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大規模社寺物件 その17

今日は、時折雨が降る空模様でした。その中、住宅の新築工事現場で、屋根仕舞が完了したとの知らせを受けまして、下葺き材の施工に出動しました。途中、盆休みをはさむため、風でめくれないように、野地板で押さえるといった処置をしてきました。これで、安心してお盆を迎えることができます。

さて、大きな社寺建築工事現場の方ですが、二回目の新年を迎えました。

降棟は、割熨斗を積み終え、衾瓦が施工されました。
kudarimune12 kudarimune13

隅棟の施工にも取り掛かりました。

まず、隅巴の取り付けです。
sumitomoe05

隅巴の次は、隅鬼瓦です。合端を終え、地組みが行われます。
sumi_oni03 sumi_oni04
隅鬼とはいえ、物凄いサイズです。

組み上がった隅鬼が、据え付けるために荷揚げされている様子です。
sumi_oni05

また、こちらの隅棟には、二の鬼が座る仕様になっています。二の鬼も合端作業が行われています。
nino_oni01 nino_oni02
二の鬼については、過去ログ大棟鳥居大棟割熨斗辺りを見ていただくと、どういった部位の鬼か、お分かりいただけるかと思います。

これまで、大屋根の模様が中心でした。下層の屋根も、本格的に工事が動き出しました。

縦桟木施工の様子です。
sangi18

その後、瓦座刳り並びに取り付けを終え、敷平瓦の施工です。
zaguri07 shikihira01

そして、下旬の様子ですが、大棟鬼瓦の足を組む際に下地として使われる鉄骨が、運ばれている様子です。
omune_oni34
画像で見た感じ、鬼一組分の物と思われます。
鬼瓦や、こういった鉄骨の設計と製作、それに施工それぞれに高度な技量が求められる、かなりハイレベルな仕事ですね。

続きは、後日とさせていただきます。
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tag : 二の鬼 敷平 隅鬼 降棟

大規模社寺物件 その14

瓦工事着工から、丸一年が経過しようとしています。

棟の施工に備え、熨斗瓦の加工が始まりました。

これは、熨斗瓦を所定の寸法で切っている様子です。
noshi06

また、捨熨斗の加工も着々と進んでいます。
noshi07
前々月に、作業所内に熨斗瓦が運び込まれ、選別作業がスタートしていました。捨熨斗の加工が始まると、棟の施工が近づいてきたなと実感できます。

これも、同じ時期にスタートした大鬼の合端作業です。

阿形大鬼は、足の原寸取りを行い、裏張りの合端作業へと進みます。
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同月下旬、阿形大鬼の足裏張りの合端作業は終了しました。
omune_oni28

一方、対になる吽形大鬼の合端作業も開始されました。
omune_oni26
これは、二層目を仮並べしている様子です。

この他、降鬼瓦の地組みも開始です。
kudari_oni05 kudari_oni06 kudari_oni07

地組みが終わった降鬼です。
kudari_oni08
6尺3寸(≒1m91cm)降鬼です。横に立ってらっしゃる方と比較して、その大きさがよく分かると思います。相当デカいですね・・・。

そして、同月末に降鬼の据え付け作業です。
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続きは、後日とします。

tag : 大棟鬼 降鬼 合端 熨斗 捨熨斗

大規模社寺物件 その13

先週からの大雨で、予想はしておりましたが、雨漏りの問い合わせが入って来てました。今日は、二軒お邪魔しましたが、一軒は瓦に起因するものではありませんでした。

各報道を見聞きしていますと、かなりの方が被災されていまして、中には命を落とされた方もいらっしゃるようです。心からお見舞い申し上げます。また、本日気象庁の発表によりますと、今回の豪雨は、「平成21 年7月中国・九州北部豪雨」と命名されたようです。拙者にとっても、忘れることのない豪雨になることでしょう。

さて、しばらく間隔が開いていました大きな社寺建築工事の模様をご覧いただきたいと思います。

着工後11ヶ月目です。

下層屋根の横桟木施工の模様です。
sangi17

前月に着手された大棟鬼瓦合端作業も継続中です。
omune_oni22
これは、阿形の顔の部分です。この鬼瓦は、一体が口を開いている阿形と、口を閉じている吽形で対になっています。

足の合端も、同時進行です。
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また、同月中頃の画像ですが、降鬼瓦合端作業の様子です。
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かなりのド迫力ですね。

同じ頃、阿形大鬼の足の様子です。
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親方に聞きましたが、この大鬼の足ですが、片方の足で100個位のパーツに分かれているんだそうです。訳が分からなくなりそうな・・・。以前、この鬼瓦の足の部分の製作に携わられた方にコメントを頂きましたが、三軒の工房で手分けして作られたそうです。

また、この方も加盟してらっしゃる若手鬼士の有志団体で、『若鬼士会』という組織があります。こちらでは、ブログを運営してらっしゃいますのでURLをご紹介しておきます。”三州鬼瓦製造組合 若鬼士会

tag : 鬼瓦 合端

大規模社寺物件 その12

今日は、雨のため現場作業はストップしています。

さて、大きな社寺建築工事の模様に入りたいと思います。

現場は、着工後10ヶ月目に入りました。

前月、袖丸の選別並びに合端作業後、垂れの寸法切りが行われていました。

当月に入り、袖丸の施工です。
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納まり状況です。
sodemaru34 sodemaru35
なお、一箇所あたり袖丸は4筋の仕様となっており、垂れの長さ別に、1尺・7寸・5寸の3種類が使われています。数量としては、大屋根全体で掛瓦が212枚、袖丸の1尺と7寸がそれぞれ200本ずつ、5寸が400本とのことです。

下旬に入りますと、棟の施工に向けて、熨斗瓦の選別です。

まず、作業所に熨斗を運び込みます。
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サイズがあまりにも大きいので、運び込むだけでも重労働だったことでしょう・・・。

そして、選別作業です。
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作業に従事してある職人さんと対比してみると、熨斗がいかに大きいかわかると思います。
熨斗の選別方法については、のし選別でも触れておりますので、ご覧ください。

そして、同じ頃に、大棟鬼瓦の合端作業に入りました。
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画像は、顔の部分を合端している様子です。こちらで使われた鬼瓦は、阿形と呼ばれるタイプで、屋根形状により2組の大棟鬼瓦が使用されます。

足の部分も、パーツを仮に並べるところから始まります。
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ちなみに、片足だけで100個超のパーツ数になるそうです・・・。パーツを確認しながらの作業となります。

そして、足の合端作業に入ります。
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出荷時点でのパーツの状態です。
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もともとの鬼瓦のサイズが巨大で、しかも大量のパーツに分かれていますので、それを合端し一つの鬼瓦として組み上げていくのは、相当に難易度の高い作業だったと思われます。

続きは、後日とさせていただきます。

社寺葺き替え工事 その4

今日は、天気予報が当たりまして、お昼過ぎからまとまった雨になりました。葺き替え工事中の現場もありまして、非常にやりにくい一日でした。

さて、社寺葺き替え工事の現場ですが、箕甲の施工までご紹介いたしました。

今回は、棟工事から完了までです。

降棟の台熨斗を施工しまして、
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捨熨斗を納め、隅棟の台熨斗へと進みます。画像は、二の鬼が据え付けられた様子です。
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降棟の熨斗積みを終え、亀衾が納められました。
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曲線が綺麗ですね。
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そして、屋根工事完了の画像です。ビフォーアフターでご覧頂きましょう。
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アングルを変えまして。
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続いて、門です。
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棟と鬼瓦の画像です。
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そして、脇の棟です。なんとも愛嬌のある鬼瓦ですね。
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そういえば、同業で親しくさせていただいていますブロガー“もりたろうさん”の記事で、愛嬌のある鬼瓦を拝見したのを思い出しました。記事はこちらです。とてもすてきな鬼瓦をお迎えに、奈良まで行ってきました


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瓦の世界に少しでも興味を持っていただけたら、幸いに思います。

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