様になっています。一層目にゴムアスルーフィングを張り、その上に突起加工が施され流桟木のような機能を持った下葺き材が張られています。
基準を出し終えると、瓦を仮置きします。
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そして、工事は本格稼動となっていきます。

着工から約一週間後です。大きな面で横桟木の施工が進んでいます。
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横桟木と下葺き材の施工は、同時進行です。こういった屋根ですと、やはりこういうやり方になりますね。

着工から約二週間後、横桟木を施工した後に、縦桟木のための墨出しです。
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着工から約三週間後の縦桟木施工の状況です。
sangi14
軒先側から大棟に向かって撮られています。画像上部は、未施工部分です。

着工から約一ヶ月経過。妻屋根でも横桟木の施工が進んでいます。
sangi15
また、反対側の妻屋根では、縦桟木の墨出しです。
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続きは、後日とさせていただきます。

社寺葺き替え工事 その1

最近では、ブログの内容が脱線(笑)してまして、それを見かねた親方がネタを提供してくれました。

昨年になりますが、12月26日付の記事谷瓦2で、こういった谷を見ていただいたことがあります。

今回は、そのお寺の葺き替え工事の模様を紹介したいと思います。なお、工事自体は、昨年行われたもので、現在進行形ではありません。

まず、工事前の画像です。

一枚目は、本堂です。
before01

二枚目は、門です。
before02

作業の流れとして、まず古い瓦の撤去行い、その後大工さんの木工事となります。

そして、屋根下地が出来上がると、瓦工事へと進みます。

下葺き材を貼りまして、割り付け及び桟木の施工です。
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横桟木には、溝加工が施されていますので、万が一の雨水の侵入にもバッチリです。縦桟木も施工されており、瓦をガッチリと固定することができます。当ブログ内においては、こういった役割の物を縦桟木と表現します。ちなみに、横桟木の前に施工する水抜きの為の物は、流し桟木と表現し、区別したいと思います。

ここが、谷部の下地造りです。
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そして、谷樋の取り付けです。谷のカーブがきついので、短めの物をつないでの納めになります。
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こちらでは、冒頭に書きましたように、谷瓦を葺きますので、仕上がった後には、この谷樋は見えません。

そして、次の工程は荷揚げです。
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こちらの現場は簡略葺きで、我が社も本葺きの現場で大変お世話になった井上瓦産業(株)さんの和型49判が使われました。

この続きは、明日以降ご紹介させていただきます。

刀根地

昨日の荷揚げの疲れを残しつつ、今日は刀根丸を施工する箇所の桟木打ちを行いました。いよいよ明日から地葺きといったところでしょうか。
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打ち終わると、こんな感じです。一番てっぺんから撮ってみました。スキーのジャンプ台を連想させそうな雰囲気です。
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昨日、荷揚げ作業の手伝いをしてまして撮影が出来ませんでしたが、このような荷揚げのためのステージを準備しておりまして、この上に一旦パレットごと降ろしてました。あとは人海戦術で屋根面に配ってました。1トン超の物を置きますので、住宅の柱にも使うことがある105×105mmの木材で組み上げました。
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tag : 刀根丸 桟木

工事本格始動 その2

下葺材の施工が終わる頃にタイミングを合わせ、桟木の搬入を始めました。
画像の桟木は、杉材で21×45×4000mmの物です。これは、あくまでもごく一部で、合計で3回搬入してもらいました。(仮置きスペースが少なく、一度に入れることが出来ません。)この他に、15×30mmの物もあります。総数で7~8000本程度準備しました。
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また一方で、親方が屋根の寸法を確認し、実際の瓦の寸法で割付をしている様子です。割り付けた寸法で墨出しをします。屋根が大きいし、反り形状なので、結構手間のかかる作業ですね。作成した図面に比べ、最大で20cm程大きくなっていたとか。まあ、屋根のサイズが大きいので何とかなりますね。
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墨出しを終えると、今度は流し桟木(21×45mm)の取り付けです。今回の流し桟には二つの役割があります。一つ目は、瓦の中に進入した水を軒先まで流す水抜きの役割があります。二つ目は横桟木(実際に瓦を引っ掛けて留め付けるための桟木)を固定するための受桟の役割があります。この流し桟木は、鉄骨の下地に留め付けるため、専用のビスを使ってます。
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流し桟を施工する過程で、隅棟廻りの下地調整も行います。鎖に合わせ綺麗な曲線を出します。何といっても曲線が命ですからね。
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流し桟木の取り付けが終わると、それぞれに墨出しを行った後に横桟木(21×45mm)・縦桟木(15×30)の取り付けを行います。
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また、軒先の瓦座の取り付けも行いました。実際の唐草瓦から型を作り、木材を加工して作りました。全長で196mあります。
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月末が近くなると、瓦の搬入を開始しました。総数で5万枚超の瓦が使われます。画像の瓦は、あくまでも一部にしか過ぎません。パレット数にして70パレット弱です。配送の運転手さんに聞きましたが、総数で180パレット程度になるそうです。
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これは、10月4日の画像です。屋根前面が木の色になってしまいましたね(笑)。下葺材が見えなくなってしまいました。
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足場などの設置も終わり、10月6日はいよいよ一回目の荷揚げです。
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tag : 割付 流し桟木 横桟木 縦桟木 瓦座 下地調整

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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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